中学受験ノウハウ〜お金編〜
この記事においては、中学受験においてかかった費用を
赤裸々に公開していきたいと思います。
小学校受験が終わったタイミングで、残念ながら大学附属の難関校にはご縁がなかったため
おそらく中学受験もすることになるんだろうな・・・と思っていました。
(中学までは内部進学できるルートがある学校だったので、もし息子が内部が良い!と言えば、そうするつもりではありましたが)
そうなると、昨今の中学受験事情から考えて
遅くとも小学校4年生からは受験塾に行かせることになるんだろうな…
ということも予想していました。
(20年以上前の自分の中学受験の時ですら、4年生からは通塾していたので…)
小学校受験のために通っていた幼児教室を経営している会社には
中学受験コースもあることを既に知っていたので(妹もそこに通っていた)
「アットホームで良い塾だということは妹や母の情報からもわかっているし、せっかく小学校受験で学習の習慣がある程度ついているから、その習慣をなくさないためにも、このまま通わせようかなぁ」
くらいの軽い気持ちで、
小学校1年生から、塾に通わせました。
もちろん、低学年の間は、頻度も多くなかったため(週1、2回程度)
息子は他の習い事もやりつつゆるゆると通っていました。
(空手やスイミング、同じ塾が運営する「ことばの学校」など…)
なので本格的に中学受験に向けた勉強!という方向性・カリキュラムになってきたのは、4年生からだったと記憶しています。
ただ、他の記事でも書いた通り、息子は飛び級クラスで学ばせて頂いていたので
実際は3年生の時から、ひとつ上の4年生たちと一緒に
中学受験に向けた本格的なカリキュラムを受講するようになっていきました。
その時期からの塾代の金額推移を、
赤裸々に貼ってみますね。
中学受験塾には、有名どころでいくと
・SAPIX
・四谷大塚
・日能研
・早稲田アカデミー
など、複数ありますし
それ以外の中堅塾や個別指導、家庭教師専門塾などなども含めると
かなりの数があると思います。
我が家は上記記載の大手塾とは異なる
少人数制の手厚い塾に通っていたので
多少、高めの価格設定だったかとは思います。
その前提でご覧頂けますと幸いです。
〜具体的にかかった金額〜
◾️2016年(息子が小学3年時/カリキュラムとしては4年生向けの内容)
1月 ¥6,040
2月 ¥75,862
3月 ¥21,700
4月 ¥48,800
5月 ¥45,560
6月 ¥75,800
7月 ¥57,740
8月 ¥60,572
9月 ¥48,800
10月 ¥51,176
11月 ¥70,400
12月 ¥39,140
計 ¥601,590
年間60万か!
まぁ、全然かわいいものですね(笑)!
◾️2017年(息子が小学4年時/カリキュラムとしては5年生向けの内容)
1月 ¥64,630
2月 ¥81,856
3月 ¥34,066
4月 ¥75,916
5月 ¥45,136
6月 ¥86,230
7月 ¥70,246
8月 ¥72,460
9月 ¥57,664
10月 ¥45,136
11月 ¥82,936
12月 ¥43,354
計 ¥759,630
◾️2018年(息子が小学5年時/カリキュラムとしては6年生向けの内容)
1月 ¥68,356
2月 ¥98,056
3月 ¥43,300
4月 ¥52,696
5月 ¥57,880
6月 ¥153,676
7月 ¥22,236
8月 ¥68,788
9月 ¥56,476
10月 ¥69,436
11月 ¥129,376
12月 ¥44,596
計 ¥864,872
6年生と一緒に授業を受けているとはいえ、息子はまだ小5だったので
夏期講習や正月特訓などなど、直前期の受験生向けの講座は控えめに受けていたため、6年生の授業料と比べると全然安いですが
それでもやはり、今までよりは上がってきましたね…(汗)
そしてびっくりなのが、ラストイヤー。
◾️2019年(息子が小学6年時/カリキュラムも6年生向けの内容)
1月 ¥80,668
2月 ¥126,136
3月 ¥63,496
4月 ¥93,736
5月 ¥111,016
6月 ¥167,176
7月 ¥235,216
8月 ¥192,124
9月 ¥83,448
10月 ¥189,520
11月 ¥157,070
12月 ¥174,890
計 ¥1,674,496
どどん!(笑)
もちろん夏期講習や冬期講習、正月特訓などもフルで出ましたし
理解不足の内容を徹底的につぶしてもらうために、追加の個別授業などもお願いしていたので
跳ね上がりましたね〜。
ほとんど、前年の2倍の金額ですね。。。
特に高い、6年生の7月・10月の明細は
こんな感じになっておりました。
どこの塾に通うかや、講座をどれだけ取るかによって
もちろん、金額は変動するとは思いますが
どこの塾に通っても、6年生の直前期は、それまでと比べて
バカみたいにお金がかかる!!!
