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涙が出るのってどんなとき?

米津玄師の『Lemon』に出てくる、
「受け止めきれないものと出会うとき、溢れてやまないのは涙だけ」
という歌詞がめちゃくちゃ好きだ。
人が泣くのは「受け止めきれないものと出会うとき」というのは、中々いい答えだと思う。

でも、もう少し自分なりの答えがほしい。

涙が出るときって、どういうときだろう。
嬉し涙、悔し涙…と涙にも種類があるし、涙が出るシチュエーションなんて数え切れないほどあるから、一概に「こういうとき」と言うのは難しそうだ。

でもなんとか言語化したくて、自分が泣きたくなった(または泣いた)のがどんなときだったのかを振り返ってみた。

その結果分かった、涙が出るときの条件。
それは、「自分が心の奥で大切にしている何か」が想起されること

嬉しくても、悲しくても、切なくても、大切なものの存在を強く感じたとき、私は泣いてしまうらしい

たとえば、映画『リメンバー・ミー』を見て泣いたのは、家族が大切だから。

大好きな先輩が会社をやめたときに泣いたのは、「尊敬できる人」が側にいることが大切だから。

昔好きな人に、「君はすぐ泣くね」と笑いながら言われたことがあったけれど、直感的にそれは違うと思った。
すぐに泣くのは、あなたが大切だからだよって。

何かしらの「好意」とか「思い入れ」のあるもの…自分にとっての「大切」が想起されるものじゃないと、私は泣けない。

好きでも嫌いでもない人やものには、心も目もすごくドライだ。

だからもしかしたら、涙もろい人というのは、大切なものが沢山ある人なのかもしれない。

それに、泣いてはじめて「あぁ私はこれが大切だったんだ」と気付くことができるかもしれない。

泣くのって、自分が弱い人間のように思えて情けなかったりするけど、自分の「大切」と向き合える素敵なチャンスだったりするのかも。

涙のこと、ちょっとだけ好きになれそうです。


読んでくださり、ありがとうございました🍀




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