学祭に行けた、けどやっぱしんどい
11月の頭に学祭があった。今の私にとっては特に苦手なもののひとつだ。人混みやわいわいした環境、長い行列は昔から得意じゃなかったけど、最近は症状のせいでその場にいても立ってもいられなくなってしまう。すぐに疲れてしまう。
大学祭自体は全くもって嫌いな催しではない。むしろ行きたいと思っていた。一昨年はコスプレして一日中練り歩いていたり、去年はパフォーマンス側で出演したりもした。ただ今年の自分はそういうことにとにかく不向きなモードで、だから迷惑承知でまわってくれる人を探す気にもならなかった。なので、ある友人が一緒に巡らないかと誘ってくれたことにはとても感謝している。もし声をかけてくれなかったら、私が学祭に足を踏み出すこともなかっただろう。当日は、男子チアの大掛かりなショーも見ることができたし、楽しみにしていた軽音の演奏も聴けた。早めに帰らざるを得なかったけど、それでも行かないよりはずっと良かったと思う。
少しずつ、自分にやれることをやっていくしかない。もちろん無理はせず、けれど過剰に諦めもせず、ベイビーステップを踏んでいくしかない。そうはいっても、時にはその現実に打ちのめされてしまうし、理想の自分とのギャップや周囲との差に苦しくなることもある。というかそんなことばかりだけど、楽しいこと見つけるのを諦めたくないなって思う。たぶん元の自分には戻ることはできないだろうけど(戻ったとしてまた同じように心身のバランスを崩すだろうし)、新しい自分に対して私になにができるのか考えたい。
っていい感じに締めようと思ったけど、ちょっとだけ本音。
全然つらい。なかなか結果にならないことをずっと試して続けていくのってしんどい。やっぱ昔みたいに、とはいかなくても、またライブとか行けるようになりたい。友達とお酒飲みたい。適当に新幹線乗って軽い旅行とか行きたい。それまでに超えるハードルが何個あるかわからない。急にすっ飛ばせるのかもしれないし、それとも淡々と努力しながら日々を積み重ねていくしかないのかもしれない。光が見えないわけではないけど、その光がたまに点滅したり、かと思ったら急に眩しくなったり、突然消えたりする。それがつらい。
いつかの私がこれを見返して、大丈夫だよって言ってくれますように。