日本文理の夏はまだ終わらなぁぁい

私は関西で生まれ育った。
両親も関西で生まれ育った人間だが、どちらも読売巨人軍のファンである。
ただ私も、2つ下の弟も阪神ファンとして育った。


そんな我が家では、物心ついた時から夕飯時には野球中継がかかっていた。

そして春休み、夏休みは朝から高校野球がかかっていた為、野球中継は生活の一部だった。


私が野球のルールをきちんと覚えたのは小学校3年の時。近所の図書館へ行き、子供向けのルールが載った本を借りた。私は野球経験がないが、スライダーやフォークなどの球の握り方の本まで読んでいた。

「生まれ変わったら絶対に野球する!!!」
と思っていた。


私が高校野球を熱心を見るようになったのは
中学生になってからだ。

家族が朝日新聞をとっていたので
新聞の野球欄をかぶりつくように見た。


夜になると母親が新聞をクローゼットへしまう。

それを見計らって静かにクローゼットから新聞の高校野球の紙面のみ抜き取り、部屋へ持って行った。

気になる学校やお気に入りの選手の写真と記事を切り取り、ノートに貼り付けてポスカでデコり高校野球ノートを作った。


作り始めたのは決勝引き分け再試合の年だ。

冷房をガンガンに入れ、
ソファーをテレビが見やすい位置にセットし、
飲み物とポテチを机に置き、
万全の体制で挑んだ決勝当日。


まさかの引き分けで、少し気が抜けたのを覚えている。


そしてタイトルにある、あの名実況。
これは中京大やなぁと思いながら迎えた9回。

あと1球で今年の夏も終わりかぁ。
と考え始めたのは私だけではないはずだ。


2アウトからの反撃。
テレビの前で飛び跳ねた。

野球は2アウトから。
高校野球は最後の最後まで分からない。

これを体現した名試合だった。

今でもYouTubeでこの実況を聞くと身震いがする。
私にとって記憶と耳に残る試合だった。



朝日放送さま。
今年も熱い熱い実況をよろしくお願い致します。


そして高校球児のみなさま。
猛暑で今年もまだコロナが邪魔をする過酷な夏ですが
熱い熱い熱い試合を楽しみにしております!

君たちの全力プレーは国民を救います!!!


そしてそして高校野球を愛するみなさま。
今年も全力で熱く見守りましょう♡


#高校野球を語ろう  #高校野球 #甲子園
#夏休み

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