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ルーチンが崩れると具合が悪くなる

ASD(自閉スペクトラム症)について書かれたものを読んでいたら、実にわたしにも当てはまる。


  • 皆と行動するよりも一人で行動することを好む

  • ルーチンを好み、変更やルーチンができないことに混乱する

  • 雑談を楽しめず、一方的に話してしまいがち

  • 相手との間合いや会話の進め方、目的のない会話を苦手とする


とくに、ルーチンを好むというのはそうで、わたしは朝は病気の処置のために2時間ぐらいかかるのだが、うまくいかないと一日具合が悪く、昼前から発作も出やすい。

朝はカフェに行き、ブラックコーヒーを飲み、トーストとサラダを食べながら読書をする。家で食べても安らげず、天候の悪い日などはどうしようかと不安になる。

キッチンでも、段取りや手順にルーチンがあるから、他の人と料理をすることが苦手。



ひとりを好むのも、幼い頃からそうだった。保育園の遊戯会で、皆と踊っていたら怖くなり、ひいおばあさんの元に泣きながら逃げてしまった。

集団の空気…皆がしていることが正しいことであり、そこで意見することは許されない気がする。お前は間違っていると思われたら、わたしは愛してもらえない。子どもは大人の庇護がなければ生きていけない。だから、彼らの好むようにしなくては守ってもらえないし、しかし、皆と同じような笑顔を浮かべて同じように楽しげにしなくてはいけないという状況を、うまくやりすごせない。


会話も、他者の言葉の真意がわからなくて、どれが本音で社交辞令なのか測ることに疲弊してしまう。

わたしが母を苦手とするのも、世間体や社交辞令に長けた彼女の言葉に疲れるからだ。また、いつもイレギュラーな用事をふり、ルーチンを崩すからだ。
 
子どもの頃から忙しく、家にろくにいなかったが、わたしにとって母は、感情の起伏も激しすぎ、いつわたしにどんな嵐をもたらすかわからず、怖かった。だから、家にいなくて安心した。


よい人は、たくさんのことを配慮して話してくれて、そういう人に救われてきたけれど、本当にわたしといて楽しいのかな?

話すこと、楽しいのかな…興味ない話しばかりしてるよね。わたしの本当の思いにギョッとして、「うわー、こいつヤバいやつ」って、去っていくかな… 



以前していた仕事は、常に他者に接し、気に入ってもらえなければお金にならなかった。嘘の言葉と顔があちこちにあふれていた。

わたしは、体だけではなく、魂までも疲れていって、何度も緊急入院をした。



明日は新しい病院…

うまく、困難なことや苦しいこと、医者に伝えられるかな…

自信ないけど、やってみるね。



写真は、昨日の「ただ美味DAY」のメニュー。餃子とタレ3種類。




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