朝ノ詩
もうあまり「おはよう」とは言わなくなったね
その代わりに 君は
私の分の珈琲を入れておいてくれるけど
一緒に飲みながら 肘をついて
まだ少しまどろんでいると 静かな朝に
あなたの新聞をめくる音が
なぜがとても心地よくて
明日も君の分の珈琲は
僕が淹れるよ
昨日と同じことを言う彼をみて
今日もいつも通りの朝を迎えたのだと感じる
あなたがそこにいる朝を迎える
昔から変わらないふたり
それだけで
こんなに心がトクトクと熱くなるなんて
私は寝癖でボサボサの髪で
わざと顔を隠して
君はなんだか不思議そうだった
こちらの企画に参加して詩です
「昔から変わらないふたり」
これが私のバトン
誰かに渡せるといいな
ぜひご参加ください!
【参加方法】
詩の中のワンフレーズを、ポエムのタイトル、又はポエムの文中に入れるだけ。選ぶ「バトン」は、文中の中からご自由にお選びください。
参加される方は、「#ポエムで繋ぐバトン」というハッシュタグをつけてください。
私のこのnote、および受け取った「バトン」の元noteの二つを、記事内に埋め込んでください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?