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課題解決型アプローチと目標指向型アプローチ

介護で中心となるのは目標指向型アプローチ

アプローチの方法には、本人が抱える問題点を探し出し、その問題点を課題としてとらえ解決することで、元の状態・より良い状態にしようとする「課題解決型アプローチ」があります。

課題解決型アプローチは、急性期医療でよく使用される考え方です。
このアプローチで重要なことは「課題」が解決できることです。
解決できない課題の場合はこの手法はとれません。

一方で、ある目標を設定し、その目標を達成することで、より良い状況をつくろうとする「目標指向型アプローチ」もあります。

介護では、高齢者の加齢現象や脳卒中の後遺症などの障害を対象とすることが多く、これらの現象・障害は「解決できない課題」であることがほとんどです。

したがって、介護では課題解決型アプローチを併用しつつ目標指向型アプローチを中心にして進めます。

課題解決型アプローチ

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本人が抱える課題を解決することで、より良い状態をつくること

課題解決型の視点でアプローチする例としては、生活不活症候群(旧:廃用症候群)としての筋力低下に対して筋トレを実施したり、認知症のBPSD[認知症の行動と心理症状](旧:問題行動)を解消・改善することが挙げられます。

目標指向型アプローチ

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目標を設定し、達成することで、よりよい状況をつくる

目標解決型アプローチと目標指向型アプローチ -介護では2つを併用-

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