<Vol.154>アマチュアとプロフェッショナルの違い
先日、読んだ本の中にとても興味深い一節がありました。
それは「アマチュアとプロフェッショナルの違い」です。
なるほど、なかなか興味深い内容で考えさせられました。
今日はこのことを深掘りしてみたいと思います。
<アマチュアとプロフェッショナルの違い>
一部要約を入れながら引き出したので、まずは以下を読んでみてください。
「大望を持ちながらレジスタンス(抵抗意志)に敗れたアーティストには共通点がある。それはアマチュアのような振る舞いをすることだ。彼らはまだプロになっていない」
「ここで言うプロフェッショナルとは1つの観念であり、医者や弁護士などの「専門的職業」に従事する人のことではない。アマチュアに対するものとしてのプロフェッショナルだ。この2つの違いをよく考えてみよう」
・アマチュアは楽しむためにプレーをし、プロフェッショナルは生活のためにプレーする。
・アマチュアにとってゲームはいわば副業だ。プロフェッショナルにとってそれは本業だ。
・アマチュアはパートタイムでプレーするが、プロフェッショナルはフルタイムでプレーする。
・アマチュアは週末だけ戦い、プロフェッショナルは週7日戦場にいる。
「アマチュアという言葉は「愛する」という意味のラテン語からきている。しかし私に言わせるならば、ゲームに対する愛情が十分ではない人たちがアマチュアだ。もし本当に愛していたら、それを片手間に、つまり天から与えられた使命とは違うものとして追求することなどできないはずだ」
「プロフェッショナルはゲームをこの上なく愛している。だからそのために人生を捧げる。フルタイムでそれに取り組むことを心に決める」
「私にとって「プロフェッショナルになる」というのはそういうことだ」
…いかがでしょう?
意味が伝わりましたか?
<仕事に投下する時間と労力>
「ゲーム」という言葉を「仕事」と置き換えてみると、理解が早いかもしれません。
アマチュアとプロフェッショナルの本質的違いは「どれだけの時間と労力をそこ(仕事)に費やしているか」に尽きます。
要するに、
・仕事の時間だけ仕事のことを考えるのがアマチュア
・人生の時間全てを仕事に捧げているのがプロフェッショナル
です。
試合の時だけ野球のことを考えているプロ野球選手はいません。
プロフェッショナルな選手であればあるほど、日常生活の全てを野球に紐付けて考えているでしょう。
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アマチュアの典型的なパターンは、1日8時間の勤務時間の中で全て(インプットからアウトプットまで)を完結しようとすることです。
こんなことを言うと「時代錯誤だ」「ブラックだ」と言われてしまうかもしれませんが、、
インプット(新しいことを学ぶ)の時間にまで「対価」を発生させようとする人間は、どこまでいってもアマチュアです。
「給料や手当がないと研修には参加しません」「それって交通費出ますか?」
いやいやいや、、そんな発言をしているからいつまでたっても二流のままで、稼げるようになれないんですよ。。
言っておきますが、あなたはむしろ払う側ですからね…。
そんな勘違いをしている人間が(特に)雇用スタッフの中には多いように感じています。
仕事で得られる対価というのは、その人間のアウトプット(他者貢献)に対して支払われるものであるということを忘れてはいけません。
仕事の時間以外にどれだけの時間と労力をセラピストという職に投下しているか、それがアマチュアとプロフェッショナルの明確な違いです。
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あなたの働き方はアマチュアですか?プロフェッショナルですか?
(きっとこのnoteを読んでいるくらいですから、プロフェッショナルの一員でしょう)
どちらを選ぶかはもちろん自由。
人生一度きり、後悔のない選択をしましょう。
では最後までお読みいただきありがとうございました^^
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