「愛のある指導」について悩むビジネスマンにこそ観て欲しい『THE FIRST』」
こんにちは、かてぃ(@katy___0516)です。
さて、みなさまはオーディション番組『THE FIRST』をご存知でしょうか?
JYパークさんの名言が注目された『Nizi Project』(通称『Niziプロ』)がビジネス界隈で語られた記憶は新しいですが、ぜひビジネスマンこそ見てほしい番組ですが、まだまだ認知度が低いかと思います。メディアでの連載も行われており、連休中には特集番組もあったので、時間の問題かと思うのですが、なんとも悔しい…!もっと色んな人と話したい…!(泣)
この『THE FIRST』への想いをどうにかもっと多くの人にアウトプットしたい、そして多くのビジネスマンに『THE FIRST』を知ってほしいというファン心理から、このnoteを書きます。
私がビジネスマンこそ観て欲しいと思う理由を3に分けて投稿したいと思います。
※現在の選考に進んでいるメンバーに関するネタバレは極力排除しているので、「これから観るぞ!」という方も楽しめるように配慮しているので、安心して読んでください。
オーディション番組『THE FIRST』とは
パフォーマンスグループ・AAAのラップ担当でソロアーティストとしても活動するSKY-HI(日高光啓、以下「日高」)がアーティスト人生を懸けて自腹で1億円以上を投じたボーイズグループ発掘オーディション番組です。https://bmsg.tokyo/thefirst/
日本テレビ系情報番組『スッキリ』での抜粋放送に加えて、動画配信サービス・Huluで完全版が配信されています。この枠は冒頭でも挙げた『Niziプロ』同様です。
多彩で魅力的な13歳〜25歳までの候補者が審査を経て、年内の5人組のボーイズグループとしてのデビューを目指すといった内容だけでは、このnoteを読んでくださるビジネスマンの皆さんは食指が動かないでしょう。
「s**t kingz」や「Sunny Boy」をはじめとする、著名なアーティストによる楽曲&パフォーマンス、これも関心を持っていただくには大きなフックだと思いますが今回は控えます。
(この情報で関心を持っていただいた方は、ぜひYoutubeのパフォーマンス動画を観てください。)
理由①プロデューサー日高から学ぶ「愛」
このオーディション番組の最大の魅力はプロデューサーである日高にこそあると思います。
『THE FIRST』を応援するファン(通称「ザスト民」)も、それぞれの推し(応援している候補者)以上に日高に熱狂していると感じます。
AAAというグループを「聞いたことがある」という人は少なくないのではないでしょうか?グループとしての活動のほか、「SKY-HI」名義でラッパー・シンガーとしても活動していること、エイベックスに所属する中で「BMSG」というレーベルを自ら立ち上げていることは知られていないでしょう。(私は番組に出会うまで知りませんでした)
2005年9月にAAAのメンバーとしてデビュー。同時期から「SKY-HI」としてマイクを握り、都内クラブ等で活動をスタート。ラッパー、シンガーソングライター、トラックメイカー、音楽プロデューサーとして活躍。2013年はSKY-HI初のワンマンショーライブツアー「SKY-HI TOUR 2013-The 1stFLIGHT-」を開始。SKY-HIのツアーでハウスバンドを務めるミュージシャンチーム「THE SUPER FLYERS」の中心に立ち、自らがバンド音源や演出、照明に至るまでプロデュースするライブツアーは毎度、完売が続出。そして昨年9月、SKY-HI自らマネジメント/レーベル「BMSG」を立ち上げ、アーティストが自分らしく才能を開花させられる環境づくりに力を注ぐ
(THE FIRST公式サイトより引用)
華のある外見から「魅力」をアイドル的な評価だと勘違いされるかと思うのですが、彼はプロデューサーとして、レーベルの代表・リーダーとしての「魅力」です。『Niziプロ』のJYパークの言葉が取り上げられたのは「愛がある指導」でしたが、日高にはそれ以上の「愛」を感じるのです。
彼はインタビューで「特徴や個性を“才能”と言わしめるまで、一緒に磨いていこう」という言葉を用いています。
(参照:QJweb「SKY-HIが今、新会社とボーイズグループを作る理由。大切なのは未来へバトンをつなぐこと」)
プロデューサーと言う立場ながら、この”「特徴や個性」に対する敬意をもった姿勢”こそが私は「愛」に感じます。
「特徴や個性」を磨くと「才能」になることを再認識する
「個性や特徴は愛すべき違いである」。
友人や恋人には素直にそうだと思えるのに、組織となると胸を張って言えない・自信がない、という想いは中間管理職にある方が共通して持つモヤモヤなのではと思います。
会社という組織においてマネジメントを行う立場にある中間管理職は、グループのプロデューサーと同様、全体の統括を行い、責任を追う立場です。効率的な運営ということを考えて考えて…ふっと疲れた時、「愛すべき違い」が「ちょっと面倒な差分」に感じられる瞬間もあるのではないでしょうか?
