歳をとるのって悪くない
みなさん こんにちは。
分子栄養アドバイザーのTAKAです。
私は、先日、還暦を迎えました。
カンレキ、60歳、赤いちゃんちゃんこ・・・
昔の私がイメージしたのは、ご老人の仲間入りみたいなネガティブなものでした。
で、いざそのトキを迎えて思ったのは、全然老人じゃないぞ!という抗う気持ち。
誕生日は息子たちに静かに祝ってもらい終了。
特にイベント的なこともなく(ていうか人前で60歳をお祝いされるなんて絶対嫌!だからなくてよかった。本当によかった。女性はそういう人多いと思い
ますが、どうでしょうか?)
「年齢なんてただのナンバー」
とサラッと言っていた芸能人に激しく同意していました。
それを心の底から言えるように、美と健康の維持に全集中してきました。
稼いだお金を美容に注いだことも今となっては大正解となっています。
そんなこだわりのある私の性格は、やや神経質でせっかち。そして、真面目で頑固。
子育てにも熱心に向き合いました。躾や教育には常に気を配り、子ども達には挨拶の仕方から箸の使い方まで事細かく指導していました。
家でも先生をやってたんですよ〜。
子ども達の窮屈さが今となっては想像できます汗
学校でも生徒達には、保健室の先生なのに見た目が厳しそうと初見は敬遠されていました汗
(もちろん、初見が怖いだけで、話すと恋バナ好きな変な先生とおもしろがられていたんですよ!必死)
「ちゃんとしなきゃ」「こうあらねばならない」という固定観念がネックとなり人間関係で悩んだり、生きづらさを感じている時期もありました。
退職して、起業してからも行動できないことにもどかしさを感じていたところ、
自己理解を深めようと内観や潜在意識を学び始めました。
「こうあらねばならない」という思い込みは全て自分自身が作り出していることを知り、その感情の捉え方や見直し方の作業を始めました。
すると、少しずつですが、私の気持ちにも変化があったんです。
まず、起業を先に始めた末の息子には起業の相談や悩みをどんどんするようになりました。
ある日、私のサービスに対して初対面の方から意見されたことがありました。
それに対して感情の見直しがうまくできずウジウジしていました。
それを息子に相談すると「それはダメ出しじゃないよ。ただの意見だよ。みんなお母さんの味方だし、傷つける人はいないよ。周りをもっと信用していいんだよ。」と励まされました。
いつの間にこんなに大人になったんだ息子よ!とジーンとなりました。
教える立場から教えられる立場になるなんて。
こんな日が来るなんて想像できなかったけど、今言えるのは、甘えるって最高!
これからも母はあなた達に思いっきり甘えたいです。
その後、元中学校の保健委員だった教え子達(女子2人)から飲みに誘われました。以前の私なら多分断っていたんです。なぜなら先生と生徒という関係性を崩したくないという頑固さがあったから。
でも、大人になった彼女達が私の退職をお祝いしたいという気持ちが嬉しかったので、即答で行くと返事しました。
居酒屋で昔話で盛り上がり、私がいかに真面目で変な先生だったかを2人から聞かされて、反省しきり。(熱を測る時、体温計を脇に挟む角度をめっちゃ注意していたとのこと。記憶にごじゃいません汗)
お互いの近況報告とこれからやりたいことなどを思い思いに語り、3人ともすっかりいい気分になりました。
別れを惜しみながらもいざお会計の時、私はかなり酔っていたのですが大人の対応として1万円をさっと差し出して、これ使って!と言いました。すると、全然足りなくて笑
結局割り勘して一人5千円ずつ出すことに。そしてお釣りの小銭を私の財布に入れてくれたんですよ。なんて大人な彼女達。
帰りは、彼女達が友達(これも教え子)を呼んで、車で私の自宅まで送り届けてくれました。教え子との幸せいっぱいの1日でした。
そして、今朝のことです。家周辺の草取りをしようと靴下を履いたところ、靴下の左右の長さが違っていました。
履いた時には気づかなくて、部屋にマスクを取りに戻った時に姿見で全身を写した時に気づいたんです。
その時、思わず「かわいい」と声が出ました。
おっちょこちょいな私ってかわいい。
歳をとるとちょっとずつミスしたり、できないことが増えるかもしれない。
でも、これまでの完璧主義の私じゃなくていいんだ。
できないならできない、お願い手伝ってって言っていいんだ。
そんな私でいいんだと認めよう、そういう私を面白がれる自分でいようと思えたのでした。
この気持ちを忘れないようにこうしてnoteに綴りました。
体は食べたものでできている
栄養を見直すと生き方が変わる
あなたの未来が健やかでありますよう
心から願っています