占いが導いたコーチングの世界|意思決定を支援することの真髄
私がコーチングを体系的に学び始めた理由は、2024年1月4日に人生で初めて行った”占い屋”で、強烈なインスピレーションを受けたからです🤯💣️
占いとコーチングを並列に並べてしまうと、
「コーチングはスピリチュアルじゃない!」とか、「どちらも怪しい!」とか、
多方面からツッコミを受けてしまいそうですが、しっかり違いを解説するので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです🥰
占いは意思決定を支援する
占いというものは、スピリチュアルだの怪しいだの、感覚的ですが半数近くの人から毛嫌いされているように思います。一方で、強烈な信者がいるのも事実です。
現に私自身、初めて占いに行くまでは半信半疑でした。
半信半疑の私が人生で初めて占いの世界に足を踏み込んだきっかけは、母の紹介です。
「新潟で当たると有名な、人気の占いに行ってきた!ほんとに、意外と当たってる気がするから、よかったら行ってみて!」と太鼓判を押されたので、「年始の今、2024年を占ってみようじゃないか、面白そうだし行ってみるか」と軽い気持ちで足を運んでみました。
実際に1時間占いを受けてみると、大人になって空気を読むことを覚えた私たちが、日頃欲しくても手にいれることができないものをもらえました。
それは、【他者からの強い断言】です。
「あなたは33歳までは今の仕事を続けた方が絶対にいい。今の仕事が天職となるかはわからないけど、遠回りすることになるよ」
「2023年のあなたの人生は67点くらい。決して悪く点数ではないよ」
「子どもは来年生まれます。妊活はしなくていいです」
※私が占い師から実際に言われた言葉ですw
これほどまでに【強い断言】を受けると、心が素直にざわつきます。
(いや、それは違うと思うなぁ(-_-;))
(うーん、それはなんか当たってる気がする)
(そう!やっぱそうだよね!)
私は、この”心のざわめき”に価値を感じたのです。
そして、どこか心地よさすら感じたのです。
占いを毛嫌いする人は、「占いなんてあたるはずがない」と主張します。
私も、占いがあたる確率自体は低いと思います。
(占いの根拠や占い師に寄ります)
しかし、断言してもらうことの価値、パワフルさを実感しました。
言うなれば、当たる・当たらないはどうでも良いのです。
断言された言葉を踏まえて、自分がどのような選択をくだすかが肝心なんです。
例えば占い師から
「AとBのいずれかを選択するなら、Aにしたほうがいいでしょう🔮」
と言われたときに
「そうだよね、思い切ってAを選ぶゾ!」
「いや、違う、私は~だから、やっぱりBに突き進むゾ!」
このように内省し、自ら決断することが重要だと思うのです。
私も人生初占いに向けて、大谷翔平にならって2024年に頑張ることリストを81マスの曼荼羅チャートを整理して持参しましたが、
「こんなにいらないから、2つに絞りなさい!」と占い師に一蹴されました(笑)
(確かに二頭を追うものは一頭も追えないので、選択し、集中することは大事ですが、今年は実験的に全部追うんだ!)と、
全部やるぞと確固たる決意をしました。
占いの結果を信じるか/信じないかではなく、
【占いを踏まえて、自分はどうするか】を決定していくのです。
占われたことがあたっているか・あたっていないか以上に、
他者からの強い断言を通じて、自らに選ぶ機会、意思決定の機会を提供してくれる占いというサービスに感動したのです。
無責任でトンチンカンな提案こそ、新たな視点をもらえるものです。
(占いは占うサービス、と言われればそれまでですけどね😭笑)
占いとコーチングが似ている部分
何日か経過した成人の日に、会社の大先輩(Kさんとします)とランチ飲みをしました。
Kさんは50代女性の日本人で、米国本土のトップコンサルファームで10年以上グローバルに活躍していた方です。
Kさんに占いの体験と感動を話し、2つのことを教えてもらいました。
①科学の世界のトップで戦っている人ほど、意外にも占いを活用していること
Kさんの知り合いの精神科医やトップ金融マン(NY株式市場で活躍するファンドマネジャー)は、科学の世界でプロフェッショナルとして活躍しているにもかかわらず、最後の最後には占いで決めているそうです。
その道のプロフェッショナルが科学的に考察を繰り返しても、行き着く答えが【占い】というのです。最後のえいやっを占いで決めるのです。
先日タイムラインで目にしたこちらのツイートも、上記にて説明可能だと思うのです。
