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「静かな退職」したなら、会社の飲み会なんて行くな!
このアカウントでは、「静かな退職」を選択した私の考え方を発信しています。
※静かな退職については以下の記事で解説しています。よろしければご一読ください
「静かな退職」をしてから、仕事や職場と距離を置くようになりました。この考え方を実践する中で、私が特に「無駄」だと感じたのが、「会社の飲み会」でした。
このnoteでは、静かな退職と飲み会の関係性(結論はタイトルにある通り)をまとめていきます。
・飲み会は本当に必要?
かつては、「飲み会も仕事の一環」という考え方が主流でした。特に日本では、上司や同僚との飲み会を通じて人間関係を深め、職場での絆を強化する文化があります。
いわゆる「飲みニケーション」、昭和の遺物ですね。
私自身も新入社員の頃は参加していましたが、そこに費やす時間とお金、そして翌日の疲労感を考えたとき、それに見合う「成果」が得られているとは思えませんでした。
業務中でもないのに上層部や先輩の顔色を伺ったり、グラスが空いたら注文、料理の取り分けなど。
苦痛以外の何者でもないです。
年次が上がってからは上記のような苦行からは解放されましたが、その分飲み会の内容に嫌気がさしましたね。
酒の席での話題といえば、仕事の説教や上司の武勇伝が有名所ですよね。弊社でも例に漏れず、これらを永遠と聞かされ、満足に料理を楽しめない状況でした。
なんでオッサンって、アルコールを摂取すると「説教、自慢、酒、女」の話題しかしなくなるのか?よく飽きないよな…と逆に関心しましたね。
そんな訳で、飲み会にことごとく愛想が尽きていた訳です。
でもなぜ苦行をするかといえば、職場での評価を気にするからじゃないですか。
・飲み会で上層部に気に入られること
・参加しないことで悪口を言われたくない
・自分だけ参加しないと職場で浮く
など。私は職場での評価、待遇を気にして、自分の気持ちに蓋をしていました。
しかし静かな退職を経て、その蓋がゴゴゴ…と音を立てて開きました。自分の気持ちに嘘をつかない。行きたくもない飲み会には行かない!
静かな退職を選んだ今では、飲み会に参加しないことで得られる時間的、精神的な解放感を実感しています。
・飲み会での「無駄」とは?
会社の飲み会には以下のような「無駄」があると感じています。一部前章と重複しますが、思い浮かんだものを3つ挙げてみます。
1)時間の無駄
飲み会が数時間に及ぶことは珍しくありません。その間、仕事の延長線上の話が続くこともあり、プライベートな時間を侵食されている感覚が拭えません。これなら家で読書をしたり、自分の趣味に没頭したほうがよほど有意義です。
2)経済的な負担
飲み会の費用は決して安くはありません。頻繁に開催される場合、月々の出費が大きくなり、他の用途に使えるはずのお金が飲み会に消えていきます。
今って飲み放題2Hだと、4,000円以上のお店が多いですよね。忘年会などの宴会シーズンはさらに金額が上乗せされるため、金銭的な負担が大きかったです。
例えば、時給2,000円であれば、飲み会の費用を捻出するために2時間働かないといけません。いや、それ何て罰ゲーム?って感じです。
3)精神的なストレス
飲み会では業務とは無関係の無理な盛り上がりや、上司への気遣いが求められることも少なくありません。これが苦痛に感じる人にとっては、リラックスできるはずの時間がむしろストレスの原因になってしまいます。
弊社ではありませんでしたが、これに加えてハラスメントのリスクを考慮しないといけない場合もあります。
アルハラはもちろんのこと、モラハラ、セクハラ、パワハラなどが発生しやすい環境です。酔った勢いで、、、は通用しないはずなのに、なぜか被害者側が我慢を強いられるケースがまだまだ多いように思います。
静かな退職と新しい働き方
静かな退職を選ぶことは、単なる仕事への関わり方の変化だけでなく、自分自身の時間やエネルギーをどう使うかを見直すきっかけでもあります。
飲み会への参加を辞めたことで、私は以下のようなポジティブな変化を感じています。
1)自己投資の時間が増えた
読書、スキルアップのための勉強、運動など、自分自身にプラスになる活動に時間を充てられるようになりました。
このnoteの執筆もその1つです。飲み会を断ってできた時間で書いています。
2)人間関係が整理できた
本当に大切にしたい友人や家族と過ごす時間を優先することで、人間関係の質が向上しました。
行きたくもない飲み会に参加しない分、友人や家族に時間や資産を集中することができています。
3)精神的な自由を得た
無理に人に合わせる必要がなくなり、ストレスが減りました。その分、仕事に対しても適度な距離感を保ちながら取り組めるようになっています。
そうは言っても、やはりここのハードルは高いです。
私自身、飲み会を断ることに対して最初は罪悪感がありました。
「付き合いが悪いと思われるのではないか」
「評価が下がるのではないか」
といった不安が頭をよぎりました。
しかし、一度断ってしまえば、二回目以降はそこまで迷うことなく不参加を選択できると思っています。
また、飲み会に参加しなくても、仕事の評価や職場での関係性に大きな影響はなかったです。自分が思っているほど、周りはあなたに興味がないものですよ。
まとめ
静かな退職を通じて得た最大の教訓は、「自分の時間は自分でコントロールする」ということです。会社の飲み会に限らず、人生には「義務感」で参加している場面が意外と多いものです。それらを見直すことで、より豊かで自由な生活を手に入れることができます。
もし同じように感じている方がいるなら、一度勇気を出して「不参加」を選んでみてはいかがでしょうか。それが、新しい働き方への第一歩となるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。