しかし、『THE FIRST』を観ていると「特徴や個性」が磨くと「才能」になる瞬間をオーディションを通じて改めて感じます。もちろん「アーティストのオーディション」であることが「特徴や個性」というものが「才能」と結びつきやすい、という側面は大いにあるのでしょう。
しかし、プロデューサーである日高が候補者の「特徴や個性」に対して肯定の言葉を投げかけることでグングンと伸びていく様や、グループがグループとして輝き、その中で圧倒的な個を感じさせる様は、「特徴や個性」が愛すべきものであることを再認識させてくれます。
「特徴や個性」に対する敬意の表し方
『Niziプロ』でもJYパークの言葉「愛がある指導」と言われたのは、肯定の言葉が豊富だったことがよく語られていますが、日高も同様に褒める言葉が印象的だと思います。
「本当に素晴らしい才能を持っているなというのを改めて実感できたことが何より幸せです。今日はありがとうございました」(# 10より)
「あなたは現存するアーティストの中でも、とても特異な才能を持っていると思いました」(#12より)
「マジな話羨ましいです。あの声本当に僕が欲しい、一番欲しかった声です」(#15より)
プロデューサー、かつ視聴者投票のなオーディション番組であることから、いわば絶対的な存在である日高がパフォーマンスをみて、「ありがとう」「しあわせです」という言葉を用いることも姿勢として感銘を受けました。
しかし、褒める言葉から滲み出る「特徴や個性に対する敬意」こそが候補者だけでなく、視聴者である私たちにも刺さるのだと思います。
全く異なるコンテンツですが、私の好きな漫画のひとつBLEACHに「憧れは理解から最も遠い感情だよ」というセリフがあります。愛染というキャラクターが彼に憧れていた部下を手にかけた後に問い詰められて放った名言です。
人は憧れてしまった人を自分の中に妄想・理想の姿で見てしまうことで、その人の本質を見誤ってしまう。そして理想の姿と違う言動を目の当たりにすると勝手に失望してしまう…。
このセリフを引用したのは、「特徴や個性」に対する敬意の根底に、深い理解をしようという日高の思いをオーディションの至る所に感じるからです。
日高はおそらくこれまでの自身のアーティストとしての経験から、「特徴や個性は磨くと才能になる」ことを理解している。その上で、一人一人の持つ「特徴や個性」をしっかりと見極めようと、時間を多く使い対話を多くとっている様子が見られます。
だからこそ10代前半もいる候補者全員に伝わる言葉で、具体的に評価し、指摘ができる。その姿勢が伝わるからこそ、候補者も視聴者も真剣に受け取ることができる。
私はこの姿勢に、そこから生まれる言葉に「愛」を感じ、自身の振る舞いを見直すきっかけになりました。
マネジメント側となり、「個性や特性」を素直に喜び受け入れることができなくなっている人、贈る言葉に悩む人にも日高の言葉は学ぶところが多いのではないかと思います。
THE FIRSTデビューメンバーは8月13日発表!
ついに明日、2021年8月13日(金)にデビューメンバーが発表され、『THE FIRST』は終焉を迎えます。
デビューメンバーの発表は明日のスッキリでの放送となりますが、このnoteで関心を持っていただいた方は、ぜひこれまでの放送を視聴いただければと思います。
Hulu
・有料(1,026円/月)
・他でカットされているシーンを含む完全版が視聴可能
YouTube
・無料で視聴が可能
・カットされているシーンがあるダイジェスト版
・リアルタイムな放送からは6話分ほど遅延があります
Huluを契約されている方、最速で追いつきたい方はぜひHuluで完全版を視聴ください。
「まずはどんなものか見てやろう」という方はYouTubeで視聴いただければ、きっと虜になって完全版が見たくなるはずです!
https://www.hulu.jp/the-first-bmsg-audition-2021
https://www.youtube.com/c/BMSG_official/featured
最後までお読みいただきありがとうござました!
今回のnoteで語りきれなかった内容を続けて投稿して行きたいと思います。
感想などいただけますと幸いです!