極へと至る道

はじめに

念能力の修練度、その『極』へとどうやって至るかについて。
本当は前回の系統についての仮説の後すぐに書いていたものの、色々とやることが多くて。
動画を投稿したので以下その前に書いていた下書き。

極へと至る道

特質系の場合、不得意とされる能力を極めることで『極』に至る場合があるというのは、他の系統にはない能力以外でも、高難易度技(ハイブリッド)が特質系であることから納得がいった方は多いだろう。
では、他の系統ではどうだろうか。
まずは『極』へと至った人物とその能力から、どうすれば『極』へと至るのかを考察してみたいと思う。
まずは強化系であるネテロである。
ネテロの場合は祈りの拳を愚直なまでに鍛え続けたことで強化系を極めたことは明らかだろう。であるが、その能力は強化系だけではなく、具現化系と操作系を用いた百式観音であり、強化系を極めただけで『極』に至ったというわけではないことがわかる。
同様に、放出系であるゼノだが、人間大の大きさのオーラですら流石は放出系といわれる念能力にあって、ゼノの龍星群に用いた龍の念弾がどれだけ規格外であるかがわかるだろう。
放出系として極まっていることは念弾の大きさからわかるが、これにも放出系だけではなく、変化系の形状変化が含まれていることがわかる。
具現化系であるアベンガネの念を食べる念獣においては、森の精霊(森の生物の生命エネルギー)を用いて自分のオーラ量を超えたオーラによる念獣を作り出しているが、これにも放出系の徴収型能力を使用されていると推察される。
変化系のビスケに至っては、オーラに属性を持たせ変化させたローションから、変化系としては極まっているものと思われるが、加えてメモリの無駄使いともいえるクッキィちゃんを具現化した上でマッサージとして技を昇華している。
それぞれの共通項として、自系統を極めた上で他の系統の能力も使用していることがあげられるだろう。
ちなみに、その下の天賦に属する人物をみると、ウボォーギンやコムギ、ヒソカにイルミ、ゲンスルーやコルトピ、シルバなど自系統を極めたと思われる人間が多いことがわかるだろう。
そもそも優、秀の次に何故天賦がくるのか。
それは、自系統という持って生まれた天賦の才を極めたといえるからではないだろうか。
そして、その天賦を超えた先にあるのが、『極』である。
これは、元々もっている天賦の才、自系統を極めたものが、他のプラスアルファによって、天賦という自身の限界(才能)すら超えて辿り着いた極地、という意味なのではないだろうかと推察する。
そういう意味で上記の人物たちは、他の系統というプラスアルファによって、『極』へと至ったのだろう。
アルカが特質系の『極』であることも、ガス生命体であるアイというプラスアルファがあることによって『極』へと至ったのだと考えられるのではないだろうか。
ゴンの場合は、それが制約と誓約だったと考えられる。
メルエムに至っては、プフとユピーの能力を自らの系統で昇華させたことから、『極』へと至っていることは容易に想像がつく。
よって、「極へと至る道」とは、まずは己が系統を極めた上で、他の要素を取り入れることで至るのだと推察されるわけだが、いかがだろうか?
こう考えると、今最も『極』に近いのはクロロかもしれない。彼が神器を盗むというプラスアルファによって、彼の能力である盗賊の極意(スキルハンター)は『極』へと昇華されるのだろう。
そして、ハンカチを使わずに伸縮自在の愛(バンジーガム)へと薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)を使用したヒソカもまた、『極』へと至ったのだろうと推察される。

おわりに

これであれば、本人の努力以外に、運や巡り合わせなど他の要因も大きく絡んでくるというのも納得だろう。
本人の努力で到達できるのは天賦までである。念能力は心から生まれるものであり、どのような能力の形にするかは、その人物がこれまでしてきた出会いや経験が大きく影響するため、それを巡り合わせと呼ぶのだろう。
動画ではゲンスルーやコルトピを具現化オンリーと考察してるので、これなら天賦で辻褄が合うと思う。
NOTEの考察よりも動画の方を参照して頂けると。
NOTE書き直したいけどマジで時間が足りなさすぐるので。

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