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モノノケハカランダ/フジファブリック

大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。

第132弾は

モノノケハカランダ

2005年11月9日に発売されたアルバム
FAB FOXに収録されている曲。

勢いのあるギターのリフや
疾走感のあるリズム、
歌詞の不明瞭さもありながら、
不思議と歌を口ずさんでしまうほど
耳に残り圧倒される曲。

MVの演奏シーンもカッコいいです✨


曲について

曲が出来た経緯について
過去のインタビューを
下記に紹介させていただきます。

メロがまずなんとなくあって、このメロには激しい演奏が合うんじゃないかってことでみんなで合わせてみたという(志村正彦)

CDでーた No.11 2005年11月号より

セッションでみんながリフみたいなのをやりまくってる間にこうなったんですね(山内総一郎)

CDでーた No.11 2005年11月号より

基本のリズムは、“こういう感じ”っていうのが最初の段階であって。それに合わせて色々やってた気はしますね、確か。で、構成とか展開とかはもう、その時その時で。“じゃあ、ここはこうしてみよう”っていうのが、作業的には色々ありました。(加藤慎一)

BACK STAGE PASS 2005年12月号より

これはとにかくドラム、ベース、バッキング ギター、リフギターのバランス重要です。 縦の線と言うか。(志村正彦)

コンプのかかったRhodesで弾くとよし。(金澤ダイスケ)

シンプルながら歌ってるフレーズがメインで す。 口ずさみながら弾くとよりGOODです。(加藤慎一)

モノノケのように瞬時に獲物を捕らえる感じ で。ギターソロはその捕らえた獲物を逃がさないように。(山内総一郎)

ゆっくりのテンポから始めてください。(足立房文)

フジファブリックFAB FOXバンドスコア解説より


--M-1『モノノケハカランダ』はPVなども撮影した楽曲ですが、この曲の持つ疾走感や歌詞の雰囲気などは『銀河』や『虹』の延長戦上にありますよね。【インタビュア】

この曲は一番初めにメロディが出来た曲なんですけど、ドカーン!とか、ドバー!とか、ウリャー!とか(笑)、そういうような気持ちを曲にしたかったというか。Aメロとかもあんまり意味ないんですよ。ただ勢いのある言葉を並べてドリャー!っていうのが伝わったらいいなって。ハカランダー(※)で作ったギターがケモノなのかモノノケなのか、それに化けてロックンロールを鳴らしているイメージ。このアルバムを象徴する曲としてPVも熱い物を撮りたいなと思いますね。(志村正彦)

※ハカランダー・・・ギターに使われる材質のひとつ。

billboardJapan インタビューより

メロディから先に出来て、
セッションの末に今の曲の形態になった経緯や、
歌詞は勢いに任せた言葉を並べたという
貴重なインタビューになっています✨


歌詞について

ここからは個人的な歌詞解釈になります。
上記の歌詞リンクを見ながら、
温かい目で見ていただけると幸いです。


モノノケハカランダ 1番の歌詞解釈


遥か遠くに聞こえていたサイレンの音や
見えなくなってしまった赤色灯。
あんなに騒がしかったのに、
カーブになっているアスファルトは
夜になっても変わらずその場で待っている。

横並びで始まった演奏は
激しいダンスに見えた。
思ったよりも激しい競争が繰り広げられて、
止まるなって言ってるよう。

自分の野生の心をさらけ出して
もっとかき鳴らせ!
まわりを払いのけてまで前へ出ろ!


モノノケハカランダ 2番の歌詞解釈


コードEはマイナーコード。
決して明るくない音だ。
でも聴いてるうちに心地よくなり
陽気になってきてマイナーチェンジする。
次第に紡がれるリズムの束も激しくなり、
もはや止まることはできなくなっている。

自分の野生の心をさらけ出して
もっとかき鳴らせ!
まわりを払いのけてまで前へ出ろ!


モノノケハカランダ Cメロ ラストサビ歌詞解釈


ハカランダのギターを焦げる勢いまで
かき鳴らし続けた。
まるでギターが唸っているようだ。
思いのほか激しい競争が繰り広げられ、
もはや止まることはできなくなっている。

自分の野生の心をさらけ出して
もっとかき鳴らせ!
まわりを払いのけてまで前へ出ろ!

・・・

…みたいな感じでしょうか。
野生感をさらけ出す主人公みたいな
歌詞解釈になりました(笑)

曲についてで紹介したインタビューで
ハカランダーで作られたギターが
モノノケに化けてロックンロールを
鳴らしているとおっしゃっていたので、
そのモノノケなギターを持った主人公が
モノノケになってる様子を
この曲にしたのかもしれません。

フィクション物語の1コマを
切り取っている感じですね。


個人的な話

この曲の曲名をみた時に
なぜか、くるりの「モノノケ姫」を
思い出しました(笑)

こちらも歌詞が意味が分からない感じと
ロックな曲、「モノノケ」という共通点。

最初は繋がりがあるのかなと
思っていましたが、
そうゆう記述は見つからず。
私は当時、勝手にフジファブリックと
くるりは仲が良いのかなと思ってました(笑)

結局は曲繋がりではないものの、
フジファブリックと
くるりは交流があることを知り、
歓喜したのを思い出しました。

モノノケハカランダ
ライブで盛り上がることもあり、
志村さんが存命時も3人体制でも
演奏されており、映像作品も残されています。

是非手に入れてみてはどうでしょうか✨


いかがだったでしょうか✨
モノノケハカランダ
紹介させていただきました!!


これ読んで伝わらなくとも、
曲を聴いてくださって
フジファブリックの良さを
楽しんでいただけたら、
とても嬉しいです✨

また次も気まぐれで
一曲ずつ紹介と思ったことを
投稿したいと思います✨




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マユシム
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