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「絶対〇〇になってやる!!」宣言効果

本校では学期に数回全校漢字テストを実施しています。

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これはその対策のために1年生で実施しているクラス対抗漢字テストですが本番の全校漢字テストもほとんどこのような形式で20問の読み書きが出題されます。範囲は国語で使っているワークから、そして漢字検定3級レベルの問題(中学卒業程度)ですがこれがなかなかできません。全校で30クラスありますが入学してから全体に掲げている目標があります。それは

全校トップ10に1年生5クラスがランクインすること


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特進・進学コースや看護科など日頃から勉強をする習慣がついているクラスに対抗することはもちろん、まだまだ漢字の語彙力の乏しい1年生の半分に相当する5クラスがランクインすることはかなりハードルが高いです。しかし生徒の頑張りもあり徐々に成果が出始めています。それは明後日の全校漢字テストに向けて夏休みから2ヶ月間かけ「たったワーク見開き2ページ」の範囲を繰り返し繰り返し対策してきた賜物だと思います。それに加えて常に生徒や学年団会議でこの「1年生5クラスをランクインさせる」と目標を掲げてきたことが大切だと感じています。これを心理学で説明すると


宣言効果


といい、これはある目標を達成するために、あらかじめ周囲に目標を宣言するとその目標の成功率が上がるという心理効果です。「考えていることは実現できる」という最たる例で、さらに周囲に宣言することで自分自身の逃げ道を無くすことが大切です。俗に言う「自分を追い込む」ということです。

今回漢字テストに向けてはMetaMoJiを使い、同じ範囲の漢字テストを学年のクラス対抗という形で3回も行い、その都度僕がすべて採点し、生徒に返却しテスト直しを行ってきました。さらに熱心に取り組んで下さる担任の先生もいて、本当に感謝しています。またそれ以外の取り組みも考え、生徒に案内をしました。それは


芸術鑑賞会の席決め・ドラフト会議


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クラス平均点では個人の能力差が大きく影響するため、前回の全校漢字テストからの伸び率に応じて希望の席を選択できるという試みを行いたいと考えています。今までなかなかできなかったクラスも伸び率であれば「頑張ってみよう」と思うことができるという仕掛けです。


この漢字テストで点数を挙げ、全校トップ10にランクインするというのことは名目で皆で1つのことを頑張り成果を出すことで自己肯定感を上げてもらいたいという狙いがあります。

初回の全校漢字テストで3クラス、2回目で4クラスがランクインしました。明後日の全校漢字テストが楽しみです!!5クラス以上がランクインすることを期待しています!頑張ろう、1年生!!


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倉敷翠松高校①学年主任 前良治/MetaMoJi/Chromebook/ICT/年齢41歳
学校ICT化のために有意義に使わせていただきます😁