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余談的小売文化論

「知性ある消費」をテーマに、現代の消費行動や理想論と現実的な問題のギャップについて考え、言語化しています。「正解」を語るのではなく、読み手が自分なりの正解を見出すための一助になる…
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2022年3月の記事一覧

3月に読んだ本まとめ

3月に読んだ本まとめ

「今月もいろいろ読んだな〜」と思っていたら、並行してちょこちょこ読んでいるものばかりなので読了した本は意外と少ない現象が今月も!笑
今月は、「文化施設としての小売」という最近の個人的なテーマを探究するために公共セクターまわりの本を中心に読みました。読了したのは図書館関連が多め。

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3月の #あさみのまなび ベストセレクション

3月の #あさみのまなび ベストセレクション

今月も「消費文化総研コミュニティ」のSlackで私が淡々と投稿している「まなび」の中から抜粋したまなびセレクションをお届けします!
まなび全文にご興味のある方はコミュニティへどうぞ〜!

「高いもの=長く使える」の誤解

「高いもの=長く使える」の誤解

雑誌がラグジュアリーブランドのアイテムを紹介する際、よく「投資」「一生もの」といったフレーズが使われる。しかし本来は価格が高いことと耐久性が高いことは常にイコールなわけではない。むしろ高額であるがゆえに壊れるリスクが高かったり、こまめに手入れが必要で管理コストがかかったりと背伸びして購入するにはコスパが悪いケースも多々ある。

それでもメディアが「高いもの=長く使える」のイメージを流布したがるのは

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運動のゴール設定

運動のゴール設定

極論から考えたがる私は、あらゆる主張に対して「これは何を最終目標とした主張なんだろう」と考える癖がある。何が達成されれば満足なのか、どういう状態を理想として掲げるのか。その主張が不要になる時点はどこなのかが、私はいつも気になっている。

雑誌は「理想のカタログ」か、「理想を現実にするための教科書」か

雑誌は「理想のカタログ」か、「理想を現実にするための教科書」か

ステイホームの影響もあってか、住まいを特集する雑誌が増えた。リフォームしたこだわりの家にセンスあふれる家具が並び、モデルハウスかのような洗練された空間が写しだされている。ああ素敵だなと思う反面、彼我の差にがっくりくることも多い。

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ネオ城下町と福利厚生としての小売店

ネオ城下町と福利厚生としての小売店

工業地帯に育った人ならば、ある特定企業に「育てられた恩」があるはずだ。両親や親類縁者が勤務し直接的に恩恵を受けるのはもちろん、地域に根付いた企業はまちに公共施設を寄贈したり祭りや行事の大スポンサーであったりと、文化面にも多大な影響力を持つ。

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