『リモートワークで生きていく! ~リモート歴2年以上の私が教える完全ノウハウ~』第1章まで無料全文公開!
2020年6月1日に発売された書籍『リモートワークで生きていく! 〜リモート歴2年以上の私が教える完全ノウハウ〜』(著:稲員 未来)の第1章までを無料公開いたします!
内容紹介
自宅環境の整え方や便利なITツール、企業視点でのマネジメント法など、リモートワーク(テレワーク)に必須のポイントを網羅的に解説。
リモートワークを始めたばかりの方、これからリモートワークを導入したいという方は必読の1冊です!
【目次】
はじめに
第1章 リモートワークとはなにか?
リモートワークの定義と類義語
リモートワークしやすい職種・雇用形態
リモートワークのメリット・デメリット
第2章 リモートワークで働くためのチェックポイント
自宅環境のチェックポイント
メールやチャットで注意すべきこと
オンラインミーティングに関する注意点
公共の場所で仕事する時のコツ
自宅でも仕事に集中するコツ
リモートワークで仕事相手からの信頼を得るためのコツ
リモートワークに役立つITツール
第3章 リモートワークの事例紹介
稲員未来/20代女性・情報システム部門
田中さん(仮名)/30代女性・コンサルタント
吉井秀三さん/40代男性・事業開発
maiさん/20代女性・広報PR
SNさん/50代女性・メーカー事務職
第4章 リモートワークでぶつかる壁への対処法
リモートワークに向いている人の特徴
コミュニケーション不足を防ぐには
今いる会社でリモートワークを認めてもらうには
おわりに
巻末付録 リモートワーク関連用語集・本書で紹介したツールのリンク集
※本書は各電子書籍ストアにて好評発売中です。
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はじめに
はじめまして、稲員未来(いなかず みく)と申します。
私は週5日間のほとんどを、都内の自宅でリモートワークしています。普段は情報システム部門で社内SE(ヘルプデスク)として働いており、何か特出した専門スキルを持っているわけではありません。
本書の執筆時点である2020年5月現在、全世界の人々が新型コロナウイルスによって苦しめられています。世界経済は停滞し、職を失った人も数多くいます。
そんな渦中ではありますが、新たな働き方として「リモートワーク」がより一層の注目を浴びています。
私はというと、新型コロナウイルスが蔓延する以前からリモートワークを実践し、あらゆる検証を行ってきました。2018年から本格的にリモートワークで働き始めたので、約2年間リモートワークしていることになります。
この本では、私がリモートワークによって経験したあらゆるノウハウをあなたにお伝えしていきたいと思います。
「満員電車での通勤なんてもうやめたい!」
「好きな場所で仕事ができたらどんなにいいだろう」
「自由な時間に仕事ができたら楽なのになあ」
あなたも、こんな考えが一度でも頭をよぎったことはありませんか?
多くの人が、自分の好きな場所で、自由な時間に働きたいと思っています。
実は私も少し前までは「会社に行って仕事をするのが当たり前だ」と思っていました。そんな私が、どうしてリモートワークに惹かれたのか。本書ではその点も含めてお話していきます。
私がこの本を書きたいと思った理由は、自宅で仕事したいけどリモートワークなんて無理、スキルがないからできないと諦めそうになっている人に、「こんな働き方の選択肢もあるんだ」ということをぜひ知ってほしいと思ったからです。
「自分はこれしか選べない」というよりも、「これも選べるし、あれも選べる」「いろんな選択肢の中から、自分でこれを選んだ」という状態のほうが、人生はさらに豊かになると思います。
「知らない世界はないも同然だ」という言葉があります。自分の世界や選択肢を広げたいのであれば、まずは知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
また、本書にはリモートワークをする際に注意すべき点やちょっとしたコツなど、私の失敗談や実体験も交えた具体的な内容を盛り込んでいます。ですから、今後リモートワークをしたいという個人の方はもちろん、これから会社に導入していきたいという経営者の方にも、有益な情報になると思います。
今後は「自分の働き方は自分で選ぶ」時代になっていくと思います。これほど色々なものが多様化しているにもかかわらず、働き方の選択肢はほぼ「オフィスで働く」一択なのは不思議だし不便だと思っています。世の中は必ず便利な方向へ向かうので、働き方も多様化していくでしょう。
私は現在の働き方に至るまで紆余曲折ありましたが(そしてこれからも、たくさんの紆余曲折があるのでしょう)、働き方を変えたら驚くぐらい日々のストレスが減って、人生の幸福度が上がりました。
この本がほんの僅かでも、あなたの人生の幸福度を上げる一助になることを切に願っています。
第1章 リモートワークとはなにか?
