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こどものつぶやき 子どもたちがつぶやいたことをまとめました ㉝
もうずいぶん昔のことになります。子どもたちがつぶやいたことばを記録していましたので、それを少しずつ書いていこうと思います。
名前は仮名にしてあります。
花歩 小3のつぶやき
花歩が 1345÷45 のひっ算をやっています。
花歩「1345÷45=29あまり40。1345個のあめを45人で分けると、1人29個ずつになって40個あまるのか。すごいあまるね。あまりすぎるね。じゃんけんでもらうにしても、45人でじゃんけんすると大変だなあ」
次に1339÷46 をやって、
花歩「1339÷46=29あまり5。1339個のあめを46人に配ると29個ずつで5あまり。あ、あんまりあまらんかったな。こんなちょっとでどうすんだろう」
いちいちあめと人数と、1人いくつでいくつあまるのか、そのあめの様子やあまったあめをどうするのかまで考えて計算しているので、時間のかかること。
単なるひっ算の計算問題でしょうが。
おかしな人です。
友だちと算数の宿題の話をしています。
花歩「計算機使ったら早いのに」
まりちゃん「あのね、計算機をね、はみがきのチューブみたいのに入れて、脳に送り込むの」
花歩「そうそう、脳の中で計算機でやるの」
よっぽど計算するのが面倒くさいようです。
花歩に用事がありました。
母「樹(いつき・弟 小1)、姉ちゃんにちょっと来てって言って。あ、 今、テレビ見てるね。きりがついたらでいいわ。きりがついたら来てって言 って」
しかし花歩、ちっとも来ません。とうとう怒って呼びに行きました。
母「花歩! 来てって言ってるでしょ!」
花歩「えー、知らないよ」
母「樹に言っといたんだよ!」
花歩「だって樹、ちりがひかったらきてって言ったんだもん。ちりがひかったらって何かわからなかったんだもん」
風呂上がり。
母「あれ、樹って何のパジャマ着たんだろ」
花歩「今、樹を見たんだよ。見たのにわからん」
母「うん」
花歩「樹のすがたが目から入ってね、頭にくる前に、
耳からぬけてっちゃったの」