心の空気圧
本日のお話をさせていただきます。
合掌、なんまんだぶ、礼拝。
🙏🙏🙏
大学生の時からずっと自転車に乗っています。
今流行りのスポーツタイプではなく、
いわゆるママチャリ。
職場やプライベートで
今でも使い続けています。
ある日図書館へ行こうとして、
いつも通り自転車に。
でもその日はなぜか
漕ぐ足がとても重かったのです。
「齢のせいかな…」なんてことを
ぼんやり考えながら向かっていました。
到着してふと気づいたことが。
前輪のタイヤがいつもよりつぶれていた
のでした。
明らかに「空気」が入っていない様子。
家に帰り、
すぐにタイヤに「空気」をシュポシュポ。
翌日職場に向かう際には、
何とスムーズに行くことか。
なるほどな。
悩み苦しみが続く人生の凸凹道も同じかもな
と。
適度にタイヤに「空気」が入ってないと、
凸凹道を進み続けることはとても辛いもの
だな、ということです。
タイヤを心に置き換えてみてもいいかも
しれません。
心に「空気」が入っていないと、
なかなか辛いものです。
この「空気」の部分は、人それぞれなのかな、
とも思ったりします。
ある人は、ギターを弾く趣味。
ある人は、子どもの成長。
ある人は、ボーナスアップ。
それぞれで構わないのです。
1つとも限りません。
その中に、仏教。
仏さまの教えによって、言葉によって、
心のタイヤに「空気」が満たされる
方もいらっしゃると思います。
決して平たんな道ではない人生を、
いかに進み続けていくか。
仏さまの教えが、
凸凹道を乗り越えるのに不可欠なもの。
自分はそんな生き方であってほしいな、
とふと思いました。
私にとっての「空気」は、仏さまの教え。
と言い切りたいところですが、
まだそうではない悲しさもありますね。
いろんなことに「空気」を削られる、
そんな日々の繰り返しでもあります。
まあそれでいい、それでいい。
凸凹道を進みながら、
たまに心のタイヤの空気圧を点検すればいい。
あなたの心の空気圧はどうですか?
本日もお参りいただき、有難うございます。
合掌、なんまんだぶ、礼拝。
🙏🙏🙏