ChatGPTで模擬裁判 thanks for ハトムギ先生
Google for Education 認定イノベーター & トレーナー Canva認定教育アンバサダーの資格を持ち、社会科や教育、ICT活用に関することを発信されているハトムギ先生の「社会科教師のためのChatGPT」の記事をご紹介。特にChatGPTを使った模擬裁判の内容が面白かったので実際に1年生の授業でトライアルしてみました。ハトムギ先生、ありがと〜👋
ハトムギ先生の記事の中では桃太郎の鬼退治の正当性について争う模擬裁判を例として提示されていたのですが、今回は教室で生徒に「好きな童話は何?」と質問した上、即興で模擬裁判の事件の内容を決めました。生徒から「好きな童話は白雪姫!」という声が上がったので今回の模擬裁判は
ということにします。被告人を魔女とし、毒物(のちに目覚める程度に調整されたもの)を混入したリンゴを白雪姫に食べさせたことを争点に裁判を進行してみました。クラスの半分を【検察側】、【弁護側】に分け、【裁判官】をChatGPTに行ってもらい、最終的な判決を下します。第1回公判(授業内20分程度)を終え、改めて論点整理をし、【検察側】、【弁護側】の質問をし、結審したいと考えています。
法廷での冒頭手続⇒第1回公判で出た内容をChatGPTに反映させます。
1. 法廷での冒頭手続
(1) 被告人確認
被告人である「魔女」が法廷に出廷しています。
(2) 検察官が起訴状を朗読
検察官が起訴状を朗読します。以下はその要旨です:
事件概要: 被告人である魔女は、白雪姫に毒リンゴを手渡し、意図的にその健康に危害を与えたとされる。
容疑内容: 魔女は、白雪姫に対し毒物(毒リンゴ)を使用し、白雪姫を一時的な意識不明の重体に陥れたことが、殺人未遂罪に該当する可能性がある。
論点: この毒リンゴが白雪姫の生命を危険にさらすものであったか、魔女が白雪姫の生命を害する意図を持っていたかどうかが争点とされています。
(3) 検察官と弁護人の証拠提示と主張
検察官の主張:
魔女は意図的に毒リンゴを用意し、それを白雪姫に食べさせたことが確認されています。
その結果、白雪姫は意識不明となり、深刻な健康被害を被った。これは被告人が白雪姫の命を害する意図を持って行った行為であると主張しています。
弁護人の主張:
魔女は白雪姫の健康に危害を加える意図はなく、毒リンゴの効果は一時的なものであると考えていました。
さらに、白雪姫が最終的に無事回復したことから、この行為は殺人未遂とは言えないと主張しています。
2. 証拠調べと争点整理
(1) 検察官の論告
検察官は、魔女の行為が白雪姫に対して生命を脅かす意図的なものであったと論じています。魔女は事前に毒リンゴを準備し、それを騙して食べさせたことから、明らかに白雪姫の命を危険にさらす意図があったと考えられるとしています。
(2) 検察官の求刑
検察官は、魔女に対して「殺人未遂」の罪で懲役刑を求めます。
(3) 弁護人の弁論
弁護人は、毒リンゴの効果が一時的であることから、魔女には殺意がなかったと主張しています。したがって、仮に有罪であったとしても、軽減すべきとしています。
(4) 被告人の最終陳述
魔女は、白雪姫に対して危害を加える意図はなく、彼女を一時的に眠らせる程度のつもりだったと述べています。白雪姫が無事に回復したことに安堵しているとしています。
【前回公判の内容を反映するように指示】
1. 法廷での確認
新証拠と新証言が確認されましたので、検察官、弁護人、裁判官、被告でこれを整理していきます。
新たに判明した事実
検察官の求刑
第1回公判での検察官の求刑は前回公判の求刑が懲役5年であり、今回の審理もこの量刑を基に進めます。
王子による毒の盛り付け
新証言によると、毒リンゴに毒を盛ったのは実は王子であり、白雪姫とキスをしたいという王子の個人的な目的のためであったとされています。
魔女と王子の共謀
魔女は、当初この毒リンゴに毒が入っていることを知らなかったと証言していましたが、一転、王子の目的を知った上で協力していたことが判明しました。
証言の変化
魔女は最初に毒リンゴの毒について無知であると主張していましたが、証言が変わり、毒が含まれていることを知った上で協力していたことが確認されました。
各者の確認
検察官: この新証拠により、王子と魔女の共謀が明確になったため、魔女が白雪姫に意図的に危害を加える目的で王子と共謀したと主張を強化します。
弁護人: 魔女が毒の存在を知ったのが後の段階であったため、魔女の罪は「未必の故意」によるものに過ぎず、最初から白雪姫を害する意図があったわけではないと主張を変更します。
裁判官: 各者の確認が取れましたので、進行を継続します。
被告(魔女): 証言が変更されたことを認めた上で、自身が王子の計画に協力したのは彼の望みを叶えるためであったが、初めから白雪姫を害する意図はなかったと主張します。
