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ただ癒しが欲しいだけ。

辛い時、寂しい時、自信をなくしてしまった時…私は暗闇に向かって「誰でもいいから助けてくれ」と叫びたくなる。

だってそういう時は、何かが「足りない」時だから。

自分ではどうにもならない穴を、誰かの暖かさで埋めてほしくなる。

独立なんて強気な考えはどこかに吹き飛んで、ただただ不安を消してほしいと祈る。


「気が滅入ってるんだ。このままじゃダメになる。誰かこの手を引っ張って、立ち上がらせてくれ」って。



だけど、疲れている時と怒っている時には、助けはいらない。燃焼してしまった心の後始末は、自分にしかできないから。

アドバイスも励ましの言葉も、そういう時には響いてこない。

入ってくる隙がない。私が受け止めきれる量をオーバーして器からこぼれ落ちたものが、可燃物になったんだから。
心はある意味充たされてる。むしろ多いくらいに。

そんな時は、ただ、"癒し"が欲しいだけ。


私に語りかけてこない、私を諭そうとしてこないものが欲しいと思う。


自分とは無関係に遠くで響く音に、そっと耳をすましていたい。

もしくは、私の感情なんて全く気にかけない猫の姿をただ見ていたい。


しばらくこの世界から離脱したい。
私の声は誰にも聞こえなくていい。

時間さえくれれば、心の鎮火を終えてまた戻ってくる。



だから今はおやすみなさい🌃


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S・A
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