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怪我に怯えながら,みえ松阪マラソンのレースプランを考える
あっという間に,みえ松阪マラソンの直前になりました。
ほとんどぶっつけ感覚ですが,今のところ出場する予定です。
またやっちまった・・・
実は,前回のクーパーテストの後,左足の脛に違和感が出ていました。走っている時は気づかなかったのですが,家に戻ってテーピングを外した時に初めて,「じわじわ」した感じがあることに気づきました。
痛いわけではないし,しばらくすれば収まるだろうと思っていましたが,夜になっても収まらず,違和感がほぼ消えるまでに1週間ほど要しました。
以前シンスプで苦しんだ箇所なので侮れないのと,何より大会前なので,大事をとって今日までの12日間を,思い切ってランオフにしました。
直前練習と出場可否判断
実は,今も少し「じわじわ」感は残っています。
休んでおけば治る性質の違和感ではなさそうなので,今日は12キロほどのジョグをしました。やはり,走った後は,少し「じわじわ」感は増しました。
昼は,カーボローディングを兼ねてご飯お替り自由のとんかつ屋へ行って,出場可否の最終判断をしました(カーボローディングを兼ねているあたりで,出場する気ですが・・・)。
①直前練習の結果
もともと痛いわけではないですし,12キロも問題なく走れました。
これ以上の長い距離はやってみないとわかりませんが,ハーフまで無事に走れる確率は9割以上はあると思っています。
②制限時間と天候
途中で痛みが出てしまった場合のことを,考慮しておく必要があります。
過去に怪我で歩いてしまった経験からいえば,重要なのはレースの制限時間です。みえ松阪マラソンは制限時間が7時間なので,ハーフまで走れれば,後は歩いてでもフィニッシュできそうです。
また,天候も重要な判断要素です。冬の大会で雨の中を歩き続けると低体温症になってしまうからです。天気予報によれば,今のところ雨になる確率は低いようです。
③レーススケジュール
他のレースが直後に控えていると,共倒れになる可能性があります。
幸いなことに,今シーズンでは3か月後の東京マラソンまで,何もレースは入っていません。今大会で多少ダメージが残っても,回復できるだけの時間は十分にあるといえます。
以上,3条件をふまえ,出場できると考えています。
レースプランと怪我対策
①レースプラン
10日以上のランオフで,心肺能力は落ちてしまったようです。今日のジョグのペースは,6'40くらいでした。
レースペースは,当初予定していた通り,前回大会より10秒落とした6'20とします。機械的にはじき出した予想タイムは下記です。30キロまでは去年の同レースと同じ走りで良いということになります。
みえ松阪マラソン・到着予想タイム
ハーフ到達:2時間14分(2時間14分)
30キロ到達:3時間10分+ロスタイム5分(3時間15分)
37.2キロ到達:3時間55分+ロスタイム10分(4時間17分(推定))
Finish:4時間27分+ロスタイム15分(4時間54分)
フィニッシュ予想タイムは4時間42分になりますが,直前練習ができていないことや,コースの難しさをふまえると,達成は微妙かもしれません。
今回は,6'20で走る練習試合と位置づけ,怪我を悪化させないことを最優先に,サブ5で御の字と思って走ります。
②インソール対策
富山Mで爪を痛めたので,その後,薄めのインソールを2つ試しています。
①B-TR(バランス工房)
②メタックス・カップタイプ(ファイテン)
B-TRは,3点支持を支援するインソールで,25キロ変形ガチユル走の練習まで使っていました。ただ,特殊なインソールのせいか,大腿筋膜張筋が痛くなってきたため,メタックスに変えました。痛みはなくなったものの,今度は脛のじわじわが発症してしまいました。アーチをサポートする機能がないからかもしれません。まさに,一長一短です。
今日もメタックスで走り「じわじわ」が出たので,今はB-TRに戻してみようかと悩んでいます。一か八かの賭けですね。
本番に向けて
身体の硬い私は,月間走行距離で150キロを超えると何か不調が出始めるというのが経験則でしたが,先月はあえて200キロを走りました。
これは,富山マラソンである程度理想的な展開ができたので,次の大会は練習試合と位置づけ,さまざまな実験をしようと考えていたからです。ガチユル走を含めたスピード練習を入れたのもその一環でした。
実験をした結果,不調が出たのはある意味想定の範囲内であり,実はさほど落ち込んでおりません(むしろ,この程度で済んでよかったです)。
怪我に怯えながらにはなりますが,年内最後のレースを楽しんできます!
痛くなってしまった場合は歩き通すか,潔くDNFをしたいと思います。
#哀悼
中山美穂さんが亡くなってしまいましたね。デビュー当時はあまり良い印象をもっていませんでしたが,90年に主演されたドラマ「素敵な片想い」の内気なOL役にはまってしまい(ミーハーですみません),以降はがらっと印象が変わりました。同世代だったので,今も複雑な心境です。
死因は不慮の事故だったそうです。どのような事故かまでは報道されていませんが,50歳代ともなると,ちょっとしたことでも心臓に大きな負担がかかってしまうのだと思います。
よく考えれば,いやよく考えなくても,フルマラソンもかなりの負担を身体にかけているはずの競技です。
実際,レース中に心臓発作で亡くなる方もいますし,特に,雨のレースではそのリスクが高まるはずです。日ごろから心積りはしているつもりですが,還暦も視野に入ってきた50代ランナーとしては,ちょっとでも異常や不安を感じたら,DNSやDNFをする勇気をもたないといけませんね。健康のために始めた趣味で,命を落としてしまったら元も子もありません。