念とオーラ、そして念について考察したあれこれ

はじめに

電池式はないと思います。放出系と組み合わせているはずです。
とよく言われるので、そこら辺含めて考察したあれこれを例など示しながらあれこれ書こうかと思います。
NOTEの口調忘れちゃったや。メンゴ。

念能力とは

念能力とは「オーラ」と呼ばれる生命エネルギーを自在に操る能力を指します。
では、自在に操るとはどういうことでしょうか。
操るためには、そこには意思が存在します。
つまり、オーラ🟰念ではなく、この意思こそが「念」なのだと考えるべきでしょう。
このことは念という漢字からもわかりますね。
つまり、オーラはあくまで生命エネルギーであって、これに意思の力である「念」を加えることによって操ることを念能力と呼ぶのです。
これを表すものとして、ウボォーギンのセリフで「オーラは念能力のエネルギー源! ガソリンのようなもの!」というものがあります。
このセリフの通り、あくまでオーラは念を使用するためのエネルギー源であって、念そのものではないのです。
さて。必殺技、いわゆる発はオーラを操るための意思の他に、明確な意思を含むことによって威力の底上げをします
わかりやすい例をだすならば、ウボォーギンの超破壊拳(ビッグバンインパクト)ですね。
これはただの右ストレートですが、ただの右ストレートと超破壊拳(ビッグバンインパクト)との違いはなんでしょう。
そう、そこに含まれる明確な意思ですね。
つまり「どんなものも破壊する」という強い意思が込められることによって、ただのオーラを纏った一撃ではなく、破壊力を追求した強力な必殺技になるとみられます。
ここには制約として、「拳によって本気で殴る」といった能力発動の条件🟰制約もあると考えられます。
そうした制約に誓約(意思の力)が加わることで、破壊力という明確な違いを生むのです。
これが制約と誓約によって念が強化される理屈だと考えてよいでしょう。
これは発に限った話ではありません。
カイトの惨状を知った後でゴンが強くなったのも、甘さが消えると同時にオーラに明確な殺意が含まれるようになったからだと思われます。
それ故に、ゴンの力を測ろうとしたモラウに対して「ホントに殺しちゃうとこだった」というセリフが出たのだと考えられます。
ここまでがワンセンテンスだ。宜しいか?
さて、それではこれを前提に作中では説明されてはいませんが、個人的に考察してきた念能力のもろもろ(主にYouTube)について語っていきたいと思います。

具現化物の維持方式

電源式……体に触れている事でオーラを供給して具現化を維持する。
電池式……最初に念を込める事で具現化を維持する時間が変わる。
充電式……他者のオーラを供給することで具現化を維持する。


具現化系による具現化物の維持の方式は以上の三点に分かれると思われます。
手元を離れた具現化物には放出系が使われると考えている方がいますが、果たしてそうでしょうか。
はじめに語ったように、オーラ🟰念ではありません。
放出系は、オーラを切り離して維持することに長けている系統です。
具現化物は、具現化した時点でオーラが物質化した念であり、放出系要素は必要ないと思われます。
そこに明確に込められた意思の力で形をなしているのであり、込められたオーラの量で具現化し続けているからです。
つまり、切り離して維持するのではなく、込めた念によって具現化し、結果的に自身とは切り離された物質に維持するためのオーラを込めているのだと考えてください。
ですので、具現化が解除されると具現化するために使われたオーラではなく、それを維持するために内包していたオーラが術者へと戻るのです。
これに対して放出系としてわかりやすいのは、シャッチモーノの縁の下の11人(イレブンブラックチルドレン)でしょうか。
これは風船黒子の中にオーラを込め、切り離して操作をする能力です。
具現化物ではない人間大のオーラの塊を11体も遠距離操作(自動型)で動かすパワー。
つまりこれが、放出系の強みだといえるでしょう。
オーラのままで切り離して維持、操作をすることに長けているのです。
同じようなものとしては、モラウの紫煙機兵隊(ディープパープル)もあげられるでしょう。
ただし、紫煙機兵隊(ディープパープル)の場合は、無駄に人間大の大きさのオーラではなく、核となるオーラで煙のオーラを操作します。
よって、縁の下の11人(イレブンブラックチルドレン)よりもはるかにオーラの消費が少ないため、より多くの念人形を作り出せるのです。
そして、もともと操作系であるため、自動型・遠隔操作ともにシャッチモーノよりも優秀な操作が可能なのでしょう。
これにはシャッチモーノが自動型を選んだことによる失敗も含まれます。
念の操作においては次の念獣の操作の得意不得意でも語りますが、放出系は自動型が苦手なために、モラウに比べて圧倒的に技量としては見劣りする形になったということです。

