<Vol.27>サロンが生き残るための術を「ポーターの競争戦略」から学ぶ
「マイケル・ポーター」という人物をご存知でしょうか。
史上最年少でハーバード大學の正教授となった人物であり、経営学におけるエキスパートの人物です。
ポーターが提唱する経営理論は、
ライバルとの"競争環境"を踏まえながら、取るべき戦略を組み立てて徹底していこう
という考え方に基づいています。
この理論には
①コスト競争力で優位に立つ「コストリーダーシップ」
②違いを前面に押し出す「差別化」
③特定の領域に経営資源を集めて突破する「集中」
という3つの軸があります。
今日はこの3点をサロンに置き換えて考えてみようと思います。
<サロン運営の軸>
サロン運営に置き換えて考えてみると、
1、ライバルの動向を見極めること(ターゲット年齢層は?価格帯は?サービス内容は?店内の雰囲気は?セラピストはどんな人たち?)
それを踏まえた上で、
2、自分たちはどのターゲットに『集中』するかを決めること
そうした中でさらに、
3、『コスト面』で優位に立つのか、『差別化』を徹底するのかを選択していくこと
の3段構成となります。
では具体例で考えてみましょう。
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例えば近隣のサロンが「60分2980円」の施術サービスを売り出し始めました。
あなたの店舗はどんな戦略をとるでしょうか?
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