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TAIFU/フジファブリック

大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。

第133弾は

TAIFU

2004年11月10日発売のアルバム
フジファブリックに収録されている曲。

ドラムのシンバルの音の衝撃からの
不穏なベースリフ始まり、
あとからくるギターの
へんてこりんなリフも耳に残ります。

歌詞の不可解で勢いある
「だまらっしゃい」というツッコミが
頭から離れない曲となっています。

MVの勢いよく走る女性や、
メンバーの演奏シーンの絡み合いも
シュールな映像になっています。


曲について

曲が出来た経緯について
過去のインタビューを
下記に紹介させていただきます。

歌詞はなんにも考えなくて音みたいな感じで。内容とタイトルもなにも通じてないし(志村正彦)

CDでーた No.15 2004年11月号より

ーーアップテンポの 「TAIFU」 とか、 '70年代
のロックを思わせる勢いに溢れていますよね。【インタビュア】

「TAIFU」 は、「速いものがやりたい!」っていう気持ちがストレートに出た曲です(笑)。(志村正彦)

ーーギター・リフが、ちょっとテクノっぽさを漂わせていませんか?【インタビュア】

それは、ちょっと意識していました。 この曲 では金澤君が“人力アルペジエータ” みたいなことを、オルガンでやってて。 で、僕はそういうニュアンスとは違った、エッジの立ったギターを弾きたいな、と思っていたんです。(山内総一郎)

ーー歌も切迫感に溢れていますね。【インタビュア】

もう、勢いに任せて歌いました(笑)。(志村正彦)

ーー今回、全体的な歌録りはどうでした?【インタビュア】

あまり細かいことを気にしないようにしました。聴いた後に伝わるものがあるテイクを、活かしたっていう感じですね。 音程とかリズムが多少甘くても、“グッ”と来るものを選んだ。で、歌録りはスムーズだったけど、 歌詞に結構手間取りました。「TAIFU」もそうだけど、歌詞が大きな比重を占めた曲だったんですよ。でも、歌ってみたらギクシャクした感じになった。 無理して、ちゃんと歌おうとしてる感じになっちゃったんです。だから、他の曲では、 意味よりも勢いとかリズムのハマリを重視した歌詞を書きました。(志村正彦)

GiGS 2004年12月号より

ーー『TAIFU』 なんかは、アルバムの中でも特に異彩を放ってるかなと。【インタビュア】

この曲の歌詞作るのは、アルバムの中で一番大変だったんですけど。はじめは別の歌詞があって、それをレコーディングしたんですよ。そしたらあまりにも上手くいかなくて、2回ぐらい変えたんです。はじめはちゃんとした歌詞が......。「TAIFU」ってタイトルで、台風の曲を書いて。台風が来た、みたいなものなんですけど。(志村正彦)

ーーそのまんまじゃないですか(笑)。でも最終的には、台風とはまったく関係ない詞になっているという。【インタビュア】

そうなんです。“どうしようかな あ…”って悩んで、最終的には思った事を適当に書いて(笑)。それを、もうほとんど意識がないぐらいの朝方の時間に歌ったら、ハマる感じがあったんです。 演奏のループ感と歌詞のループ感だとかが。(志村正彦)

ーー確かに、リズムと言葉が一体になってる感じがします。歌詞の内容も、曲のノリそのままかなって気がするし。ごちゃごちゃ理屈言う前に踊ってしまいましよう、みたいな。【インタビュア】

そうですね。出来た時から、はよライヴでやりたいなと思いました。 でも僕、最初のマジメな歌詞ってのを見てないんですよ。で、それが何があかんのか聞いても教えてくれへんくて。 結局、録音する前に回見たんかな。 そしたら……………。「これ何や? 変な歌詞やな!」って言って(笑)。なんで、タイトルも変えんのかなと思ってたらそのまま行ったんですけど、歌詞が曲に乗ると単純に、すごいいいなぁと。(山内総一郎)

newsmaker  No.189 2004年12月号より

アルバムの中で
一番歌詞を書くのが大変だった話や、
はじめは別の歌詞があって、
それをレコーディングしたという話、
あまりにも上手くいかなくて、
2回ぐらい歌詞を変え、
今の歌詞になったという
貴重なインタビューになっています✨


歌詞について

ここからは個人的な歌詞解釈になります。
上記の歌詞リンクを見ながら、
温かい目で見ていただけたら幸いです。


今日は楽しみにしていることが待っている。
ただ自分が思うより、なかなか作業が進まない。
何としてでも作業を終わらせなくちゃ!
絶対早く終わらせる!そう自分に言い聞かせる。

途中、ダラダラしたくなるけれど、
流し聴いているラジオが終わったら、
すぐに行かなくちゃ。
そしてやっと終わった!
ラジオを切って飛び出したら、
楽しみが待っている!

虹色、赤色、黒色、白色と
ライトが移り行く会場を想像して
気持ちが高まっていく。

やっとの思いで会場に着いて、
解放された自分はライブが始まったら、
周りの人を気にせずに自由に踊りだす!
時々騒がしくして、うるさいと言われても、
お構いなし!

感情の赴いたままに自由になれたら、
どうなってしまってもいいや!

会場は盛り上がっている。
周りのみんなは、
解放されたように踊っている。
日々関わっているうるさい人間や、
苦手な人に何を言われようと、
今なら言える。
「だまらっしゃい!」

・・・

…みたいな感じでしょうか。
この曲の歌詞は、
楽しみにしていることのために奮い立たせて、
作業や用事を終わらせる主人公がいて、
楽しみにしている場所に向かう。
その場所で自分自身を解放している様子や、
その場所でみんなが一緒になって楽しむことを
表現しているようにも思いました。

私の解釈では、
ライブに行くために奮い立たせる
主人公みたいな(笑)

あくまでも個人的な解釈です。


個人的な話

この曲も個人的には、
「なんだコレ⁉️」みたいな第一印象でした。

フジフジ富士Qのライブで
藤井フミヤさんの息子さんが
たまたま口ずさんでいた曲が
フジファブリックのTAIFUで、
「曲と歌詞合ってるのか?」みたいな
衝撃エピソードもあるくらい。

この曲の勢いある歌詞は
ファーストアルバムから、
衝撃だった方もいると思います(笑)

また、ライブではすごく盛り上がる曲で、
過去の映像作品も残されています。

是非、手に入れてみてはどうでしょうか✨


いかがだったでしょうか✨
TAIFU
紹介させていただきました!!


これ読んで伝わらなくとも、
曲を聴いてくださって
フジファブリックの良さを
楽しんでいただけたら、
とても嬉しいです✨

また次も気まぐれで
一曲ずつ紹介と思ったことを
投稿したいと思います✨




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マユシム
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