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1年の目標の立て方とその実践方法を改めて考える - 1年間 OKRを取り入れたことによって出てきた反省点と改善点

こんにちは。駒ヶ嶺(@Koma_Studio)です。

2019年から2020年に切り替わるタイミングで来年はどのような年にしようか考えている人は多いのではないでしょうか?

しかし、個人的に思い返すとせっかく年始に目標を立てたのにも関わらず、なかなか思い通りに行かないことばかりで結局、目標を達成できなかった。もしくは目標自体を忘れてしまったということがほとんどでした。

それでも成長はしているから良いだろうと思いつつも、緊急ではないけど重要なことを後回しにしてしまっているのに対して危機感を持っていました(英語とか、英語とか、英語とか)。

そこで2019年は会社でもやっていたOKRという目標管理の手法を個人的にも取り入れて、実践していたのですが上手くいったこともあれば、上手くいかないこともありました。改めてOKRとはなんぞや?というのを「Measure What Matters」を読んで復習する共に、今年の運用はこうしてみようと決めてみたのでそれを皆さんに紹介していきます。

目標と主要な結果を3つずつ置く

OKRとはインテルの元CEO アンディ・グローブ氏によって考案された目標管理の手法です。当時のインテルが方針転換をする際に社員に対して優先項目の周知と足並みを揃えるためにOKRを用いたことにより成功を収め、今ではGoogleを始め多くの企業で導入されています。(詳しくはGoogle re:Workをご覧ください。)

では、実際にどのような手法なのかざっくり簡単に説明すると、自分はどのようになりたくて(目標)、その目標に近づいていると言えるようにするための指標(成果指標)を置くというものです。

この目標と成果指標の数はそれぞれ3つほど置くと良いとされています。なので、イメージとしてはこんな感じで、ここからさらに優先順位決めも行います。ちなみに指標は70%達成できれば良いくらいの値を設定します

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実際は目標と成果指標を2つくらいに減らした方が良い

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実際に目標と成果指標を定めて実践したのですが全くもって時間が足りませんでした。それはそのはずで、週に40時間働いている人がこなす目標と成果指標の数であるのと同時に、日々の業務の中で必要となるスキルや知識を身につけないといけない時間が発生するからでした。

本業で成果を出すことも大事なことなので、今年はバファを持たせて目標2つに対して、成果指標を2つ置くという形で運用することに決めました。

目標は年間と3ヶ月先とで設定する

目標を立てようとすると1年や半年単位で設定することが多いと思いますが、それでは成果指標が大きくなってしまい途中で挫折してしまったり、先延ばしにしてしまいがちです。去年の自分がそうでした。

そこで以下のような感じで1年単位の目標を立てたら、それを実現するためには3ヶ月後どうなっていれば良いのか考えて目標を設定することにしました。

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逆に1年単位での目標は思い浮かばないけど、3ヶ月先の目標なら立てられるという人はそこから始めてみましょう。掲げた目標から年間の目標が導き出せるかもしれません。

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また、目標を入社したい、もしくは給料水準が高い企業の求めるレベルになると掲げるのもありだと思っています。求人票にどのようなスキルセットが必要なのか書かれているため、自分が今どのスキルを持っていて、逆にどこが足りないのか把握しやすいです。

振り返りの時間を必ず設ける

目標と成果指標を定めて動き出したら、振り返りの時間を必ず設けましょう。成果指標を達成できていなかったり、そもそも成果指標の置き方が間違っていたと気付いたら、その成果指標を修正をする必要があります。

振り返りのスパンとしては最初は2週間くらいで良いかもしれませんが、自分は週単位で成果指標を置いたので毎週末、振り返りと次週計画に1時間使うと決めました。

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以上、今年の反省点を踏まえた目標設定の仕方を紹介しました。今年こそ目標を立てて行動したいと思っている方の参考になれば幸いです。

それでは良いお年を👋


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