157.突然バズった「666記事」の謎!熊江琉衣さんの動画から中国語の数字スラングを追加!
大家好。以前次の記事を書きました。
この記事は2020年4月24日に上げたものですが、6月28日に突然バズりました。
画像にある7月2日~7月8日の一週間がピークで 2,650PV。まぁバズったといっても「ちょいバズ」でしょうか。
この画像のスキ数が13であることから明らかですが(スキ率0.49%)、このちょいバズはほぼ外部アクセスです。外部アクセスなので、どうしてバズったのか全くわかりません。
そんなとき、熊江琉衣さんのYouTubeチャンネル「チャイナ娘くまちゃん」に次の動画があることに気づきました。
この動画の単語のほとんどは「666記事」で取り上げていましたが、「250」がまだだったので、今回取り上げたいと思います。熊江さん、ありがとうございます!
二百五
èr bǎi wǔ
この「二百五」は、バカ、アホ、間抜けの意味です。中国語では「250」を読むときに「二百五十」とは言わず、最後の十を省略して「二百五」と言います。「205」と言うときは「二百零五(èr bǎi líng wǔ)」と言います。
熊江さんが言うように、「二百五」と言うと「バカ」「アホ」の意味になりますので、数字の「250」を言うときには「二百五十(èr bǎi wǔ shí)」と言った方がいいでしょう。また、「二百五」は長すぎるということで、短縮して「二(èr)」という言い方もあるので、注意が必要です。
さて、この「二百五」の語源の中に、蘇秦のエピソードがあります。
中国の戦国時代、縦横家の蘇秦が斉の国で暗殺された。斉王は犯人を捕らえようとするがうまくいかない。そこで斉王は、蘇秦の屍から首をはねて、城門にさらしてこう告示した。
「蘇秦はスパイだった。彼を殺した者は、黄金千両の褒美を与えるので名乗り出よ」
すると四人の者が名乗り出て、斉王は尋ねた。
「お前たちが蘇秦を成敗してくれた愛国者か?」
「はいそうです」
「一千両の黄金を、おまえたちはどのように分けるつもりだ?」
「一人250(二百五)!」
斉王は机をたたいて怒って、
「誰か、この四人の"250"を連れてって、たたッ斬れ!」と。
この「二百五」の語源には七つの説があり、そのうちの一つがこの蘇秦の逸話です。七つの説は「勘違い中国語シリーズ037【二百五】」をご参照ください。
ではまたお会いしましょう。下個筆記見!
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