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#115考えすぎちゃう人は優秀になる
考えすぎちゃう人って結構多いイメージ。それが生き辛いとかもよく聞くイメージ。でもそういう人は実は優秀だとかもよく見かけるイマジン。なんで考えちゃう人って優秀なのか勝手に考察してみた。
仮説を立てる能力が高い
まず1つは仮説を立てる能力が高いからだと思う。いっぱい考えちゃうっていうのは、限られた情報の中で、多くの仮説を立てることができるってことだ。それってつまりはたくさん情報処理をしているから、より正確に考えられるってことだと思う。
でも弱点がある。
正確であろうとすれば、いっぱい考えるために長い時間が必要になる。しかも、正確な答えを出すまで実行することが躊躇されてしまう。
下手すれば評論家みたいなポジションになって、口だけ達者みたいになりかねない。というか現実問題たくさんいる。
致命的な弱点
付け加えて言うと、もっと致命的なことがある。それは限られた情報の中で答えを探そうとしてしまうことだ。統計ではデータが多ければ多いほど、正確な数値を出せる。
これは脳みそが行っている意思決定にも同じことが言える。経験や知識があればあるほど、正確な答えを出せるはずだ。しかし考えすぎちゃう人は限られたデータの枠を出ようとしない。
というか、出れないのだ。だからいつまでも少ないデータで高度な処理能力を発揮するという、豚に真珠、猫に小判、ゲーミングPCでソリティア、的な事象が発生してしまう。だから口より行動とか、頭でっかちとか、机上の空論とか言われてしまうのだ。
でも弱点さえ克服すれば、化ける
つまり、考えすぎちゃう人の弱点は、圧倒的なデータ不足だ。これさえどうにかしてしまえば、おそらく考えない人は考えすぎちゃう人には勝てなくなる。
なぜなら処理能力に加えて、データまで豊富にあるのなら、逆にどこで負けるのか。というシンプルな結論に行き着く。でも難しいのは弱点を克服することだ。それは頭でわかっていてもなかなかできることじゃない。
考えてしまう人は、リスクが見えてしまうから、行動を取りづらいのだ。でも、それを克服しない限り、一生考えない人には勝てない。
良い作戦は何かあるか?
ここからは、解像度がグンと落ちるので見たくない人は見ないで欲しい。私の体験談から思いつく良い作戦とは1番のリスクを考えることだ。
正直、これ以外思いつかない。考えちゃう人はいろんなリスクが見えてしまうせいで、どのリスクも取りたくないから、結果、何もしないことが多い。
でも、本当に1番リスクがあるのは何もしないことかもしれない。断言することはできない、けど、あなたが何かを経験して、データを集積することができなければ、あなたはこの競争社会において確実に負け犬になる。
何かをすれば失敗もする。傷つくこともある。辛い経験の方が多いかもしれない。ただし、人生は、ドラクエと似ていて終盤に向かうほど敵は強くなる。
あなたは考えすぎちゃうという優れた才能を持っているかもしれないが、レベル1ではラスボスを倒せない。人生は、ゲームと違ってセーブはできないし、死んでしまったら蘇ることもできない。
だから、無責任に何かを始めろとは言わない。でも、もしあなたが勇者として、人生というRPGを楽しみたいのなら、レベル1のままでいいのか。経験を積まないことこそ、最大のリスクではないのか。
まとめ
考えすぎちゃう人は優秀になる可能性が高い。なぜなら後は行動するだけだからだ。でも、これは結局、考えない人にも当てはまる。そういう人は、ただ考えればいいだけだ。
私は考えすぎちゃうタイプで、しかも行動もできちゃうタイプだから、正直得をしていると思う。考えすぎちゃうタイプなら、私の文章で少し感覚をつかむことができるんじゃないかと思うのだ。
余談
でも、どちらも突き詰めていけば、最終的にはバランスが取れると思う。効率の悪さに気づくからだ。世の中には【バランスが大事】という言葉をよく見かける。これは間違いなくこの世の真理だ。世界は、絶妙なバランスで保たれている。
だとしたら、世界の一片である私たちが、世界を模倣することは理にかなっていると思えないだろうか。
本日は以上❗️