幸せの余韻｜W不倫恋愛

↑前回の話

の続き↓

今日は待ちに待った彼と会う日。

前回会ってから20日が過ぎていた。

話したいことはたくさんあったんだけど
彼の顔を見ると
悩みも大した事では無いような気がしてきて
結局話さなかったりする。

貴重な時間だから
大事な話をしたい。

かと言って重い話をしたいわけでは無いのよ。

部屋に着くと
早速彼が美味しいコーヒーを淹れてくれる。

お互いに好みの味が違うのは分かってきたので
出来たコーヒーを味見して
好みの方を選ぶのがルーティン。

美味しいコーヒーを飲みながら
今日は、私が東京旅行の話を
彼はもう一つの仕事の進捗状況。

1時間ほど話した時
彼が、いつも言っている事だけど、、
と切り出した。

『僕は、もちがいい時間だったなと
思ってもらえる事が1番望む事です。

、、とは言え
いつでも触れ合いたいとも思っています。

だけど、そんな気分じゃ無い時も
当然あると思う。

そんな時は遠慮せずに正直に伝えて欲しいし
僕に合わせようとしなくていいからね。

でも、もちは
僕の気持ちに応える事を喜びに感じてくれていると思う。

僕はいつももちのことが心配なんだ
日々大変な状況の中にいるのを知っているから。

だから僕といる時だけは自分の気持ちを優先して欲しい。

それが僕の望むことだよ。』

今日実は、彼に聞こうと思っていたことだった。

彼は私との関係に何を求めているのか？

W不倫恋愛ってリスクも二倍
とても遊びで始められる関係では無いと思っている。

ただの性欲処理であれば
そういうお店はたくさんあるわけで、、

だけど敢えてこの関係を続けている

そこの理由を知っておくべきだと思った。

聞いても本音を言うか分からないと思っていたけど
聞く前になぜか彼から話してくれた。

話している顔を見ていたけど
それが正直な気持ちなんだろうなと
感じる事ができた。

、、でも
でも他にもっと理由は無いの？

ズルかったり
ドロドロしたりする気持ちは？

そんなにピュアな気持ちで
一緒にいてくれてるの？

聞きたい事が湧いてきたけど
聞いていいのかな、、

なんて考えていると

優しい顔で手を広げて
『ギュー！』

って言いながら、彼が隣に立っていた。

言おうかどうしようかと迷いながら
席を立つと

彼がいつもよりキツく抱き寄せてハグ。

いつもは優しく触れてくれるけど
力強く、少し強引。

その強引さのままに
彼と肌を重ねた。

彼と繋がった後
二人で横になっていると
しんどかった？って彼が聞くから
しんどかった！って正直に言ったよねー。

言葉だけではなく
行為でも気持ちを伝えてくれた感じがして
嬉しかった。

来月、社長に同行して
泊まりで出張の予定が入った話をしたら

『家庭もあるのに
泊まりがけで出張させるの！？

日帰りで帰ってきて
僕のところに泊まってよ！

と言うか、そんなもちの貴重な機会を
他の人（同行する社長）にあげないで！』

、、って、今までそんな嫉妬？みたいな言葉
聞いた事ないんですけど、、

今日は一体どうしたんだろう？

、、なんて思っていたら
彼の体温と
安心感から急に眠くなって
目を閉じていると
髪を優しく撫でで
少し眠ってと
彼の言葉が聞こえたあと
深く短い眠りに堕ちた。

帰る時間になって
ゴソゴソ支度をしていると
来週の月曜日もスケジュール空いてるからおいで
との事。

この幸せな余韻を残したくて
今日はどうしてもnoteを書きたかった。

とにかく
私は、いま

最高に

サイコーに

幸せだ。