パートナーセールスにおけるファン作り活動(Give)の最新事例③
皆さんこんばんは。
パートナーセールスの葛西です。
本日は、2月20日に書いたnote「パートナーセールスにおけるファン作り活動(Give)の最新事例①」、先週書いたnote「パートナーセールスにおけるファン作り活動(Give)の最新事例②」に続く第3弾のファン作り活動(Give)の事例を書かせていただきます。
パートナーセールスとはファン作り活動
パートナーセールス=ファン作り活動というのはなぜか?ファン化に向けた進め方などを知りたい方は、まずは下記のnoteを読んでいただくと本noteもより読み進めやすいかもしれません。
【最新Give事例③】Clibor/Clipyの展開
Cliborとは
コピーの履歴を保存できる、クリップボード機能拡張ソフトです。主にWindowsユーザーで利用でき、無料で使えます。
※対パートナー企業様だと、Windowsユーザーが圧倒的に多いので、こちらの紹介がメインとなることが多いです
▼ダウンロード
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/clibor/
https://chigusa-web.com/clibor/
Clipyとは
コピー履歴を残しておき、その履歴から好きなものを貼り付けできる、Mac用の無料アプリです。実質、CliborのMacユーザー版といえます。
※SaaSメーカー企業だとMacユーザーが結構多いので、自分のパートナーセールス業務で使うMacユーザーの方はこちらを使うことになります
▼ダウンロード
https://clipy.softonic.jp/mac
Clibor/Clipyでできること
コピー履歴を遡れる
→コピー履歴を遡る件数は個別設定可能(Cliborだと最大で1万件のコピー履歴を残すことが可能)。そのため、コピーして貼り付けた後、またコピーするページに戻るという必要がなくなりますので、地味にではありますが業務生産性が上がります。定型文(テンプレ)を保存しておくことができる
→よく使うフォーマットは定型文(テンプレ)として登録しておくことができるので、数クリックで定型文(テンプレ)を貼り付けることができます。
パートナー企業の営業担当に使っていただく用途の一例
営業後のお礼メールのテンプレ登録
→フォーマットを登録しておけば、お礼メールをゼロベースで考える必要がなくなり、業務効率UP。既存顧客からよくいただく質問に対する回答のテンプレ登録
→よくいただく質問が大方固まっていれば、その回答内容を保存しておくことでゼロから回答を書く必要がなくなるため、業務効率UP。提案書作成や営業コンテンツ作成など、資料系の作成でのコピペ効率化
→何かを参考にしながら資料類を作成する際に、コピー履歴を遡れるので何度もコピペする必要がなく、効率的。(営業よりもマーケ寄りだが)メディア記事コンテンツなどを制作する際に、参考ページから何度もコピー&ペーストを繰り返す必要がなく、必要な箇所を一気にコピーした後にコピー履歴を一気に貼り付けられるので、効率的に記事制作ができる。
部下→上司、上司→部下への共有事項や依頼事項、フィードバック内容など、ある程度フォーマット化されているものは事前に定型文(テンプレ)登録しておくことで、ゼロから文章を作成する手間が省ける(フォーマットをテンプレ登録からペーストし、追記するだけで済む)
本施策の目的
パートナー企業様の営業担当の方々の、営業生産性の向上(営業の効率化)
営業生産性が向上した結果、浮いた時間をもっと営業活動に当ててもらう
→結果、自分の担当するプロダクトも売ってきてもらえるようにする
目先の自社プロダクトの拡販推進に捉われず、まずはパートナー企業の営業の皆さんが活動しやすい環境を提供することを心がけてます。それが後々、自社プロダクトを拡販してくれるファンにつながっていくというのが狙いです。
具体的な実施内容
決裁者(社長や役員、部長クラス)ではなく営業現場のマネージャーやメンバーの方々に使っていただくのが最も効果が高いと考え、まずは現場マネージャーおよび既に自社プロダクトのファンとなってくれている方(積極的に拡販してくれている方)を優先してインストール。
その後、他メンバーへ展開。
自身の活かせた経験やスキル、特性
営業の達人からの営業Tipsや業務効率化の達人からの便利ツールの定期的な収集(Xなどからの二次情報はもちろん、一次情報も!)
→常に新しい便利ツールを調べては、まずは使ってみるようにしています少しでも効率的に仕事を遂行したいという生産性の意識の高さ(少しでも楽したい)
情報を探してインプット&アウトプットをし続ける継続力
特に、現職に入社したての頃は、まだ社名も全く知られておらず、日本では主流となっていないサービスであったこともあり、とにかく営業における創意工夫を当時の仲間たちと切磋琢磨したことが自分の中での営業ナレッジとして蓄積され、このような「営業の技のデパート」みたいになっていることも自分の強みであると自己認識しており、それを余すことなくパートナーさんへ展開するようにしています。
パートナーセールスにおけるClibor/Clipyの活用例
他にも活用余地はありそうですが、現状、私は主には下記のような使い方をしています。
パートナー様向けの資料・営業コンテンツ作成をする際に、参考とする資料・コンテンツから一気にコピー&一気に貼り付けを行うことで、資料・営業コンテンツ作成を効率化
※加えて、Clibor/Clipyからは外れますが、最近はChatGPTもうまく使ってさらに資料作成を効率化しています。パートナー様からの「この企業提案してOKですか?NGですか?」というよくある質問における回答文面を定型文(テンプレ)登録
→数クリックで選択して貼り付けて送るだけ!これ、かなり生産性上がります。パートナー様からの「最新の資料ください」や「よくある機能に関する質問」についての回答文面を定型文(テンプレ)登録
→数クリックで選択して貼り付けて送るだけ!これもかなり有効的!社内でのパートナー部門の定例MTGでの活動内容の共有
→活動報告内容をある程度フォーマット化し、定型文(テンプレ)登録して活用。
使い方の詳細
Web上に非常にたくさんの使い方の記事が出てますので、こちらのnoteでは長くなってしまうため詳細は割愛させていただきます。私はいつもパートナー様へClibor/Clipyでできることや設定方法をご案内する際は、下記の記事を展開しています。ご参考まで。
まとめ
先週に引き続き、ファン作り活動(Give)の事例のnoteを書かせていただきました。今回の「Clobo/Clipy」についても、前回の「Mailtrack for Google」と同様、パートナー様の営業担当の皆さんにも効果を発揮できますし、自らのパートナーセールス活動においても効果を発揮するツールであるかと思います!(しかも無料…!!)
加えて、「Mailtrack for Google」同様、自社直販のインサイドセールスやフィールドセールス、カスタマーサクセスにおいても使えるツールかと思いますので、まずはご自身や自社で活用→そのノウハウをパートナー企業さんへ是非共有してみてください。
また、こういったパートナーセールスで使える、細かい営業Tipsとして、「こんなツールも使えるよー」というような情報がありましたら、是非教えていただけたら嬉しいです!
他にもまだまだパートナーさんへのGive事例がたくさんありますので、是非またこのnoteで紹介できればと考えております。
それではまた次回の更新をお楽しみに!
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