というのは、間違いないと思います。。。
それに加えて、
・過去問、テキスト代
我が家の場合、
声の教育社の過去問(1冊2,600円前後)を中心に15冊程度
+
追加で買った苦手分野の参考書(1冊1,000〜2,000円程度)を6年通じて10冊程度
+
直前期に過去問や時事問題フォローのために購入した解説動画 約13万円
(栄光・麻布の過去問解説動画と、時事問題解説動画の3つを購入)
でおそらく18万円前後。
※過去問や参考書は受験終了後メルカリ等で売れて多少はお金返ってきますが、多少、ですね^^;
・受験料(全てWeb出願クレジットカード払い/手数料込みの金額)
我が家の場合、
ー1/8函館ラ・サール ¥21,000
ー2/1AM逗子開成 ¥25,682
※結局受けませんでしたが、体調やメンタルガタガタでとても麻布なんて受けられない。。。となってしまった場合のため念の為コッソリ出願していました
ー2/1AM麻布 ¥25,682
ー2/1PM広尾学園 ¥25,682
※同時出願した場合のみ、2回分で25,000円ということだったので、万が一後半までどこも受からなかった場合に備えて、2/5AMの3次試験にも同時出願していました。良心的な学校…😂!
ー2/2AM栄光 ¥25,682
ー2/2PM中央大学附属横浜 ¥30,682
※当日の13:30に広尾学園の合格がわかったので、結局受験はしませんでしたが、出願締め切りが2/2 14:00まででギリギリだったので、既に支払い済みでした。
ー2/3AM浅野 ¥25,682
合計:約18万円
・入学金、学費
幸いにも、広尾学園は2/9まで入学金納入を待って下さる大変良心的な学校だったので、
入学金&学納金は、進学先の麻布だけに支払うことで事足りました。
入学金:30万円 学納金:約78万円(年間)
※これから寄付金や学年費なども請求がくるかと。。。
それ以外にもちろん、日々消化するノート代や塾・模試へ行くための交通費や飲食代、文房具代などなどもかかります。
※模試や普段の授業で使用するテキストの料金は、塾からの請求に含まれていました。
そんな感じですので…
日々の可処分所得が相当あるご家庭でない限りは
計画的に貯金しておくことをおすすめします。
私は教育費は、なんとかボーナスからやりくりして毎年捻出してきましたが
やはり6年生の時期はかなりしんどくて。。。
学資保険に入っていてほんと良かったなぁ、と思いましたし
(ソニー生命の学資保険で、6年生の12月に45万支払われるように積み立てていた)
なんとかギリギリ大丈夫でしたが、受験本番のスケジュール的に
入学金を複数の学校に納めておかなければならない…となれば
借金も止むを得ないかも。。。
ぐらいには追い込まれました😢
直前期、第一志望に何としても受かりたい!と強く思えば思うほど
どんなにお金を出してでも、やれることはやりきりたい!と思ってしまうものです。
(実際私も、過去問解説動画や時事問題解説動画をネットでポチってしまい、直前期に10万程突っ込みました、、、)
もちろん最初から「この金額しか支払えないから、この制約の中で!」
と計画を立ててそこにおさめる前提で進めるのも一つの手ですが
余裕を持っておくに越したことはないと思います。
あとは本番でバタバタしないように、
綿密にシミュレーションをしておくことが大変重要ですね…!
行きたい学校の優先順位等も、決めておかないと
「あぁ、ここの学校の入学金締め切り明日まで!でも第一志望の合格発表は明日!今既に合格出てるあの学校とどっちに行くか迷う〜入学金支払うかどうしようか、、、」
などなど迷うことになり、
結局行かない学校に、無駄なお金を支払ってしまうことにもなりかねませんので。
だーいぶアナログですが、
・各校の出願、入学金納入のスケジュール
・行きたい学校の優先順位
・どのタイミングで何を判断し、どうアクションするか
(〇〇中の合格発表のタイミングで、もし合格だったら入学金を振り込む、不合格だったら●月●日の〇〇中の2次試験に出願手続きする、など…)
はしっかり準備しておくべし、です!
ちゃんとフローチャートにしたかったけど、私の場合結局↑に貼り付けたような手書きのアナログ作業が1番早かったし、
学校の優先順位決めるのなんかはこうやってポストイットで受ける学校一覧作っておいて、塾の担任の先生や本人と一緒に見える化しながらペタペタ試行錯誤するのが1番やりやすかった😅です。