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銀河/フジファブリック

大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。

第34弾は

銀河

2005年2月2日にシングル
冬盤として発売され、

同年の11月9日に発売されたアルバム、
FAB FOXにアルバムバージョンで収録。

また後に2010年6月30日に発売された
SINGLES 2004-2009には
シングルVerで収録され、

その後、2019年8月28日に発売された
FAB  LIST1にはアルバムVerで
収録された曲です。

よくある冬の定番の曲達とは
全然系統が違っていて、
ロックでノレるサウンド。

転調が多いけど、
気持ちよく聴き入れることのできる
バランスの良いアンサンブル。

歌詞では澄んだ空気と冬の夜空を思わせ、
サビではなぜかUFOのフレーズが出てくる
へんてこりんなギャップ。

今やフジファブリックの
ライブでやれば必ず盛り上がる曲として、
親しまれている曲。

ちなみにシングルバージョンと
アルバムバージョンではアウトロで
コーラスの有無の違いがあります。

また、女子高生が奇妙なダンスをする
MVも必見です(笑)


曲について

曲が出来た経緯について
過去のインタビューなどを
下記に紹介させていただきます。

冬に出すシングルっていったら、“シン、シン、シン”って感じのバラードをイメージしがちだと思うんですけど、 『そうじゃなくて、暑苦しい曲をやりたいな』って作ってたら、こうなりました(笑)。最初は『えっ?』って思う人もいるかもしれないけど、そういう曲って、後々まで残ると思うんですよね。 それはいくら頭で考えてもダメで、 結局は自分達がピンと来るものをやるしかないんですけど。(志村正彦)

BARFOUT!  Volume 115  2005年3月号より


曲をつくる時点で、冬盤は冬っぽくない感じにしたいというかロックなノレる感じの曲をつくりたいなってなんとなく考えてたんです(志村正彦)

CDでーた2005年2月号より

冬盤だから雪みたいなのはかっこ悪いなと思って。雪とか寒さとか、そういうのは安易だから。マフラーとかね(笑)。寒いという前に、空気がきれいだとかそっちの方にいったわけです。(志村正彦)

CDでーた2005年2月号より


冬の曲はいろんなアーティストがやっているから、独自のことをやらないとカッコ悪いなと思ったんです。それで、フジファブリックらしくて、なおかつ冬の情景が見える曲を考えた。今回は結構大変でした(笑)。(志村正彦)

GiGS 2005年3月号より

最初はセッションっぽく合わせたんだけど、 冬というよりは灼熱的なイメージだった(笑)。でも、みんなで何回も音を出していくうちに、冬っぽくなっていったんです。(山内総一郎)

GiGS 2005年3月号より

志村君のカッティングはホットですよね。 アル・マッケイとかのクールなカッティングとは全く違ってて。もうね、“ブワーッ!”って弾いているんです(笑)。 あれは、 凄くカッコいい。 志村君のカッティングがあるおかげで、僕は好きなように色付けできました。(山内総一郎)

GiGS 2005年3月号より

自分のパートに関しては、セッション的なものにならないようにしたいと思っているんです。できる限り印象的なフレーズを弾きたいと思ってる。今回は、鍵盤の金澤君と相談したりしながらフレーズを考えていって。いろんなパターンの中から一番いいのを選んでいきました。 それに、イントロとかのブラスっぽいギター・リフは志村君のアイディアだったんです。(山内総一郎)

GiGS 2005年3月号より

ああ。確かに、あのフレーズはブラスを意識してた。 コーラスの“ファッファッファー”っていうのも、そうだし。今回はファンクをイメージした部分が結構ありましたね。(志村正彦)

GiGS 2005年3月号より

それを感じたから、歌中ではワウを絡めたカッティングをやって。で、サビはドラムのダンダカ・ダンダカっていうのが凄く気持ち良くて。 “こうなってる時に自分は何を弾きたいかな”って考えた結果、ロング・トーンの裏メロっていうアイディアが出てきたんです。ああいうパターンにロングトーンが入ってるのは、あまり聴いたことがなかったし。 で、キーボードと上手く絡めるようにフレーズを作っていきました。(山内総一郎)

GiGS 2005年3月号より

 【ギターソロについて】
僕です。 最初はソロの前半で弾いているフレーズがメインリフだったけど、 細か過ぎるので変えることになった。でもセッションの時に一発目に思い浮かんだフレーズだったから、 どこかで弾きたいと思ってて (笑)。 それで、ソロに持って来ました。 後半はいろいろ試してみて、 ロング・トーンの方がいいな…と思って。 もう、“ニュアンス一発!” っていうソロを弾きました。(山内総一郎)

GiGS 2005年3月号より


インタビューを見る限り、
この曲を作るのにかなりのこだわりがあり、
いかに他のアーティストとは違う冬を
表現するか力を入れていたみたいです。

曲をよく聴いていると、
個々の楽器のフレーズが
特徴的な部分もありながらも、
強く出すぎていない。

ハッとさせられたと思えば、
すぐ曲の中に溶け込んで行く感じ。
そのフレーズを聴くがために
気づいたら何回も聴いてしまう。

そういう聴き方も銀河
楽しめる1つなのかもしれない。


歌詞について

ここからは歌詞の解釈を書いていきます。
上記の歌詞リンクを見ながら、
温かい目で見ていただけると幸いです。


銀河 Aメロ①Bメロ①、Aメロ②Bメロ②の歌詞解釈


擬音語が使用されている歌詞。
リズムに合わせて歌うことで、
真夜中に街を逃げ出す2人の走りの早さや、
丘にたどり着き、走った後の呼吸を整える
息の荒さもなんとなく想像できてしまう不思議。


銀河 サビ、Cメロ、大サビの歌詞解釈

UFOというフレーズは出てくるけど、
実際には見てないあくまでも軌道。
それは冬の澄んだ空から見える
天の川銀河がUFOが通った軌道に
見えるからかもしれない。

UFOの軌道に乗って
あなたと逃避行したいのは、
丘の上で2人で寝そべって
星空を眺めてそう思っただけなのか、
実際に2人で軌道に乗って飛んでいるという
夢オチなのか。

謎は深まるばかり…(笑)


個人的な話

この曲はくるりの岸田さんがラジオで聴いて
「なんじゃこりゃ」となってしまうほどの
変な曲だと言っていた。

私も2008年のカウントダウンジャパンで
フジファブリックを聴いて、
その時、銀河も演奏していて、
演奏がカッコいいと思って聴き直したけど、
歌詞が変だと思った(笑)

なんの知識もない状態でこの曲聴いたら、
誰もがそうなってしまうのかもしれない(笑)

でも、この独特なフレーズや歌詞を後に、
たくさん聴くたびに
頭から離れなくなるとは…
今となっては、
必然だったのかもしれない(何の語りw)


いかがだったでしょうか✨
銀河を紹介させていただきました。

これ読んで伝わらなくとも、
曲を聴いてくださったらとても嬉しいですし、
あながち私の言うてること間違ってないな〜
なんて思ってもらえたら幸いです♡

また次も気まぐれで
一曲ずつ紹介と思ったことを
投稿したいと思います☆

 
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