【 noteで学ぶ 最新おでかけ展覧会 】 8月第3週はどこに行く?
= こんな人におすすめの記事です =
「 教育もかねて子どもとアートを楽しみ、僕自身もアートを学ぶ週末を過ごしたいけれど…時間がなくて情報収集が追いつかない! 」
これ、僕の欲求です(苦笑)。
でも、あるある、ですよね?
ですが、なかなかどこを調べたらいいか分からないし、これらの情報にたどり着けないことがしばしば。
…ということで、このnoteでは、『 最新のおでかけスポット・展覧会 』の情報を週に1回お届けしています。今週のおでかけ先の参考にしてください。
なお、『 他にもこんな展覧会がおススメですよ! 』というものがありましたら、ぜひコメント欄で教えてください。教えてくださった方に、1コメントにつき100円をnoteのサポート機能でプレゼント!
= 今週のおでかけ展覧会:東日本編 =
東京ステーションギャラリー
https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition.html
東京ステーションギャラリーは、1988年に東京駅の赤レンガ駅舎の一部を利用して開館した美術館です。駅舎の歴史的な価値を保存しながら、近現代の美術作品を紹介するための場として設立されました。開館以来、多くの国内外の展覧会を開催し、アートファンや観光客に親しまれています。特に、建物の美しさと展示内容の融合が特徴で、歴史的建造物の魅力を感じながらアートを楽しむことができます。
空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン
期間: 2024年7月13日(土) - 9月23日(月)
この展覧会は、ベルギー出身のアーティスト、ジャン=ミッシェル・フォロンの作品を中心に構成されています。フォロンは、空想的で詩的な世界観を持つイラストレーターとして国際的に知られており、彼の作品はポスターや絵本、絵画など多岐にわたります。この展覧会では、彼の「空想旅行」をテーマにした作品が多数展示され、訪れる者を幻想的な旅へと誘います。作品の中には、温かみのある色彩と独特の形状で描かれた人物や風景が見られ、鑑賞者に平和と癒しの感覚を与えます。展覧会は、フォロンの創造力と想像力に富んだ世界を探求する絶好の機会です。
* ジャン=ミッシェル・フォロン *
経歴: 1934年にベルギーで生まれ、20世紀を代表するイラストレーターとして活躍しました。フォロンは、1950年代にパリへ移住し、イラストレーターとしてのキャリアをスタート。その後、彼の作品は『ニューヨーカー』誌の表紙を飾るなど、世界的に広く知られるようになりました。
作品の特徴: フォロンの作品は、シンプルな線と温かい色調で描かれる夢幻的なイメージが特徴です。彼の代表作には、「Le Voyageur(旅人)」、「Le Messager(使者)」などがあり、どれも見る者に詩的な感動を与えます。
アクセス
東京ステーションギャラリー
住所: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1
電話番号: 03-3212-2485
最寄駅: JR東京駅
* 合わせて立ち寄りたいおでかけスポット *
ここ、前に見つけて、すっごく気になってたとこです!記事見てさらに行きたくなりました!
= 今週のおでかけ展覧会:西日本編 =
福岡アジア美術館
福岡アジア美術館は、1999年に開館した、日本で唯一のアジア美術専門の美術館です。アジアの現代美術を中心に、約3,000点のコレクションを誇り、世界的にもユニークな存在です。福岡市博多区に位置し、アジア各国との文化交流やアーティスト・イン・レジデンスプログラムを通じて、地域とアジアとのつながりを深める役割を担っています。定期的に展示会やイベントを開催し、アジア美術の多様性とその魅力を紹介しています。
おいでよ!夏の美術館 vol.1 エルマーのぼうけん展
期間:2024年7月16日(火)~2024年8月25日(日)
この特別展は、夏の子どもたちに美術館をより身近に感じてもらうことを目的に企画された展覧会です。展示の中心となるのは、エルマー・シリーズの冒険物語で知られる絵本作家、ルース・スタイルス・ガネットの作品。この展覧会では、彼女の代表作「エルマーのぼうけん」をテーマに、原画や関連資料を展示します。会場では、子どもたちが楽しめる体験型のインスタレーションも用意されており、家族連れでの訪問にも最適です。また、期間中無休で企画ギャラリーは開放されており、訪問者はエルマーの冒険世界に浸ることができます。
* ルース・スタイルス・ガネット *
ルース・スタイルス・ガネットは、アメリカの絵本作家であり、彼女の最も有名な作品は1948年に出版された「エルマーのぼうけん」シリーズです。彼女の作品は、ファンタジーの世界で繰り広げられる子供たちの冒険を描き、世代を超えて愛されています。シンプルな言葉遣いと、親しみやすいキャラクター描写が特徴で、子どもたちの想像力を刺激する物語が展開されます。代表作としては「エルマーと竜」、「エルマーと16匹のひつじ」が挙げられます。
アクセス
住所: 福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7・8階
電話番号: 092-263-1100
最寄駅: 福岡市地下鉄「中洲川端駅」より直結
* 合わせて立ち寄りたいおでかけスポット *
ごぼ天うどん、食べてみたいです!蕎麦よりうどん派です!
