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圧倒的な説得力を持った演奏〜トン・コープマン〜

御年80歳。トン・コープマン氏のチェンバロ・リサイタル。

感想を事細かに書く気にはなれない。攻めのプログラム。圧倒的な説得力を持った演奏だった。演奏家人生終盤の尊い演奏。名残惜しさを感じさせた。

L.クープラン/シャコンヌとJ.デュフリ/フォルクレで泣きました。

さて。感想はこの辺にして。素晴らしい演奏会には素敵な出会いが付き物。

先日のバルトルド・クイケン氏の講習会で新たに出会った界隈の方々に出くわす。受付業務をされていたチェンバロ奏者さん、受講生として素晴らしい演奏をご披露された有名人君、そしてバロック・ヴァイオリン奏者さん。

さて誰でしょう?

帰りにバロック・ヴァイオリン奏者さんとJR芦屋のマックでお茶をした。
門外不出クイケン先生エピソード、共通の知り合いの素敵なチェンバロ奏者さんの話題、はたまたヴァイオリンのチン・オフ(Chin-off)について等など。今日の感想以外にも楽しい会話が続いた。

第二次世界大戦末期、連合国軍によるノルマンディー上陸作戦が始まった1944年に生まれたコープマン氏。2024年11月の日本でどのような事を感じながら演奏されたのだろう。私には想像が及びもつかない。
氏の演奏中に私はただただ願った。どうかこれからも末永くお元気で演奏を続けて頂きたいと。

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