<Vol.92>さぁ来るぞ巨大な波が。セラピストの皆、準備はいいか。

各地で非常事態宣言が解消されつつあります。

1日の感染者数も低下し、世の中的に「コロナももう落ち着いてきたな」という空気感が漂ってきました。

感染症ですから100%の根絶は難しいものの、ピークはどうやら過ぎ去ったようです。

ただ。。

本当の戦いはこれからです。

およそ3ヶ月間止まってしまった世界経済の歯車は、一朝一夕では戻せません。

おそらく…今年の夏〜秋にかけて、世界的な大恐慌がやってきます。

そしてそれは僕たちセラピストにとって、とてつもなく大きな"追い風"になります。


<夏の過ごし方>

皆さんは今年の夏をどのように過ごしますか?

花火大会?夏祭り?プール?海の家?甲子園?

いいですねー!夏の定番です。

しかし、今年の夏はこのどれもが開催されません。

花火大会はすでに軒並み中止、地方のイベント(ねぶた祭りや阿波踊り等)も中止、引いては甲子園大会さえも中止です。

日本人特有の根強い同調圧力によって、全てを自粛という形に追いやってしまったツケは回り回って自分たちの首を絞めることになります。

イベントがない=人が動かない=お金が回らない…

経済の流れは人の動きに大きく左右されますから、人が動かない今年の夏は消費も雇用も生まれにくくなります。

楽しみが少ない夏、、

これは本当に大問題です。


<お金の行き先>

各種イベントがなくなることで楽しみを失った人たちは、おそらく身近なぜいたく品にお金を落とすようになります。

料理、DIY(日曜大工)、映画、ゲームなどなど。

ただし、これらはいずれも「飽き」と「限界」がくるものばかりです。

ではその先に来るものは何でしょうか。

。。

。。

そうです、「健康への投資」です。

この流れは確実にきます。

そして多くの人は自発的に運動する(ジムに通う)のが難しいでしょうから、行き着く先は「マッサージ」でしょう。

すなわち「セラピストの施術を受けに行く」という行為にお金を落とす人が増えてきます。

そしてさらにこの行為には

「健康になるため(免疫力を上げるため)」

という絶対的な建前(言い訳)が存在します。

つまり、支出における正当な理由になるわけです。

旦那さんがゴルフやゲームにお金を使うことには眉をひそめる奥さんも、

「健康のためなんだよ」「定期的にほぐされると調子がよくてさ」

の声に対しては、財布のヒモをゆるめるでしょう。

だからこそ、健康産業そしてセラピスト業界には今後"大好景気"がやってきます。

==

さぁセラピストの皆さん、準備はできていますか?

今こそ僕たちが世界を支える時です。

大きな波を共に乗り越えていきましょう。

ここから先は

29字

*一度購読すれば過去記事も含め全記事をご覧いただけます。 『ランチ1食分の自己投資』と思ってぜひご活用ください。

セラピスト特化型の人気コラムです。普段セラピストを教育する立場にある筆者が、セラピストとして大切なことをギュギュッとまとめてお届けします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?