= 今週のおでかけ展覧会:ギャラリー・海外編 =
テート・モダン (Tate Modern)
テート・モダンは、ロンドンのバンクサイドに位置する、現代美術と現代アートに特化した美術館です。2000年に開館し、20世紀から21世紀にかけての作品を収蔵・展示しています。発電所だった建物をリノベーションし、美術館として活用しているのが特徴です。これまで、ピカソ、ロスコ、ウォーホルなどの著名なアーティストの展覧会を開催し、国際的にも高い評価を得ています。
Expressionists: Kandinsky, Münter and The Blue Rider (2024年10月20日まで)
この展覧会は、ヴァシリー・カンディンスキーやガブリエーレ・ミュンターなど、ドイツ表現主義運動「青騎士」の主要メンバーに焦点を当てています。彼らの友情と創作活動が、どのようにしてモダンアートの発展に寄与したのかを探ります。展覧会では、カンディンスキーの抽象画やミュンターの色鮮やかな風景画など、感情表現を重視した多様な作品が展示され、彼らの革新的なアプローチを体感できます。
* ヴァシリー・カンディンスキー (Wassily Kandinsky) *
ロシア出身の画家で、抽象絵画のパイオニアとして知られています。カンディンスキーは、色と形を用いた感情表現を追求し、非具象的な作品でモダンアートに大きな影響を与えました。代表作に『コンポジション VII』があり、その革新的なスタイルは「青騎士」の運動の中でも特に注目されています。
Anthony McCall: Solid Light (2025年4月27日まで)
この展示では、アンソニー・マッコールの「ソリッド・ライト」シリーズを体験できます。彫刻のような光のインスタレーションは、来場者が光の中を歩き回り、触れることができるユニークな体験を提供します。光と影が織りなす幻想的な空間で、光の彫刻の可能性を探求した作品群です。
* アンソニー・マッコール (Anthony McCall) *
イギリス出身のアーティストで、1970年代から活動を続けるコンセプチュアル・アートの先駆者です。彼の作品は、主に光と影を用いたインスタレーションで、光のビームを彫刻のように表現するスタイルが特徴です。代表作に『ライン・デスドローイング』(Line Describing a Cone)があります。
Zanele Muholi (2025年1月26日まで)
南アフリカのビジュアルアクティビスト、ザネレ・ムホリの力強い作品が紹介されます。彼らの作品は、LGBTQ+コミュニティや黒人のアイデンティティを中心に、自己表現と社会的な声を描き出しています。写真を通じて、これまでに描かれなかった物語が観る者に強いインパクトを与えます。
* ザネレ・ムホリ (Zanele Muholi) *
南アフリカの写真家で、LGBTQ+コミュニティと黒人のアイデンティティをテーマに活動するビジュアルアクティビストです。彼らの作品は、マイノリティの声を拾い上げ、社会的な問題提起を行う強いメッセージ性が特徴です。代表作に『Faces and Phases』があります。
アクセス
テート・モダン (Tate Modern)
住所: Bankside, London SE1 9TG, United Kingdom
電話番号: +44 20 7887 8888
最寄駅: サザーク駅 (Southwark Station) / ブラックフライアーズ駅 (Blackfriars Station)
* 合わせて立ち寄りたいおでかけスポット *
やっぱりロンドンと言えば、フィッシュ&チップスなんですね!日本のものより大きい…
= あとがき =
noteをご覧いただきありがとうございます。
会社員の傍ら、上海で塗り絵本作家になりました、KENTA AOKIと申します。日本・中国を拠点に、個展をしたり、アジアやアフリカの子供たちと塗り絵イベントを行ったり、塗り絵本を出版したり、そういった作家活動を行っております。
作家活動を進める中で、美大卒でもない、若輩者の私は、“ アート ”に関して日々色々なことを学び、そのうえでアート作品を創るようにしております。というのも、“ 美大卒でもない ”というのが結構コンプレックスなんです。
ただ、そんなことを続けていく中で分かってきたのは、
「 アートを学ぶ方法って色々あって、美大の知識は勉強したらつけられるかも!? 」
「 アートって実は科学的かつ論理的で、むしろ理系向きかも!? 」
「 アートを届けるには、ビジネスの知識も必要なんだな 」
でした。
学べば学ぶほど、アーティストだけが“ アート ”を学ぶ・理解するのは非常にもったいないなと思ったのと同時に、もっともっと“ アート思考 ”を応用すると、おもしろいものやサービスが生まれるんじゃないかと思いました。
日々本を読み、実戦しながら、学んでいる僕がこれらを伝えていくことで、よりリアリティを持って、学びが共有できたら嬉しく思います。僕と同じ境遇にある方々に届き、共感頂けたら更に嬉しいです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
P.S.
私、2024年9月4日〜9月9日、新宿伊勢丹で参加型ライブペイントのイベントを行います!
無料ですので、ぜひお越しください!