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フラッシュダンス/フジファブリック

大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。

第126弾は

フラッシュダンス

2013年10月1日発売のEP
FAB STEPに収録され、

2014年9月3日発売のアルバム
LIFEにアルバムバージョンとして収録、

2019年8月28日発売日の
FAB LIST2にアルバムバージョンとして、
収録されました。

エンジンがなっているような
ギターノイズに、
口付さみたくなるようなイントロ。
淡々とした歌声から
サビでは絞り出すような
歌声に切なさを誘う
フジファブリックの
泣きのダンスナンバーになっています。


曲について

曲が出来た経緯について
過去のインタビューを
下記に紹介させていただきます。

──今回、3人がそれぞれ楽曲を持ち寄っていますけど、オルナタティヴ・マナーを織りこんだ1曲目の「フラッシュダンス」は金澤くん作です。【インタビュア】

この曲では、サビありきではなく、ダンス・ミュージックがそうであるように、キャッチーな単音のメイン・リフの繰り返しで最後まで行っちゃうような曲が作りたかったんです。そのためには強度の高いメイン・リフが必要で、この曲のメイン・リフはシンセを5重に重ねました。(金澤ダイスケ)


──あのリフ、あの音色は1回聴いただけで頭に焼き付くほどに印象的ですもんね。【インタビュア】

それから、どの曲にも当てはまるんですけど、ダンス・ミュージックは音と音の隙間があったほうが踊れるので、その隙間を埋めてしまわないように、キーボードを弾きすぎないように心がけつつ、常に新しいものを提示したいので、例えば、焼き鳥とワインを組み合わせるみたいに(笑)、色んな種類のキーボードを組み合わせることで、新しいテイストを生みだしたかったんです。(金澤ダイスケ)

そして、ダイちゃんのメロディはビートと一体となった時、より感情を刺激するものになるんだなという新たな発見もありつつ……。(山内総一郎)

そう、ダンス・ミュージックでありつつ泣ける曲にしたかったんですよ。(金澤ダイスケ)

あと、この曲では『VOYAGER』ツアーでもサポート・ギターをお願いした名越(由貴夫)さんにギターを入れてもらったんですけど、自分たち以外のギターを入れたのはこの曲が初めてなんですよね。名越さんはオルタナ番長というか、僕にとってギター・ヒーローでもあるし、なにより「フラッシュダンス」には名越さんのサウンドが必要だったんです。(山内総一郎)


──空間を埋める名越さんのギター・ノイズは名人芸というか、鳴りが絶品ですもんね。【インタビュア】

そう、同じギタリストとして、名越さんのギターが混沌とした曲の世界をより広げてくれることは目に見えて分かっていたし、名越さんがギターを録り終えた瞬間、ダイちゃんは大声で「俺、オルタナ好き!」って言ってましたからね(笑)(山内総一郎)


──そして、楽曲と同じく、切ない感情が疾走する様を綴った歌詞は加藤さん作。【インタビュア】

3人とも車は持ってないんですけど、この曲はドライヴに合いそうなビート感だったので、歌詞における車の設定だったり、車のなかで過去の記憶がフラッシュバックする様だったり、夜の車窓を流れる街灯がフラッシュするイメージが思い浮かんだんです。(加藤慎一)

でも、フラッシュやフラッシュバックだと、タイトルとしてはどうもしっくりこなくて、ダンスつながりということで同名映画から曲タイトルを付けました。(山内総一郎)

そのうえで、この曲の歌詞では『VOYAGER』までの流れからもう一歩深いところに踏み込んだ人間関係の難しさや男女の悲哀を書きたかったんです。しかも、ダンス・ミュージックというのは高揚感が生まれる音楽じゃないですか。だから、そういう曲にエモーショナルな歌詞が乗ることで、より力強く聞こえたりもするし、ダイちゃんが意図した通り、泣きながら踊れる曲になってるんじゃないかな、と。(加藤慎一)