本書を読んでくださっている方の中には「リモートワークってよく分からない」という方もいらっしゃると思います。
第1章では、リモートワークの定義やメリット・デメリットなどの基礎知識について簡単にご説明いたします。
┗リモートワークの定義と類義語
リモートワークとは、簡単に言うと「自宅やカフェ、コワーキングスペースなどオフィス以外の場所で業務をすること」です。
ただし、やや曖昧な定義ではありますので、私は「労働者がサービスの提供や成果物の納品をする際に、必ずしも特定の場所に行く必要のない働き方」と理解しています。
それでは、単語としての意味も紐解いていきましょう。ワーク(work)はさておき、リモート(remote)とは「遠隔」という意味です。
そもそも「リモートワーク」という言葉には、本来はオフィスで行うはずだったことを「ITツールを利用することで」遠隔地でも行えるようにする、というニュアンスが含まれています。ですから、元々オフィスで行うことが想定されていない仕事、たとえば工場作業や農作業といったものに対してリモートワークは当てはめられません。
また、リモートワークと似た概念に「テレワーク」という言葉もあります。日本テレワーク協会による定義では、「情報通信技術を使用した、場所や時間に囚われない働き方」とされています。
なお、本書では両者を特に区別せず「リモートワーク=テレワーク」と捉えたうえで、「リモートワーク」の方を使用していきます。
┗リモートワークしやすい職種・雇用形態
本書の執筆時点では、新型コロナウイルスの影響で日本の雇用環境は変化を迫られています。中でも最近SNSを中心に、「リモートワークができるのは上級国民だ」という議論が話題になりました。
ではそもそも、リモートワークをすることができる仕事とは、一体どんなものなのでしょうか。
最近では大手企業の一般職にもリモートワークは浸透し始めていますが、新型コロナ以前ではリモートワークというとフリーランスを思い浮かべる人が多かったと思います。
その理由は、下記の2つの勘違いによることが多いです。
【リモートワークに関するよくある勘違い】
1. 会社員(正社員)はオフィス勤務を前提とした働き方である
2. 高度なスキルを持っていないとリモートワークはできない
1. 会社員(正社員)はオフィス勤務を前提とした働き方である
1つ目の勘違いは、会社がリモートワーク制度を取り入れて活用しているかどうかによります。実際には、会社員(正社員)としてリモートワークをしている人もたくさんいます。
たとえば私が働いている会社では、秘書や広報、営業などの正社員も全員リモートワーク可能ですし、実際に自宅などオフィス以外の場所でも働いています。
2. 高度な独自スキルを持っていないとリモートワークはできない
2つ目の勘違いは、リモートワークをするために必要な「スキル」に対する勘違いから来るものです。
現在リモートワークが広く浸透している職種は、エンジニアやデザイナー、ライターなど一定のスキルを要する職種です。いずれもパソコンさえあれば業務遂行が可能な職種なので、最初からリモートワークとの相性がとても良いと言えます。このイメージが先行しすぎるせいで、他の職種ではリモートワークは難しいと勘違いしてしまうケースが多いかと思います。
一方で、最近は新型コロナウイルスの影響もあり、秘書や一般事務、さらには営業もフルリモートで行っている会社もあります。ですから、「自分はクリエイティブなスキルを持ってないから……」という理由でリモートワークを諦める必要はないのです。
先ほど紹介した「上級国民」という議論に関してですが、私はリモートワークをするのに「上級も下級もない」と思っています。会社との契約内容によっては、正社員だろうが派遣社員だろうがアルバイトだろうが、誰でもリモートワークが可能です。
とはいえ、リモートワークは個人の裁量(自由度)が大きくなるため、前提として会社や周囲からの信頼を得ていることも条件になってきます。
ただし、どうしてもリモートワークとの相性が悪い職種というのも一部存在します。たとえば、会社の機密情報を扱う財務や監査といった仕事は、セキュリティなどの観点からオフィスでの勤務が必須となるケースが多くあります。
┗リモートワークのメリット・デメリット
