ギオンが相模原市の子ども食堂の運営パートナーへ!物流サービスで繋げる地域コミュニティと生活者
こんにちは。株式会社ギオンの公式note編集部です。この度、ギオンがスポンサーを務めるJリーグ・J3「SC相模原」と相模原市のこども食堂の運営を支援するNPO団体「フードコミュニティ」の3社で「フードドライブ推進協定」を締結しました。その背景やギオンの取り組み内容について紹介します。
子ども食堂とフードコミュニティについて
物流企業のギオンと、こども食堂を支援する団体、どのような関係があるの?と疑問をお持ちの方も多いでしょう。まずはそれぞれの取り組み内容について、そしてギオンが協業するに至るまでの経緯をお話します。
こども食堂とは、民間が主体となって、子どもたちやその家族のために安く(もしくは無償で)食事を提供する場のことです。これは、家庭の中では家族の誰かとご飯を食べることが難しい状況にある子どもにとって団らんの機会になったり、安心できる居場所になったりと、さまざまな意義がある取り組みです。昨今では全国的に広がりを見せているので、ご存知の方も多いと思います。
そして、このようなこども食堂や、ひとり親世帯、高齢者向けの食堂などの運営を支援する団体もあります。神奈川県相模原市で活動する「フードコミュニティ」です。廃棄される前の余った食材を、食事に困っている世帯へ配ることで、食品ロスを防ぎ、同時に食の格差の削減を目指しています。ギオンは、この取り組みへの支援を行っています。フードコミュニティがこども食堂へ食料を提供するために必要な食料保管用の倉庫を無償で提供しています。
取り組みの経緯
ギオンでは、地域とのつながりを大切にしながら、グループ一丸となって持続可能な社会の実現を目指しています。これまでにも、特にスポーツを通じた社会貢献を行ってきました。たとえば、学生スポーツの発展やスポーツ振興を目指し、関東学院大学への寄付を行ったり、地域のスポーツ振興を目的に、町田市を拠点に練習する三井住友海上女子陸上競技部とともにランニング教室を企画・運営したりしてきました。
さらに、当社はサッカーJリーグ・J3チーム『SC相模原』のメインスポンサーも努めています。
そのSC相模原では、さきほど紹介したフードコミュニティと連携し、ホームゲーム会場でフードドライブの未使用食品を回収し、こども食堂や地元のフードドライブ団体への提供を行ってきました。しかし、だんだんと物流量が増えてきたことで、食品の保管や配送コストの負担が増してしまい、サステナブルな運営が困難な状況になっていました。
そこで、当社に物流周りの援助のご相談をいただいたというわけです。これらの取り組みに共感した当社は、その集荷、保管、配布会場の提供などを無償で行うことといたしました。物流サービスを通し、食品ロスの解消、子育て世帯や生活困窮世帯への支援ができることに誇りと喜びを感じています。
ギオンの役割は食材の集荷・管理
ギオンの役目は、地域の協力先から食材を集荷し、それらを当社の倉庫で管理すること。そこから、フードコミュニティが各配送先へと配達する流れとなります。
食料を扱うとなると、ただあちらからこちらへ運ぶだけにはいきません。保管場所の確保に加え、適正な温度管理ができる倉庫設備が必要となります。ギオンでは、相模原市の好立地に、冷凍冷蔵を完備した大型物流倉庫を保有しています。ハード面でもソフト面でも、最先端設備を兼ね揃えている当社の倉庫が、ここでも活躍しています。
結び
ギオンの「運ぶちから、未来をつくる」というミッションは、常に社会貢献という目線で仕事を積み重ね、社会的責任を果たすことであると考えています。物流サービスを通して地域社会やコミュニティとつながり共生することで、今の子ども、そして未来の子どものためにできることをひとつずつ積み重ねていきたい。社会的課題の解決に向けた事業活動や社会貢献活動を積極的に行っていくことで、すべてのステークホルダーの豊かさと夢を叶えたい。これが当社の目指す未来です。
今回は物流事業を通じた地域社会での慈善活動についてご紹介しました。ギオンのまた新たな顔を知っていただけたら嬉しいです。ぜひまた公式noteへ遊びに来てくださいね。
ギオン公式note編集部より