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こどものつぶやき 子どもたちがつぶやいたことをまとめました ㉞
子どもたちがつぶやいたことばを記録していましたので、それを少しずつ書いていこうと思います。
名前は仮名にしてあります。
花歩 小3 樹(いつき)小1 のつぶやき
ほんとうにあったおもしろいはなし 1
花歩(小3)が教えてくれました。
花歩「あやかちゃんが、ガムすてる紙くれたの。
かほちゃん、だだだっとゴミばこに走ってったの。
それでね、ぽいっとあやかちゃんのくれた紙を、すてちゃったの。
ごみばこに。
あっと思ったら、口の中にガムがのこってたの」
ほんとうにあったおもしろいはなし 2
こっちも花歩が教えてくれたことです。
花歩「なんかなくなって、ないないってさがしてて、
部屋じゅうさがして、
となりの部屋もさがして、なかったら、
手にもってたの」
花歩がまりこちゃんと、地球は丸いという本を読んでいました。
まりこちゃん「地球は回ってるから丸いんだよね」(ちょっと意味不明)
花歩「ほんとは丸いんだけど、こうやって座ってると丸いと思わないよね。
それに回ってるなんて思わないよね」
まりこちゃん「うん」
会話が終わってしばらくして、
樹(いつき・小1) 「丸いかー。うそー」
樹がトイレでうんこをしながらつぶやきました。
樹「ねえ、あのねえ、
おかね、1円ももってない人ぉ、
どうやってうんこしてるんだろう」
路上生活者のことでしょうね。急に疑問に思ったんでしょうね。
樹は小学校に入って、やっとひらがなが読めるようになりました。ひらがなが読めるようになるのに、それはそれは苦労しました。
ある日、勉強していて、
樹「えきへ(へと読んでいます)」
花歩「これ、えきえって読むんだよ」
樹「え? へって書いてあるじゃん」
花歩「でもね、文のあとにつくときは、えって読むの」
樹、泣きそうになって、
樹「どうして? へって書いてあるのにえって読むの?」
花歩「だから文のあとにつくときは、えって読むの」
樹「へって書いてあるじゃん。どうして、えなの」
ものすごく苦労して覚えたひらがなを、覚えたと思ったらそのとたんにややこしいことを言われて、樹はめちゃくちゃ怒り狂ってソファーにかみついてガーガー泣いておりました。
樹はとうがんが大嫌い。ウインナーが大好き。それならばと、とうがんとウインナーを一緒に煮てしまいました。
樹「とうがん、食べたくない」
母「ウインナーと一緒に食べりゃいいじゃん」
すると樹、
「えー、そんなあ……」
そしてとても悲しそうに、