モンゴル紀行 6日目 最終日
6日目朝、ホテルを出発しゲル地区に向かう。
ゲル地区というのは、スラムまでとはいかないがインフラが整っていない場所に仕事を求めて地方から集まった遊牧民族を中心とした人たちが都心の周辺にゲルや小屋を立てて形成された地区だ。
地区というと一部に思うが、ウランバートルの人口の60%はゲル地区の住民ということで、都市開発のスピード以上に職を求めて人々が首都に集まってきたことが分かる。
社会主義国時代には、ウランバートルで一定の期間働いて家族を持つものには家を国から与えられるという制