次に、私が考えるリモートワークのメリットとデメリットを「働く側」と「企業側」それぞれの視点からお伝えします。
なお、第3章では私以外のリモートワーカーが考えるメリットとデメリットも載せているので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
働く側のメリット
1. 不要な時間を削減できる
2. スキマ時間を活用できる
3. より柔軟なスケジュール調整ができる
4. ネット環境さえあればどこでも仕事ができる
1. 不要な時間を削減できる
リモートワークをすると、通勤時間や移動時間、空いている会議室を探す時間や、人によってはランチのために外出したり行列に並ぶ時間など、不要な時間を削減することができます。
その中でも私は「満員電車に乗らなくてよい」というのが大きなメリットだと思っています。特に都市部において、満員電車は人々の生産性を下げている要因のひとつと言えます。
2. スキマ時間を活用できる
たとえば、会社に勤めていると平日に役所や郵便局、病院に行くのは難しいので、お休みを取る必要があります。会社にいる間は会社のために行動することが前提となっており、仕事の区切りでちょっとした時間ができたとしても、プライベートの用事に時間を使うことはできません。
しかし、リモートワークなら、仕事の切りが良いところで家事や買い物を挟めますし、郵便局や役所に行くこともできます。それがかえって気分転換にもなります。
また、先日SNSで「リモートワークだとじっくり煮込む料理が作れるのがいい」という内容の投稿を見て「まさにそうだな」と感じました。自宅で仕事をしながら、料理の様子を見ることができますからね。
私の場合だと、平日の日当たりがよい時間に布団を干したり、部屋の掃除をしたり、ジョギングをすることもあります。「休日にやろう」と思って溜めていたことを平日に分散できているイメージです。
平日も自由に使える時間が増えたことによって、仕事とプライベートを含めた「生活の生産性」が上がり、QOL(生活の質)も向上しました。
3. より柔軟なスケジュール調整ができる
たとえば、夜に予定がある場合は早起きして仕事したり、1日空けたい場合は前倒しで仕事をしたりするなど、「1日のうち、いつ仕事をするのか」において自由裁量の度合いが高いのが、リモートワークの大きなメリットと言えます。
また、社会全体で見てもリモートワークが浸透することによって「決まった時間に働くこと」ではなく「仕事のアウトプット」に評価基準が移りつつあります。
ただし、会社員の場合は勤務時間によって割増賃金を支払う必要があるため、リモートワークでも業務時間がきっちり決まっているところもあります。労働時間にどのくらいの裁量をもたせてもらえるかについては、会社と相談してみてください。
4. ネット環境さえあればどこでも仕事ができる
ネット環境さえあれば、場所を選ばずどこでも仕事ができるのも良いですね。
私は基本的に自宅で仕事することが多いですが、旅しながらリモートワークすることは可能なのかを検証するために、2019年に3ヶ月間ヨーロッパを周遊しながらリモートワークしてみたことがあります。
その様子は著者紹介のリンクから読めますので、ご覧ください。
働く側のデメリット
1. 自己管理能力が試される
2. 働きすぎてしまう
3. すぐに質問できない
4. コミュニケーションロスが生まれやすくなる
1. 自己管理能力が試される
リモートワークは、とにかく自己管理能力が試されます。リモートワークで成果を出すために一番重要な要素といっても過言ではありません。なぜなら、周りの目があるオフィスと違って、仕事時間の確保、進捗確認、報連相(報告・連絡・相談)など、全ての業務を自発的に行う必要があるためです。
他人の目がないと、人はついサボってしまいます。そんな自分をどこまで律することができるかが、常に問われます。
ただし、これはメリットにもなると思っています。なぜなら自己管理能力はほとんどの人にとって必要な能力であり、高ければ高いほど良いからです。私も日々、自己管理能力を鍛える良い機会だと思って楽しんでリモートワークしています。
