虫の祭り/フジファブリック
大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。
第17弾は
虫の祭り
2004年9月29日に発売の
秋盤のシングル赤黄色の金木犀の
カップリング曲になります。
バンドサウンドに仕上げた
赤黄色の金木犀に対して、
虫の祭りはアコースティックで
ミドルテンポな曲で
秋を表現しています。
秋の夜長に涼しい風を
取り入れるために開けた窓から、
入り込む秋の虫の音を聞きながら、
部屋で過ごす様子がうかがえる曲。
都会ではなかなか秋の虫の音って
聞こえないかもしれませんが、
田舎とか空き地とか、
緑が残る街には聞こえるんですよね。
曲について
この曲についての経緯、
過去のインタビューを紹介します。
A面の赤黄色の金木犀がメインなので、
B面の虫の祭りのインタビューは
少なめだったのですが、
フジファブリック的にはデビューしてから、
アコースティックギターの弾き語り的な曲を
作って出したのは当時、
初の試みだったみたいです。
私もインタビュー読んで初めて知ったのは、
虫の祭りで志村さんは歌と
ミニムーグの演奏のみの参加だったこと。
クレジットでは曲の演奏は
フジファブリック名義でしたが、
インタビューで推測すると、
山内さんのギター演奏になりますね!
ここまで掘り下げて
改めて曲を知ることが
できて良かったです✨
あと、この曲の最後に流れる
志村さんの不思議なコーラスも
聴きどころです♪
歌詞について
ここからは個人的な歌詞解釈になります。
上記の歌詞リンクを見ながら、
温かい目で見ていただけると幸いです。
虫の祭り 1番の歌詞解釈
恐らく、一緒に住んでいた
恋人との別れでしょうか。
部屋に取り残され、
寂しさと思い出に浸っていると、
虫の音がより一層賑やかに感じ、
皮肉に感じられるようです。
でも、だんだん虫の音を聴いてるうちに
思い出の余韻を重ねるようになります。
“あなたは一人で出来るから”と
いなくなった恋人にも未練が
感じられますね。
虫の祭り 2番の歌詞解釈
今度は虫の音が
鮮やかに聞こえてくるようになります。
今度は何かを思い出させるような、
聞き入る感じに。
次第にそれが“虫の音”と
“恋人との思い出の余韻”と
花火に重ね合わせて、
淡く消えていく。
なんとも切ないですね。
最後の“あなた一人で居られるから”という
恋人の言葉はきっと
本当に言われたわけじゃなくて、
もういない恋人が今の自分を見て、
大丈夫だよと言い聞かせてるような
想像にも感じます。
前を向いていけるような
心情が描かれている気がしますね。
個人的な話
幼少期とかテレビとかで、
童謡の虫のこえを歌ったり、
聴いたりしたことあるとは思いますが、
歌詞に出てくる虫って
実際に聞いたことある人って
どれくらいいるでしょうか?
私はせいぜい、
コオロギとスズムシくらいで、
鳴き声もこの2匹ぐらいしか知りません。
昔の方とか、
田舎や地方で住んでる方は、
歌詞に出てくる
マツムシ、クツワムシ、ウマオイなども
聞いたことあるのでしょうか。
そうゆう虫達の鳴き声を想像しながら、
虫の祭りを改めて聴くのも
面白いかもしれません。
また、どこかで聞いたことがあるのは、
外国の方は虫の鳴き声を聞いて、
季節が移り変わる感覚が
ないらしいです。
これも日本ならではの
感性かもしれません。
そんな感性まで感じ取っていたかは
知りませんが、凄く良い意味で、
志村さんの歌詞はどことなく
日本の季節の移り変わりに
敏感な感じがしますね。
いかがだったでしょうか☆
虫の祭りを
紹介させていただきました。
これ読んで伝わらなくとも、
曲を聴いてくださって
フジファブリックの良さを
楽しんでいただけたら、
とても嬉しいです✨
また次も気まぐれで一曲ずつ紹介と
思ったことを投稿したいと思います☆
#フジファブリック #フジファブリック志村正彦 #フジファブリック山内総一郎 #フジファブリック加藤慎一 #フジファブリック金澤ダイスケ #秋に聴きたくなる曲 #秋 #虫の祭り #赤黄色の金木犀 #ラムちゃん #うる星やつら #虫のこえ #虫の音 #アコースティック #ミドルテンポ #ミニムーグ #音楽 #音楽レビュー #スキしてみて #田舎 #都会 #部屋 #コーラス