型破リヰナインタビューより


金澤さん作曲ということもあり、
曲作りにこだわった様子が伺えますね✨
VOYAGERツアーでサポートで回った
名越由貴夫さんがギター参加するという
貴重な内容や、
加藤さんの作詞のこだわりも
見逃せないインタビューです✨


歌詞について

ここからは個人的な歌詞解釈になります。
上記の歌詞リンクを見ながら、
温かい目で見ていただけると幸いです。


フラッシュダンス 1番の歌詞解釈


気づいたら車のエンジンを
3回ふかしながら走っていた。
傍からみたら、悪い輩みたいだ。
イライラしながら運転していた。

君からの呼び出しで
今向かっているのだが、
会うたびに君と離れて行くような感じがして
しんどくなっていた。

少しでも、君の好きな所を思い出す。
手を握った時、思ったより冷たい手とか。
終わった夏の香りを懐かしむように
名残惜しく思い出していた。

会ったら、お互い素直になれるだろうか、
傷つきたくないから
何も言えず、結局すれ違って
この先どうなるか分からなくなるんだ。


フラッシュダンス 2番の歌詞解釈

「案外2人は似ているね。
黙ってしまうところとか。」
共通の友人から言われて、
お互いに意識するまでは分からなかったけど、
考えてみると、こんな出会いがなければ、
僕らは出会うことがなかったかもしれない。

「優しい人」って言われるけど、
君に優しくできていたか正直分からない。
胸をこんなに締め付けるのは
君とこの先もずっと一緒にいたいのに、
それができないかもしれないから。


フラッシュダンス Cメロ、ラストサビの歌詞解釈


忙しい日々の中で君への思いを伝えずに
ごまかしていたけれど、
それを伝えたら、
失いそうな予感がしたんだ。

会ったら、お互い素直になれるだろうか、
傷つきたくないから
何も言えず、結局すれ違って
この先どうなるか分からなくなるんだ。
それでも、拙い言葉でも言えたら、
この先長く一緒にいることは
出来るのだろうか。

僕らはお互い似ているから
傷つきたくないのに、
素直になれなくて、
結局何も言えず、傷つけてしまうんだ。


・・・

…みたいな感じでしょうか。
2人の出会いは共通の友人からと仮定して、
性格が似ているとか言われ始めて
お互い意識して付き合ったけれど、
結局、会うたびに進展はあまりなく、
どんどん気持ちが離れていく感じ。
僕側は先の未来も見ていたいけど、
君側はどう思ってるのか分からなくて、
モヤモヤみたいな(笑)

歌詞の内容的に
お互い喧嘩してる感じは
なさそうだったので、
勧められたまま付き合って、
進展なしみたいな関係と解釈しました。


個人的な話

ダンスをコンセプトに出した
FAB STEPから
フジファブリックファンが
密かに根強く人気になっている
フラッシュダンス

めちゃくちゃ個人的な話ですが、
私のXで繋がっている
フジファブリックファンの
フォロワーさんで
フラッシュダンスをすごく
推してる方がいてまして(笑)

ライブでしてくれないかなと
懇願してる様子を見ると、
ライブのセトリで
フラッシュダンスをやるたびに
その子がちゃんとライブ行けてるか
心配になってしまい、
密かに様子を伺ってしてしまう
心の中でお節介な
おばちゃん化することがありました(笑)

今更聞けないけれど、
その人に逆にnoteで
インタビューしたいくらい、
いや、本人がnoteで書いてほしいくらい
魅力のあるフラッシュダンス
私もFAB STEPツアーのライブ以来、
生の演奏は聴けてません😂

是非ともまたライブ行った時に、
聴けることを祈っています🙏✨

ちなみにライブ映像は残されています。↓

是非手に入れてみては
どうでしょうか✨


いかがだったでしょうか✨
フラッシュダンス
紹介させていただきました!!

これ読んで伝わらなくとも、
曲を聴いてくださって
フジファブリックの良さを
楽しんでいただけたら、
とても嬉しいです✨

また次も気まぐれで
一曲ずつ紹介と思ったことを
投稿したいと思います✨


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