見出し画像

人は死ぬと分かりながら、自分の死と結びついていない

仏教を勉強している中で「人の死」についての話がありました。
人は死ぬと誰もが分かっているけど、それが自分の死と結びついていないという。
そう言われてみると、確かにそうです。
 
いろんな葬儀に参列しても、やはり死を目の前にして死を意識しますが、次第とその思いはなくなってしまいます。
肉親が亡くなると、自分の死を意識するけれども、時間が経つとその気持ちが薄れていきます。
 
いま、私にとって大事な仕事が進行中です。
その関連で用があり、外出してきました。
その緊張感からか、歩いている人を見ながら、死のことが頭に浮かんできました。
 
人は必ず死ぬ。
でも、いつ亡くなるか分からない。
それが今かもしれない。
いま生きていると思った瞬間に、死がやってくるかもしれない。
でも、いま生きている。
 
人は、いつ死ぬか分からないけど、いま生きている。
生と死が同居しているのか。
いま生きているのではなく、生かされているのか。
そう思ったら、無条件で嬉しい………。
 
そして、いまの瞬間、瞬間を大事に生きたい。
そんな気持ちになりました。

いいなと思ったら応援しよう!