さて、以上は具現化することによって切り離した具現化物と、オーラのまま切り離して維持・操作をする放出系との違いについてでしたが、手元でオーラを供給し続けることで具現化する電源式の念の場合はまた別だと考えられます。
電池式と違い、常に手元にあることでオーラを供給し、念(具現化物)を維持しているのであって、オーラの供給が絶たれると維持することができないため、すぐに薄くなり消えてしまうからです。
具現化系は切り離したオーラの維持が苦手なため、これは当たり前の帰結でしょう。
この場合の切り離したオーラとは、具現化を維持するのに用いるオーラのことを指します。
さて。それでは、クラピカの律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)について考えてみましょう。
クラピカの律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)は「放たれた剣をコントロールし、敵に掟(ルール)を強いる能力」であり、具現化された鎖ではなく、剣のコントロールと掟(ルール)にこそこの二つの系統が用いられています。
基本的に普段のクラピカは電源式の鎖を使用しており、先ほども語った通りこれは手元を離れた時点で使いものにならなくなります。
到底剣のコントロールや掟(ルール)を加えて切り離すことなどできません。
ですが、緋の眼のとき特質系となり、どの系統も100%の精度・威力で実行できるからこそ、この能力が使用可能となります。
つまり、掟(ルール)を破ったものに掟の剣を刺す操作系・放出系の能力が使用可能となること。
さらに、この掟(ルール)を与えることによって、電源式から充電式に変わって、対象の体内で掟の剣を維持することができるのではないでしょうか。
充電式とは、何らかの条件により他者からのオーラ供給を可能とする方式であり、チョウライの守護霊獣によるコインの場合は、所有権を相手に移すことでした。
クラピカの場合は、おそらく掟(ルール)を相手に強いるというのが条件なのでしょう。
こう考えるとすっきりするかと思います。

念獣操作の得意不得意

【自動型】  操作系>具現化系>放出系
【遠隔操作】 操作系>放出系>具現化系

次に念獣の操作における得意不得意の系統についてです。
自動型も遠隔操作も解除するとオーラは術者に戻ります。
このことは、具現化物での説明と同様です。
ただしそのオーラの内訳は変わると思われます。
つまり、自動型の場合は具現化物を維持するオーラと、決められた動きをするためのオーラであり、遠隔操作の場合は具現化を維持するオーラとそれを思念によって動かすためのオーラです。
自動型の場合は術者の意識が途切れてもエネルギー源であるオーラがなくなるまで具現化し続けますが、遠隔操作の場合は術者が気絶したり疲労で限界を迎えたりした場合は、思念が途絶えて操作ができなくなるため、制約が崩れることで念獣も消えてしまうのでしょう。
この場合、操作に用いたオーラだけではなく、維持に用いたオーラも回収することはできないリスクを持つと思われます。
さて。この内訳の内、自動型の動かすためのオーラは物体に込める念であり、これは操作系・具現化系が得意なために放出系よりも得意としました。
また、遠隔操作の場合は、念獣を思念によって動かすため、放出系の要素も使われることから操作系・放出系が具現化系よりも得意としています。

物質を変化させる能力

操作系……物質を直接操作して変える。
変化系……オーラの形状に合わせて物質を変化させる(形態変化)。


空間に干渉する能力を放出系と具現化系の相反する二つの系統が得意とするように、物質(肉体)に干渉する能力は操作系と変化系の相反する二つの系統が得意としているものと思われます。
身長や形状そのものを変化させるのは変化系であり、骨や筋肉などを操作することで変化するのが操作系と考えています。
また、形態変化は具現化系と合わせることによって、具現化した念の形状へと変化できるのでしょう。
例外として、細胞単位で分裂・操作が可能なシャウアプフの場合は、形態変化とはまた別に組み合わせることで別の姿へと変身することができると思われます(コムギの外見と声など)。
けれどそれは蝶の特徴である完全変態を持つキメラアントのシャウアプフ自身においてであり、兵士としてキメラを作る際には、実験兵士1号となったパームを見る限り、人間をベースに他の動物の細胞を移植することでキメラアント化を施しているものと思われるのだが、いかがだろうか。

おわりに

病院での待ち時間が暇だったので書きました。
YouTubeの台本として書いたので、そのうち動画にすると思います。
動画は順番通りに見るとわかりやすいように作っているんですが、そら全ての動画を観るような人なんていませんよねー。
やっぱりこうしてたまにまとめたものを作るといいのかも。
というわけで、今日は時間もないのであとは仕事します。

※重要なところは太文字にしてたんですが、何故か何度やっても反映されない……。
追記
パソコンからだと太字にできました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?