2024/03/18 BGM: Teenage Fanclub - Hang On
今日は休日だった。朝、総合病院に行きそこでドクターとお会いする。ぼくの精神的な、そして肉体的な状態について確かめる。その後、イオンに行ったのだけどたいして何もできなかった。イオンの未来屋書店で、ぼくが常々畏敬の念を以て追いかけているブレイディみかこの文庫の新刊を探したのだけれどなかった。だから諦めざるをえなかった。
午後になり午睡を貪ったあと、実際に手を動かして前から書いてきたぼく自身の小説の最初の断片的な出だしを書き始めた。最初はタイトルについて「ワードサラダ」がいいかなと思っていた。でも、少し考えて「コトノハサラダ」にしたいと思い始めた。これについて、いまのところ「大言壮語」「駄法螺」を話してしまう気はない。もう読まれている方はお気づきの通り、ぼくの気分・心理は実にコロコロ変わる(これも「発達障害」のせいだ)。ぼくがなすべきことはしたがって、落ち着いて着実・堅実に書き続けることと思った。
その断片を書き(そして、それをぼく自身の手で英語に翻訳し)、それが終わるとぼくは今月最後の木曜にぼくが行うべきプレゼンテーションのための資料に着手した。最初はぼくは、この資料の内容についてDiscordそのものについて書くのはどうだろうと思っていた。なぜDiscordを使うのか、そしてどんなことをDiscordを通して学んだか(特にぼくが友だちとともに運営してきた「World's End Pharmacy(世界の果ての調剤薬局)」というサーバについてなどなど)……。
でも、書きながらぼくの気分はまた変わり始めた(そう、まさに上に書いた通りなのだった!)。ぼくは「ダイバーシティ(多様性)」や「インクルーシブ(包摂)」といった概念について考え始めた。特に、これまでぼくが愛読……というほど何度も読み返したわけではないにせよ、それでも折に触れて読み返しそのたびにそのブリリアントな内容に唸ったブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』のある部分を思い返したのだった。そこでは多様性についても具体的に言及されている。多様性とは、実に繊細極まりない概念なのだ(Xのタイムラインを覗けば、そこではこの多様性をめぐって実に日本の「シリアス」「生真面目」なユーザーたちが日々喧々諤々の議論を繰り広げている)。
ぼくはまったくもって賢い人間ではありえない。ただの不完全な、いつだってエッチな想像・夢想を膨らませて悶々としている1人の凡夫だ。このことを告白したい――ぼくはたくさんの人々を通して、たくさんの会話の場でその多様性を日々学び続けている。そんなことを話したく思った。
夜になり、ぼくは微信(WeChat)を通して中国の友だちとビデオ通話を楽しんだ。彼女が自身の生活を教えてくれて、そしてぼくを励ましてくれた。とても貴重な、すばらしいひと時。彼女にぼくは英語版の「コトノハサラダ」をお見せすることを約束した……。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?