言語化の暗黙知(2/3)
英語圏ではパラグラフの書き方を小学生から教え始めますが・・・。
意図を明確にするためのトピックセンテンス
自我の考え方には特徴があります。共同創造した大自然の創造過程を忘れる自我ならではの考え方です。たとえば「風が吹けば桶屋が儲かる」と言い、その途中経過を省略します。そして、その途中経過を忘れるのです。
トピックセンテンスの内容は、できることなら、自我の主題にすべきです。マスコミが提供する主題だと、自我の実生活に接地(グラウディング)していないので、無駄に働かされることになります。
主題の本質(周波数)を固定するためのパラグラフ
さて、自我が、主語と述語を一対一対応させ、係り結びの法則に従い、原因と結果を統合するトピックセンテンスを書くと周波数が決まります。後は、その周波数を固定するための説明文を追記します。
私はその説明文の種類を五通りとしたい。
まず、主題の内容を拡張してみせる文と包摂してみせる文があります。そうした文は、読者が主題の本質を捉える手掛かりになります。
次に、本質を知ると優先順位がどう変化するのかを説く文や、本質に基づく事実が繰り返し現れていることを説く文があります。
そして、具体例を説く文。具体例は大自然とどう調和しているのか。
・・・以上が、パラグラフの書き方を補完する気づきです。
ところで、アマゾン川流域で暮らすピダハン族は、尊敬したり感謝したりする文化も発明していません。だから、尊敬する人のために優先順位を考えて語順を入れ替える自由も知りませんし、何に対して感謝しているのかを言葉にして、それを文の入れ子構造に組み込む自由も知りません。
いや、知らないというよりも、意識できない。
大自然と調和して暮らすピダハン族は本当に幸福だろうか。
・・・スピリチュアルな探究はつづく。