先述のように、私は2019年に3ヶ月間海外でリモートワークをしましたが、一見無謀なこのチャレンジを許可してくれた社長に「なぜ許可してくれたのですか?」と帰国後に聞いてみたことがあります。すると、このような回答が返ってきました。
「自己管理能力が高いので、きっと大丈夫だろうと思って許可をした。正直言ってITスキルはそれほど高くないが、スキルよりも、離れた場所でもちゃんと仕事をしてくれている安心感があるほうが大事」
雇用主の視点からも「自己管理能力の有無」はリモートワークで人材活用する際の重要な要素と言えます。
2. 働きすぎてしまう
いつでも仕事できてしまうため、つい働きすぎてしまうことがあります。良くも悪くも、移動による場所の切り替えがないため、仕事とプライベートとの境界線を引きづらいためです。
この場合は、あらかじめ仕事時間を決めておいて「この時間を過ぎたら仕事はしない」などのマイルールを作ると良いと思います。
3. すぐに質問できない
特に新入社員や新しくジョインしたメンバーは「気軽に質問できない」という悩みを持つ人が多いです。オフィスの近くの席にいれば気軽に聞けるはずの質問も、リモートワークになると「今聞いていいのかな?」「質問内容がまとまらない」と躊躇してしまう人もいます。
この場合は、上司や仕事仲間が新入メンバーの進捗を頻繁に確認して「なにか困ってることある?」と問いかけてあげるといいと思います。
4. コミュニケーションロスが生まれやすくなる
コミュニケーションロスも、リモートワークにおける大きな課題だと思っています。
私の知人に、フルリモートで事務系の仕事をしている女性がいます。いつもイキイキと仕事をしている彼女から、ある日「今の会社をやめようか迷っている」と相談されました。
よくよく聞いてみると、コミュニケーションがなくて辛いとのこと。彼女は人と会話や雑談をしながら仕事を進めたいタイプだそうですが、フルリモートでメンバーとの雑談が少ないことがストレスとなっていたようでした。
私は彼女に、週に一度オンラインで雑談する時間を作ってみることを提案しました。実際に雑談の時間を設けたことで彼女のストレスは緩和し、今でも同じ会社で仕事を続けています。リモートワークをしたからこそ、フェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションやちょっとした雑談の重要性が分かった出来事でした。
このようにリモートワークの場合は、ほとんどのやりとりがチャットやメールなどのテキストになります。そのため、意図しないことが伝わってしまったり、反対に意図したことが伝わらなかったり、ともすると冷たく聞こえてしまったりします。
私はその対策として、オンラインミーティングはカメラオンの状態で行う、チェックインを取り入れるなどの工夫をしています。詳しくは次の第2章をご覧ください。
企業側のメリット
1. 広いオフィスや設備を構える必要がない
2. 他社と差別化できるため優秀な人材が集まりやすい
3. メンバーのアウトプットがより可視化される
1. 広いオフィスや設備を構える必要がない
リモートワークを導入すると、高い賃料を払って広いオフィスを構える必要がなくなるため、固定費を大幅に削減することができます。
最近は「バーチャルオフィス」と呼ばれる事務所に登記だけして、普段の仕事は自宅で行うという会社も増えてきています。
2. 他社と差別化できるため優秀な人材が集まりやすい
売り手市場の業界においては、リモートワーク制度を取り入れることで他社との差別化を図り、より優秀な人材の確保に繋がります。
特にエンジニアやデザイナーなど、リモートワークという働き方がスタンダードになりつつある職種においては、リモートワーク制度を取り入れていない企業はあまり魅力的には映りません。
つまり、高いスキルを持つ人材を確保するためには、リモートワークの導入は大きなアピール材料になります。
3. メンバーのアウトプットがより可視化される
リモートワークは、抱えているタスクの進捗、課題や問題点の共有や相談、期限内の提出、アウトプットの質などが各メンバーの自発性や自己管理能力に委ねられる部分が大きくなります。したがって、意欲や能力の高いメンバーの成果はより大きく、そうでないメンバーは普段よりもさらに生産性が低下し、総合的なアウトプットの差異が可視化されます。
