
Bye Bye/フジファブリック
大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。
第123弾は
Bye Bye
2010年7月28日発売のアルバム
MUSICに収録。
志村正彦がこの曲を
PUFFYに楽曲提供し、
後にセルフカバーとして収録した曲。
ポップな曲なのに切ない
失恋ソングになっています。
曲について
曲が出来た経緯について
過去のインタビューを
下記に紹介させていただきます。
ーー「Bye Bye』はPUFFYに提供した曲ですね。【インタビュア】
その時に1回録った曲ではあるので、その“派手に、派手に”という方向は崩さずに、“でもウチのバンドでやるとこうなります”という感じは出したいなというつもりでやってみました。(金澤ダイスケ)
ーーPUFFYに提供した曲で、志村さんが「いい曲が書けた」と言ってたんですけど。【インタビュア】
それをバンドでもやりたいって言ってライヴでもやったりしてた曲で。(加藤慎一)
だからすごい思い出がある曲というか。志村くんがPUFFYをプロデュースするってことで気合が入ってて。で、自分で歌ってるのもすごい気に入ってて。そのかわり、それをまたフジファブリックでやったらどうなるっていうのでレコーディングしてむっちゃ苦労したのが、こうなったっていう。 で、『MUSIC』 のデモ聴き会をやってたときに、新曲プラス、今までのものも全部持ってきたりしてたんですよ。僕も含め。“眠れぬ夜”とかもそうですけど。 その中にこの曲もあって。(山内総一郎)
単純に曲いっぱいあったんで。興味もありましたし、この機会に全部聴いてみてもいいかなって。曲によっては、できたからすぐ録りたいっていうのもあるし、ちょっとうまくいかないなと思って、今はちょっと録りたくないなって思うけど、ちょっと経ってみると、これいい曲じゃんっていう曲ってあったりするんで。それが今回で言うと“眠れぬ夜”だったり、昔で言う と“東京炎上”だったりするんですよ。(金澤ダイスケ)
PUFFYのアルバム『Bring it!』(2009年)に志村君が提供した曲のフジファブリック・バージョン。自らサウンドプロデュースも手掛けたとあって相当に気合いが入っていた作品だったそうですが、そもそもPUFFYが歌うことを想定して考えた派手なアレンジだったし、志村君の歌とはキーも雰囲気も違う、ということで、今回バンドで改めてやるにあたってはまた別もののアレンジとして考えました。彼がとても気に入っていたこの曲を、自分達の作品としても世に出したいという思いが強くあったので、今回のアルバムレコーディングでも「夜明けのBEAT」と共に、序盤にレコーディングした楽曲です。
この曲は特に、ベーシックなリズム録りの後、志村君のデモにあったコーラスワークや考えつく限りの楽器ダビングをいったんMAXに重ねてみてから、改めて検証して削ぎ落としていくというやり方で録りました。結果、歌が前面に出た、すっきりとまとまりのある仕上がりになったと思います。
楽曲提供した後も
フジファブリックのライブでも
やっていたとのことで、
志村さんの思いが詰まった曲ということが
伺えますね✨
歌詞について
ここからは個人的な歌詞解釈になります。
上記の歌詞リンクを見ながら、
温かい目で見ていただけると幸いです。
Bye Bye 1番の歌詞解釈
土曜日に映画に誘って
すぐに承諾してくれた君と
手を繋いで街を歩く。
何気なく過ごす一時も、
夏の晴れ渡った空を見るのも
君となら特別だった。
しかし、お別れの時がやってくる。
何度もバイバイを繰り返しても、
手を離すことができない。
どんなに離したくても、手を離せない。
もどかしい気持ちも懐かしい思い出。
君がいなくても大丈夫と言い聞かせるけど、
思い出したら涙が溢れてしまう。
君が選んだ人は
きっと僕と違って優しい人に違いない。
君を忘れられない代わりに
幸せを願うしかない僕がいる。
Bye Bye 2番の歌詞解釈
出かけ先から帰宅する。
冷めきっていたけれど、
君がまだいるのではないかと錯覚。
鍵を開けると、もちろん誰もいなくて
現実を突きつけられるようにライトをつける。
「愛」というものは未だに分からないし、
分かっていたら困ったりしないだろう。
君の手を放してしまったことを
未だに後悔している。
君の横顔は、とても素敵だったこと。
忘れたつもりでも思い出して涙が出る。
君が選んだ人は
きっと僕と違って優しい人に違いない。
君を忘れられない代わりに
幸せを願うしかない僕がいる。
Bye Bye Cメロ、ラストサビの歌詞解釈
久しぶりに訪れた駅のホームで
何気なく電車に乗っていた。
扉が閉まる瞬間に窓越しから
ホームにいた君を見つけてしまった。
素敵だった君の横顔は、
今では誰かのものになっていた。
離れていく君を見て、
涙をこらえるしかなかった。
君の横の人は想像通り、優しそうな人だった。
心の中で幸せでいてほしいと祈った。
・・・
…みたいな感じでしょうか。
まるでドラマのような
小説のような展開の歌詞。
切ないだけでなく、
Cメロの歌詞の展開は
誰でもドキッとするのではないでしょうか。
個人的な話
この曲の歌詞は心に刺さるというか、
大切な人との別れを経験した方なら
普遍的に感じる歌詞だと思います。
私も過去にお付き合いして別れた方と
偶然遭遇したけど、
向こうは気づいていなくて、
別の相手と一緒に歩いていたという。
経験がありました。
唯一、歌詞と状況が違うのは、
私の中で相手への思いはなかったのと、
気まずさはありましたが(笑)
でも、一度は一緒になった人の
幸せを祈るというのは
なかなか吹っ切れていないと
難しいんじゃないかと思うのです。
なので過去に出ていた
志村さん作詞のフジファブリックの
曲のことを考えたら、
過去を引きずる感じではなく、
未来へ歩んでいけそうな
希望も感じる曲だなと思いました。
残念ながら、
志村さん存命時のライブ映像は
残っていませんが、
2010年のフジフジ富士Qのライブで
PUFFYが歌ったライブ映像と、
3人体制になって少し経った
2013年のVOYAGERツアーの時の
フジファブリックのライブ映像が
残っています。
フジフジ富士QでPUFFYが歌う時に
曲が出来た裏側も
少しMCで話されていました✨
なかなか貴重な映像なので、
是非、手に入れてみてはどうでしょうか✨
いかがだったでしょうか✨
Bye Byeを
紹介させていただきました!!
これ読んで伝わらなくとも、
曲を聴いてくださって
フジファブリックの良さを
楽しんでいただけたら、
とても嬉しいです✨
また次も気まぐれで
一曲ずつ紹介と思ったことを
投稿したいと思います✨
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