旅の後、日常に戻るまで(2025年1月2日)
会社員をしているmyrthé(みるて)です。
今回の記事は、海外旅行から帰国して約1週間後の今の様子について綴ったものです。
普段慣れ親しんだ生活圏を出て、未知のものにたくさん出会う旅行。当然、「楽しい!」ばかりではなく、心身を擦り減らす出来事にも遭遇しました。
帰国後、そんな心身の消耗とどう付き合っているか、というお話です。
旅行に出た経緯をざっくりと
先月、2週間ほど海外に行っていました。
突然ですが、私には持病がいくつかあります。一昨年から症状が悪化し、通常の社会生活を送ることが難しい時期が続いていました。
昨年の後半から回復傾向となったのですが、「次にいつ、また悪くなるか分からないから、出来るときにやりたいことをやろう」と考えるようになりました。そして、体調や円安など不安要素はあったものの、長い間行きたいと考えていたヨーロッパ東部・バルカン地域への旅行を決めました。
それは渡航前から始まっていた
旅行を終え、帰ってきて。
思い切って、行ってよかったです。
その思いに嘘偽りはないですが、正直な感想として…とても大変でした!
渡航前の準備段階から、心身ともに負担の大きい出来事が続きました。その中には、事前に予測して回避できたものもあり、それについては改めて振り返り、他の方の役に立ちそうな部分は記事にしてシェアしたいと思います。
一方で、予測して回避することができない、そして自分に原因がない(と思われる)ことも割とありました。割と…体感としては、9割くらいでしょうか(苦笑)。
例えば、「接客に携わる人から開口一番に大声で怒鳴られる」「先方のミスで万単位の損失が出て、それを伝えるが決してミスを認めず、逆ギレされる」などです。
私は海外経験が少ないので、その都度、必要以上に動揺してしまったのかもしれません。経験があれば、理不尽な出来事が突然起きることに対しても、「ふーん、でも日本じゃないし、そんなものだよね」と、慣れて動じなくなっていくのかもしれないと思います。
そう思いつつ…慣れ、つまり経験値についてはすぐにどうすることもできないので、今回の旅行中、私は、「(必要な対応をした後は、)一旦考えないようにする」「忘れる」などしてやり過ごしてきました。
(なお、こうした理不尽な出来事に遭遇する頻度の高さが、旅行先の地域に起因するものなのか、それとも、そもそも別に頻度は高くなく「海外なら標準的」なのかは不明です。
ただ、現地に詳しい人と話したり、自分の印象だと、何となく、「今回は特別運が悪かった」という気がしています。
ちなみに、最初から怒鳴ってきた接客業の従業員を観察していると、外見で外国人だと一目で分かる自分に対してだけでなく、地元の人に対しても一様に
怒鳴っていることもありました…)
そして、帰国後
旅行を終え、帰国して。慣れ親しんだ環境に身を置き一息ついている今。
「どうやら自分は思っていたより消耗しており、安心できる環境に戻っても、普通の調子に戻るのに時間がかかりそうだ」ということに気がつきました。
そう気付いた経緯は省きますが、簡単に書くと、心身の不調が目に見えて現れたのです。
現在、どう過ごしているかというと、心身の調子にフォーカスしすぎないように、と淡々と、日常に戻る作業?をしています。それは、洗濯物の整理だったり、植木の世話だったり、規則正しい時間に食事や就寝ができるよう準備をする…という、「作業」という言葉をあてるのも大袈裟な、そんな「普通」の生活です。
少しの間、遠ざかっていたひとつひとつの作業に慣れていく。ちょっと丁寧に進め、でも、無理はせず、適宜休養も取る、という過ごし方をしています。
負った何かはある。それに対して、「気のせい」だとか無理に存在を否定することはしないでいようと思います。
自分なりに、必要な手当てをしながらも、「普通」を淡々と積み重ねていきたいです。