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日本の教育で違和感を感じているママ・パパへ
Aiko(5歳)とAoi(3歳)のアラフィフパパQPちゃんです。
子どもたちの教育は、親にとって大きな関心事です。
特に日本の教育システムは、世界的に見ても独特で、その良さも多くありますが、一方で疑問や違和感を抱く場面もあるのではないでしょうか。
今日はQPちゃんが日々、幼稚園のママ友たちと交流するなかで、多くのママたちが感じているであろう、うまく言語化はできないけれどモヤモヤと違和感を感じる部分について考えてみました。
1. 「型」にはめようとする教育観
■日本では、子どもが「良い子」であることを求められる傾向が強い
授業中に静かに座る、教師の指示通りに行動することが評価される一方で、好奇心旺盛で自己主張の強い子どもが「問題児」と見なされることもあります。
下手すると「発達障害」とのレッテルを貼られてしまうこともあります。
このような評価基準に違和感を覚えるママも多いのではないでしょうか。
対応案:
子どもの個性を尊重し、そのままの姿を認めることが大切なのではないでしょうか。
「他の子と違っても大丈夫」
と伝え、失敗を恐れず挑戦する姿勢を応援してあげられるような土壌になるのが理想的です。
2. 多様性への対応が不足している
■日本の学校では未だに「みんな同じであること」が求められる傾向が強い
例えば、髪型や服装、話し方まで規律で縛られる学校もあります。
このような環境では、子どもたちが自己表現をする機会が限られ、個性を抑え込まれてしまいます。
おしゃれなリボンを着けていくだけで他の子が羨ましがるからダメ×××元々地毛が明るい色の子が、「髪を黒く染めて来い!」
とか、ここまで生徒たちをみんな同化させようとすると、スローガンで
”多様性を認めていこう”
とか
”個性を伸ばそう”
とか言っても、今、
”SDGsで流行っているから建前上言ってるんだな”
程度で、多様性を認める土壌なんて出来ないですよね。
対応案:
異文化や多様性に触れる体験を増やしてみましょう!
海外旅行に行ってみたり、国際交流イベントに参加したり、外国人のお友達を作ることで、全く異なる環境や文化に触れることで子どもの視野を広げることができるようになるかもしれません。
3. 競争ばかりの環境
テストや内申点、受験といった競争が日本の教育には深く根付いています。もちろん、努力することや競争の中で学べることもありますが、それが過度になると子どもの心に負担をかけることがあります。
「いい学校に行かなければならない」
「周りに負けない成績を取らなければならない」
というプレッシャーを感じる子どもを目にし、胸が痛むママも少なくないのではないでしょうか。
対応案:
学力だけでなく、子ども自身の個性や得意分野を伸ばすことを大切にすることが大事ではないでしょうか。
「学校の成績がすべてではない」
と子どもに伝え、スポーツや音楽、アートなどの習い事や趣味を通じて、自己肯定感を伸ばしていくという道もあるのではないでしょうか。
4. 画一的な教育内容
日本の教育は、文科省が決めた「学習指導要領」に沿った全国一律のカリキュラムで進められるため、多様性に乏しいと感じることがあります。
すべての子どもが同じペースで、同じ方法で学ぶことを求められるため、個々の興味や学びのスタイルが軽視されがちです。
特に、個性が豊かな子どもや発達に特性のある子どもにとって、この一律な教育は難しさを伴う場合があります。
また、この「学習指導要領」は10年に1度しか改訂されないため、変化の早い現代社会においては、今の方式を続ける限り教育がどんどん時代遅れになっていってしまうのは仕方ないのかもしれません。
※学習指導要領について詳しくご覧になりたい方はこちらの文科省HPをご参照ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
提案:
家庭では、学校での学びに加えて、子どもが興味を持てる分野を探し、それを伸ばしてあげることが重要です。
図鑑や本を一緒に読んだり、スポーツ、プログラミングや音楽・アートなどの新しい学びを提供することも効果的です。
5. 詰め込み教育の弊害
日本の教育では、子どもたちが幼い頃から大量の知識を詰め込まれます。
これにより、基礎学力が高いと言われる一方で、応用力や創造性が育ちにくいという声もあります。
暗記中心の授業が多く、実際にそれを使って考える力や解決する力を鍛える機会が少ないことに疑問を感じるママも多いのではないでしょうか。
提案:
家庭では、学校の勉強に加えて、子どもが「自分で考える」時間を作ることを意識して作ることが大切なのではないでしょうか。
例えば、家族で話し合う時間を設けたり、キャンプなど自然に触れあう時間を積極的に取り入れたりすることで、子どもの好奇心を育むことができます。
結論
日本の教育には素晴らしい面もありますが、時代にそぐわない部分や、子ども一人ひとりの多様性に対応しきれていない部分が数多く存在します。
違和感を抱いたとき、その声を無視せず、親として何ができるかを考えることが重要です。
学校任せにするのではなく、家庭でのフォローを強化しながら、子どもにとって最適な学びを提供する努力を続ける必要があるのではないでしょうか。
ママたちが違和感を感じることは、現状を見直すきっかけでもあります。その声を大切にし、子どもたちが自分らしく成長できる環境を一緒に作っていきましょう。
それでは、今日はこの辺で!
それではまた!
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