自己肯定感とは自分に価値を感じることではない。
おはようございます、くじらです。
今日は自己肯定感のお話です。
自己肯定感を勘違いしている人の解釈の一つで、自己肯定感を高めるために自分に価値を感じられるような行動や思考をしようとする人がいる。
これは勘違いで、逆に自分を苦しめてしまう。
なぜなら、自分の価値を高めようとすれば、他にもっと価値の高い人を感じるようになり、結果的に「自分はあの人よりダメだな」という思考が生まれるからだ。
自己肯定感とは、そういった価値の世界に生きることをやめて、「ただ生きてるだけの自分を受け入れる」ことだ。
これをするには、他人に対しても価値付けをしないことが大前提となる。
ものすごい偉業を成し遂げた人に対しても、「あの人はすごい人だ」と思い過ぎないことが大事なのだ。
例えば、テニスの世界チャンピオンに対して「あの人すごい」と思うのは、テニスが上手いということに価値を感じているからだ。
テニスが上手い人の方が価値があるという考え方は人間が作り出したもので幻想だ。
そもそも一生のうち一度もテニスのラケットを握らない人もいるだろう。
別に生きていくのに困ることでもない笑。
大金を稼いだ人をすごいと思うのも同じ。
お金自体は食べれるわけでもなく、1万円札に1万円の価値があると思ってるのはまさに人間が作り出した幻想の世界である。
ダイヤモンドに100万円の価値付けをした瞬間から、ダイヤモンドを持ってる人と持っていない人が生まれ、それを持つ人は自分に価値があると感じ、持たない人は「自分なんて」と感じる。
価値の世界に生きれば、そこに優劣が生まれ必ず自分が苦しくなる。
最近ではインスタのフォロワーが10万人もいて凄いとか新たな価値が生まれている。
そして、この新たな価値付けが苦しみも同時に生んでいる。
「頑張ってもフォロワーが10人しかいない」とかってなる。
この苦しみは完全に幻想なのがわかるだろう。
フォロワーが0人でも、体のどこかが痛むわけでもなく、生きていけないなんてこともない。
苦しみを自分の頭の中で作り上げているのだ。
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