HUNTER×HUNTER考察 フェイタンの能力についての考察

はじめに

フェイタン・ポートオは、小柄でエセ中国人っぽい幻影旅団の団員である。
ここでは、なんとなく考察してみたくなったので、彼の念能力について考察してみたいと思う。

太陽に灼かれて

フェイタンの念能力は許されざる者(ペインパッカー)という、ダメージを糧にして放つカウンター型の能力であるが、発動する技についてはいくつかあるようで、ここではまず判明している技である太陽に灼かれて(ライジングサン)について考えていきたいと思う。
この技はおそらく変化系としてオーラを高温の熱エネルギーに変化させているものと見られる。
高温の熱エネルギーに変えたオーラを放出し、具現化した防護服で身を守り、敵を焼き尽くす能力とみて間違いないだろう。
変化系、具現化系を主軸に、放出系をサブで使っていることから、フェイタン自身は変化系能力者だということがわかる。
オーラを熱エネルギーに変化させるといっても、その威力はその名の通り小さな太陽のようなもので、師団長クラスのキメラアントをこんがり焼くことができるとなれば、通常では考えられない威力であることはわかるだろう。

許されざる者

通常では無理な威力を実現すること。それが、念能力において掛け算である制約と誓約である。
つまり、太陽に灼かれて(ライジングサン)の威力を実現するためには、この制約と誓約が用いられているとみるべきだ。
そこで重要なのが、フェイタンの念能力である許されざる者(ペインパッカー)である。
この際、怒って発動するという点については制約でもなんでもないだろう。ダメージを受けてムカついて怒るため、手加減しないというだけだ。
重要なのは、痛み、つまりはダメージを受けるということである。
要するに、許されざる者(ペインパッカー)とは受けたダメージによって、技の威力を強化するという制約だと考えればいい。ダメージが大きいほど、続けて発動する技の威力が大きくなるのである。
その名の通り、痛みを梱包して威力を跳ね上げ、次に繋げる技を発動する。許されざる者(ペインパッカー)とは補助的能力だと考えればわかりやすいだろう。

おわりに

他の技についてだが、高温の熱エネルギーに変化できるのであれば、逆に氷の季節(サイレントワールド)とかありそうではある。あとは雷とか?
まあ何にせよ、説明できる範囲の能力なので、特質系ではないと思う。いや、特質系ではないかという考察があったので。
痛みを梱包で思ったけど、あの防護服自体がペインパッカーなのかもしれない。制約によって強化されたオーラを身に纏うというか、梱包された姿なのかも。だとすれば、明らかにさっきより強いというザザンの台詞にも一致するし、あの防護服は全ての技で共通して身に纏う可能性もあるのではないかと。
なんとなく即興で考察してみまみま。失礼、噛みまみた。

追記
誓約については、攻撃を受けた対象を一撃で倒せなければ〜的なものかと。ダメージを蓄積して、これなら倒せると判断してからじゃないと使えないんじゃないかな。
倒せなければ死ぬ、とかはないと思うけど、ここら辺で強化具合が変わるかと思われ。


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