そのため、メンバーに対してより適切なフォローを行うことができます。
企業側のデメリット
1. コストが増える
2. メンバーのマネジメントが難しい
1. コストが増える
リモートワークでは持ち運びできるノートパソコンを利用することになるため、会社によってはノートパソコン等のデバイス購入費用がかかります。ハード面に加えて、セキュリティ対策のために、VPNやMDMツールなどのソフト面の導入コストも必要になります。
また、オフィス勤務に比べてメンバーへのセキュリティ教育の重要性も高まります。オフィスでの勤務の場合は、セキュリティに関する専門知識を持ち全社員をサポートする情報システム部門があることも多いので、社員一人一人が細かいセキュリティ知識を身につける必要性は高くありませんでした。
しかし、リモートワークの場合は自宅や自宅以外でも仕事をすることが可能になる分、たとえばフリーWi-Fiの危険性や個人情報の盗聴、デバイス盗難の可能性について各自がより知識をつけて自衛できるようにしていく必要があります。そのため、リモートワークするメンバーに向けたセキュリティ教育コストが増えます。
2. メンバーのマネジメントが難しい
リモートワーク環境では、「メンバーが本当に仕事をしているのか分からない」という場面は多くなります。
これを解決するには、下記のように各メンバーの仕事を「見える化」する工夫が必要になります。
・週報や日報、分報を提出してもらう
・各メンバーが抱えているタスクを可視化・共有する
・タスクの進捗確認を頻繁に行い、進捗に遅れが見られるメンバーをすぐにフォローする
また、「いつでも仕事ができる」と言えど、ほとんどの人はチームで仕事をすることになるため、最低限のコアタイムは設けたほうがいいでしょう。チームメンバー同士がある程度同じ時間帯で就業しているほうが、連絡もとりやすく効率的です。
すでに導入している企業も多いですが、1on1ミーティングを行うのも効果的です。
1on1ミーティングとは、上司と部下が定期的に1対1で行う面談のことを言います。目標設定や目標に対するフォロー、人事考課のフィードバックの他に、下記の項目について話し合うと良いでしょう。
・通常業務の課題
・部下自身の体調やメンタル
・ワークライフバランス
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無料版はここまで。以降の本編ではリモートワークで働くために必要となる具体的なポイントや働き方の実例だけでなく、リモートワークで発生する問題への対処方法などもお伝えしています。
続きを読みたい方は、ぜひ各電子書籍ストアお買い求めいただければ嬉しいです。
著者プロフィール
稲員 未来 (いなかず・みく)
1990年生まれ、東京都出身。私立国際基督教大学高校を卒業後、国立東京外国語大学の朝鮮語専攻に進学。
「大企業の正社員だけが世の中の正解であり成功である」という“思いこみ”を持ちながら某大企業に総合職として就職するも、入社早々自分の“思い込み”に疑問を感じるようになり、1年で退職。
その後、派遣社員、アルバイト、フリーランスなど様々な労働形態を経験。
その中で、実力を持ちながらも子育てや介護・自身の病気などが理由で「決まった時間に会社に来ることができない、決まった時間会社にいることができない」人材に対する会社の評価や給与が相対的に低くなることを実感。
「その人の成果や貢献度より、会社という決まった場所に“いる”ことのほうが重要視されている」ことを疑問に思うようになり、その解決手段となりうる「リモートワーク」に興味を持つようになる。
2018年より情報システム部門やディレクション業務をリモートワークで行い、その魅力に気づく。
リモートワークの可能性を追求したいと思うようになり、2019年4~6月にヨーロッパ8ヶ国に渡航し、自ら実践・検証してノウハウを得る。
現在は主に都内の自宅で、時々地方に長期滞在しながらリモートワークしている。
Twitter:https://twitter.com/MRemotework
女性プロマネがリモートワークしながらヨーロッパ周遊に挑戦https://www.remotework-labo.jp/category/blogs/miku/