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仲良し姉妹が作る、冬のすずめのようなパン(パン屋さん記録:Bakery Cafe CuiCui)

西武新宿線、野方駅から徒歩3分のところに、
ベーグルとブリオッシュ生地のパンを専門に作っている
ベーカリーカフェがあります。
その名は、Bakery Cafe CuiCui(キュイキュイ)。

商店街の一角に突如として現れます。

オーナーの工藤さんは、物腰柔らかだけど凛とした女性です。
お姉さんと共に、25歳の時から
Bakery Cafe CuiCuiを営んでいます。

縁が繋いだ、パン職人への道

大学生の頃はカフェ巡りが大好きだったと言う工藤さん。
カフェをやりたいな、とおもっていた時、ふと周りを見渡すと
母はパン作りが得意な上、姉は製菓学校に通っていたそう。

パンもお菓子も食べられるカフェにしよう。
そう思い、パン職人の道に進みました。
2015年より、途中移転に伴う休業を挟みながらも
姉妹二人でBakery Cafe CuiCuiの営業を続けています。

朝5時台から、工藤さんの1日は始まります。
スイーツ担当はお姉さま。

店名は、すずめの鳴き声?

CuiCuiという店名の由来を聞いてみると、
フランス語ですずめの鳴き声を表す音なんだとか。

「冬のすずめが好きなんですよね、ふっくらしていて」

そう語る工藤さんの作るパンは、
心なしかどれもまんまるふっくら。
冬場、電線に肩を並べるすずめを思い起こさせるものがありました。

すずめのような愛らしさの工藤さんのパン

定番だったブリオッシュと、新たな取り組みのベーグル

Bakery Cafe CuiCuiで特徴的なのは、その品揃え。
ベーグルと、ブリオッシュの2本の柱で商品を揃えています。

この2種になった理由は、
工藤さん自身のライフスタイルの変化と、店舗の移転。

元々は中井に軒を構えていたBakery Cafe CuiCui。
当時は色々な種類のパンを揃えていました。

ですが、工藤さんの妊娠、出産に伴い、
今までと同じ量の生地は作れない、2種類にしよう
と思ったそう。

1つは、もともと人気があったブリオッシュ。
2つ目は悩んだ末、前の店舗では作っていなかった
ベーグルに決まりました。
決め手は、移転先だった野方駅周辺に、
ベーグルを扱っているパン屋さんが少なかったこと。
そして、妊娠中、工藤さん自身がベーグルにハマっていたこと。
(嬉しいことに、rebakeでベーグルを取り寄せてくれていたそう)

今までの定番と、新たな取り組みの2つの柱で、
Bakery Cafe CuiCuiは野方での営業を開始したのでした。

ブリオッシュとベーグル、あまり見ない組み合わせですが
不思議と統一感のあるショーケース。

【以下、購入したパンの紹介です】


シナモンベーグル

この日は早朝にお邪魔したのですが、
焼き立てだというのでたまらず購入。
CuiCuiさんのベーグルはかなり大ぶり。
口の中がパンでいっぱいになります。
なかには熱々のシナモンフィリングが。幸せでした☺️

CuiCuiパン

お店のオリジナルキャラクター(すずめ)は、
お母様のデザインによるもの。
中には、卵をリッチに使った餡。
ブリオッシュ生地ととても良く合います。

Bakery Cafe CuiCui

東京都中野区野方5-34-9
定休日:日曜日・月曜日・火曜日・水曜日
営業時間:8時~16時

今回紹介したお店のパンは、rebakeでお取り寄せができます。
気になった方は、チェックしてみてくださいね↓↓