【ここじゃ】研修で知ってしまった自分の本音【ないかも】
今日は、6~7年くらい前に受けたキャリアデザイン研修のことをふと思い出したので、そのことを。
私の職場は研修に力を入れていて、受けなければならない研修がたくさんあるのですが、キャリアデザインもその一つで。何をするのかよくわからないまま、研修会場へ向かいました。そもそもキャリアデザインなんて知りませんでしたから・・・。その時の研修は、これからの働き方や自分がどのように社会的階段を上っていくのかを考えるものでした。会社側は、ちゃんと考えて仕事していこうねっていう意識付けをしたい研修なのかなと思います。
何気なく受けた研修が人生の境目だった?!
この研修、受けた始めたらですね・・・自分の人生を総振り返りしてしまって・・・。「この先このままこの職場にいてはいけない」と強く思ったきっかけになりまして。まさかの会社の研修で、ここが合っていないのでは、ここではうまくやっていけないのではと思う羽目になったわけです。
なので、キャリアデザイン研修めちゃくちゃ真剣に、悲壮感を漂わせて受講することとなります。
講師の先生が私の何かを感じ取る
そうすると、そういう真剣さは講師に伝わるものらしく、二日間の受講期間の間先生の目の離せない生徒になったようでした。何か発表の機会があるたびに意見を求められ、あなたは何を書いた?と聞かれて、挙句同期の男の子にからかわれる事態となり、トラウマ化して(現在は治癒済みですw)、それはそれは心の奥深く、印象に残る研修となりました。
おそらく先生は、私がもうやめたいと思っていること、そしてそうした方がいいのではないかと思っていたように見えました。だから何度も意見や解答を求められるたびに「そのままでいいのか」「ここ以外で出来ることはないのか」「どんなことをやりたいのか」「自分の本心はどこにあるのか」と言われているように聞こえて、私自身も「ここでやっていかなくてもいいのではないか」という選択肢があることに気付けた・気付いてしまったのだと思います。だから私がどんなに男の子たちにからかわれようと、私に問いかけ続けたのだと思います。
「あなたはこれからもそのままでいいと思っていますか?」
ついに書いてしまった「辞めたい」の4文字
先生が作成されて持ってきた研修資料に、色んな回答や考えを書き込むごとに、段々と泣きそうになって頭が真っ白になったのを今でも覚えています。なんだか潜在意識にまで届いてしまったようなそんな感覚で、いよいよもう自分をだましだましお金を稼ぐためだけにここで働くことは出来なくなる。と思い始め。どんな質問だったか忘れてしまったけれど、その研修の場で初めて、資料の質問ではあったけれど、「ここを辞めたい」と書いてしまいました。そして、それを先生がじっと見ていたのを覚えています。
多分10年くらい前から、私にとってはそれが本音で。違う仕事を探したかったのだと思います。ただ当時はとても忙しくて、毎日早くて20時遅ければ22時くらいまで働いて、土日も終わらなかった仕事のためにサービス出勤し、心身共にボロボロでした。その年はGWとか年末年始ってなんだっけ?っていう感覚でしたし。調整役のような仕事をしていたので、常に板挟みの苦しい仕事でした。やりがいだけはあったので、なんとか踏ん張れていたのですが・・・。
そんな中でのこの研修。これ以上どうしろと?!と言わんばかりに突き付けられた自分の気持ち。ただの研修で今にもこぼれてしまいそうな涙。そして、それに気付かれて「向きあったほうがいいんじゃないのかな?」という先生からの再三の問いかけ、からかう男の子たち。心に残るモヤモヤ。終わった後の「私はこれからどうしたら・・・」感。
知ってしまった自分の本音
始めて自覚する自分の気持ちに。本音に。湧き上がる違和感に。無力感を抱いて、そこから本格的に「自分の気持ちと向き合う」ことを始めたように思います。私はここではないどこかに居場所があるかもしれない、私はここではない環境ならもう少し自分らしくいられるかもしれない。
でも怖い。どんなに苦しくても慣れた場所を離れるのは怖い。自分が望んでも受け入れてもらえるかどうかはわからない。そんな保証のないところへとびこむのは不安。希望と恐怖・不安との対立に葛藤して、それでも知ってしまった自分の本音は無視できないし・・・。でもとても一人では処理しきれそうにもなかった。そこで私は仲良しの占いの先生に連絡します。本当は講師の先生とお話出来たらよかったのだけれど、男子に2日間からかわれ続けた(先生はりかさんが気になるみたいだからと、研修中事あるごとに言われていました)のが効いていてとてもできそうにありませんでした。
頭の中のカオスの整理を占いの先生に手伝ってもらう
占いの先生、こういう時は不思議と当日や週末に会えることが多く、その時は今夜時間が取れるからどう?と言われて、仕事帰りに走った覚えがあります。その時はとりあえず、中にたまったものを吐き出して整理してくれる相手が必要だったのだけど。先生は会うなり、「お仕事変えたくなったの?」と笑顔で。「そうなんです!!」から始まって、出来事を一気に吐き出して聞いてもらいました。結果は「今はまだ動かない方が良い」といったような内容で。結局のところ、自分で自分の行き先や本音を探っていく必要があるなと痛感させられました。先生が占い師としてではなく、仲良しの知人として言ってくれたのは「次を決めてから動いた方が良いわよ」ということ。多分、早急にやめてしまって考えるなんてことしちゃだめよって思ってたのかも・・・。
自分と向き合うが始まってから
そこから、私自身が自分の気持ちや好きなこと、やりたいことに向き合うようになって、6年くらいということになるのかな・・・。
なんとか踏みとどまってきたけれど、いよいよ時期なのかなとも思える色んなサインを現在受け取っています。もう限界っていう身体からのサインや、動かない気持ち、見えてきた自分のやりたいこと、すきなこと。
そう考えると、もしかしたら「いよいよ準備が整ったよ!そろそろ飛ぼう!」っていうサインも何かしら現れるのかもしれない。自分が腑に落ちるタイミングが・・・。
私は私の、「よし。いこう!!」っていうタイミングを、きちんと焦らずに待って動き出そうと思っています。きっとそれはあと少しでやってくると思うから。それまで、私は焦らずにいよいよ腹を据えて、備えておこうと思っている、「イマ」です。
今日もありがとう・・・。今日は、わたしの「自分と向き合うきっかけ」のお話でした。ほんと色々あったなぁ・・・。と懐かしくも改めて・・・。
そろそろ飛びたいな、私。note書いてるから、前進していることは間違いないです。準備準備をいまは・・・。