※補足するまでもなく、占い自体もスピリチュアルではなく、科学や学問で体系化されています。例示すると、星占い(占星術)や数秘術は心理学に基づいており、占星術は天文学と関連しています。
ただし、科学的に裏打ちされているかはわかりかねます。
②アプローチは違えど、コーチングも意思決定を支援すること
Kさんは国際コーチング連盟(ICF)認定資格を取得しており、組織開発やコンサルティングの場でもコーチングの手法を活用しています。
Kさんから「コーチングもあらゆるアプローチでクライアントの内面や価値観を深堀りして、その人自身が選ぶことを支援するものだよ」と教えてもらいました。
そして「占いで意思決定を支援することのパワフルさを体験したのであれば、コーチングを学んでみるといいよ!」と助言してもらいました。
その言葉がきっかけで、熱い気持ちが覚めぬように、その日のうちにCTIのコーチングスクールを申し込み、一切迷わずに150万円(一括)を支払いました。。。(お金に余裕がない20代後半の新婚3年目です💸)
コーチングの醍醐味
こうして、コーチングを2月から本格的に学び始めて早6ヶ月が経過しました。
クライアントが忘れていた価値観に触れ、涙を流し、新たな一歩を踏み出すのを応援したり、
意思決定と行動を繰り返し、仕事もライフスタイルも大きな変化を遂げたクライアントを見ることで、コーチングの持つ可能性を感じているところです。(下記の記事にも記載しています)
コーチングを通じて、意思決定の支援こそ、全ての仕事に通ずる要であることを痛感しています。
職種が営業でも接客でも経理でも、目の前のお客様や社内同僚に、何かを決めて、より良い行動を支援することが、全ての仕事に共通する価値だと思うのです。
なんとなくではなく、自分で選ぶことに大きな価値があるのです。
誰かに応援してもらうことのインパクト
自分で意思決定できる人にコーチングは不要なのでしょうか。
私はそうは思いません。
私も、自分の人生を自分で決めることに拘っています。
心理学用語で自己決定理論と言われるように、自ら選択することで、自律性や有能感が高まり、幸福感が向上します。
自分で決めることができる人こそ、誰かと壁打ちしたり、誰かと約束することの力強さを感じてほしいのです。
人は誰かとした約束を、自分との約束以上に守ろうとします。
そして、約束の結果がどうであったのか、行動と学習をシェアすることは人間に共通する喜びです。
[一緒に喜ぶ]の通り、本気で自分を応援してくれる人に出会えることが、コーチングの最大の価値だと思うのです。コーチはクライアントの可能性を信じ、その人自身を応援できる人であるべきです。
コーチにとっては、応援したい人に出会えることが何より幸せで、コーチ冥利に尽きるのです。
行動力が高い人は、PDCAではなくDDDDと、圧倒的なDOを繰り返します。
DOで突き進めることはとても凄いと思うのですが、定期的に内省の機会を作ることで、DOの方向や踏み込み方が変わってきます。
「やらない決断」はもっと称賛されるべき
先ほどの図で、[行動と学びをシェア]と記載しました。
自分とした約束、誰かとした約束問わず、「わたしはよく約束を破ってしまう~😭」という方もいると思います。
一般的に「行動しないこと」はマイナスな出来事として捉えがちですが、私はそうではないと思うのです。
なぜなら、「やらない」という選択も、大きな意思決定だからです。
行動しなくても、何かに気づくことができます。
なぜやらなかったのか、行動しなかったことを振り返ることを通して、その人の人生にとって何が重要であるか見えてくるのです。
さらに、やらない選択にこそ、「自分がよく踏みがちなブレーキ」が現れます。このブレーキを発見すること、認知することが本人にとって大発見になります。
・このブレーキが教えてくれる教訓はなにか
・どうしたらこのブレーキを効果的に使えるか
と、「やらない決断」を促すブレーキを言語化していきましょう。
ひとりでは想像もつかない目標設定を!
自分ひとりで考えると、枠を超えた目標設定はできません。
誰かと一緒に考えることで、遊び心やユーモアのある目標や、ひとりでは想像もできない発想が浮かんできます。
枠を大きく超える目標を一緒に考え、一歩踏み出すことも、コーチングの価値だと思います。
今回の記事では、私とコーチングの出会いになった占いとの共通点から、意思決定支援の醍醐味まで幅広く記載してみました。
コーチングを受けてみたいという方がいましたら、是非コメント欄でお声掛けください!