【第2回公判開始】
弁護人から被告へ質問 第2回公判になりました 改めて被害を受けた白雪姫に対しての謝罪の言葉や今の気持ちを聞かせてください(ChatGPTに入力)
被告人(魔女)の証言
弁護人からの質問に応じ、被告人である魔女が改めて白雪姫に対する謝罪と今の心境を述べます。
「白雪姫には深く申し訳ないことをしたと感じています。当初、王子の依頼に協力することで白雪姫が少しの間だけ眠りに就くと思っていましたが、まさか彼女に毒が及ぶとは知らず、その後も知りながら協力を続けてしまいました。結果として、白雪姫に大きな苦しみと危険を与えてしまい、今では大きな後悔と罪悪感に苛まれています。もし許されることがあるならば、彼女が無事であることに感謝し、再び信頼を取り戻せるよう努力したいと思っています。」
この証言が弁護側の弁論にどのように影響するか、また裁判全体でどのように考慮されるかも引き続き議論される可能性があります。
【弁護人から被告人に質問】
どのように白雪姫を 毒リンゴを渡す場に おびき出したんですか(ChatGPTに入力)
被告人(魔女)の証言
弁護人の質問に対し、被告人である魔女が白雪姫を毒リンゴを渡す場におびき出した方法について述べます。
「白雪姫をおびき出すために、私は村の旅の商人を装い、白雪姫がいる場所の近くで珍しい果物を売っていると噂を流しました。彼女が興味を持って近づいてきたとき、私は特別に『願いが叶うリンゴ』として彼女に毒リンゴを差し出しました。私は毒については口にせず、ただこのリンゴが幸運を呼ぶものであるとだけ伝えました。白雪姫は少し疑う様子も見せましたが、好奇心に負けて一口かじったのです。」
魔女の証言により、白雪姫がどのようにして毒リンゴを口にしたのか、そして魔女がどのように状況を操作していたのかが明らかになりました。この証言が裁判の結論にどう影響するかは、今後の審理で重要な点として議論されるでしょう。
【検察官から被告人に質問】
王子は白雪姫にキスをしたいがために あなたに 毒りんごを盛るように指示をしたんですね
被告人(魔女)の証言
検察官からの質問に対し、被告人である魔女が王子とのやりとりについて述べます。
「はい、その通りです。王子は白雪姫に強い想いを抱いており、彼女にキスをする機会がほしいと言っていました。そのために、白雪姫が一時的に意識を失うような方法を考えてほしいと私に頼んできました。当初は毒リンゴの毒がどのような影響を及ぼすか詳しく知りませんでしたが、後にそれが彼女にとって危険であると気付いても、王子の希望を叶えるために協力してしまいました。」
この証言により、王子が魔女に毒リンゴの準備を指示した動機と、魔女がそれに協力するに至った経緯が明確になりました。質問が引き続きあれば行ってください。
【検察官から被告人に質問】
それは軽率でしたね 改めて検察から被告人に質問をします。毒りんごの毒の入手方法を教えてください。(ChatGPTに入力)
被告人(魔女)の証言
検察官からの質問に対し、被告人である魔女が毒リンゴに使用した毒の入手方法について述べます。
「毒は、私の使っていた特殊な薬草や調合法を使って自ら作り出しました。私は森の奥で長年にわたり様々な薬草や毒物の知識を蓄えてきました。王子から依頼を受けた際、白雪姫が一時的に眠るような毒を準備するために、その知識を用いてリンゴに毒を盛りました。しかし、実際に白雪姫にどの程度の影響が出るかまでは予測しきれていませんでした。」
この証言により、魔女が毒の入手先として自身の知識と技術を使って調合したことが明らかになりました。裁判官がこの証言をどのように評価するかが今後の判決に影響を与える可能性があります。
【検察官から被告人に質問】
では 毒りんごの毒の生成については 王子は関係をしていないということですね つまり毒を用意したのはあなたです 間違いないですね
被告人(魔女)の証言
検察官からの確認に対し、被告人である魔女が毒リンゴの毒の生成に関して述べます。
「はい、その通りです。毒リンゴに使われた毒は私自身が生成したものであり、王子は毒の調合には直接関与していませんでした。王子からは白雪姫が一時的に眠るような方法を依頼されましたが、毒を用意し、リンゴに仕込んだのは私の判断で行ったことです。」
魔女の証言から、毒の生成と仕込みはすべて魔女自身が行い、王子は毒の製作に関与していないことが明らかになりました。検察側の主張がさらに強まった可能性があります。質問があれば続けてください。
次回第2回公判の後半戦、最後の弁護人が新証拠を持つ証人を召喚!!!
⇒スキ♡30になれば続編を書きます👋
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