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【 noteで学ぶ 最新おでかけ展覧会 】 2月第2週はどこに行く?
= どんなnote? =
このnoteでは、僕自身が学んだ
『 5分でサクッと学べる週末のおでかけアートスポット 』
を、僕の備忘録もかねて毎週1つ紹介しています。
みなさまの何か1つのヒントになれば幸いでございます…。ぜひ一度ご覧ください!
= 今週のおでかけ展覧会:東日本編 =
東京ステーションギャラリー
東京ステーションギャラリーは、1914年に建設された東京駅丸の内赤レンガ駅舎の一部を活用し、1988年に開館しました。改装を経て2012年に再オープンし、歴史的な建物の魅力と現代的な展示空間が融合。鉄道文化を伝える展示から、美術展まで幅広いジャンルの展覧会を開催し、年間を通じて多くの来館者を魅了しています。日本文化と近現代美術に関するユニークな展示が特徴です。
生誕120年 宮脇綾子の芸術 見た、切った、貼った
期間: 2025年1月25日(土)〜3月16日(日)
解説:
日本を代表するキルトアーティスト、宮脇綾子の生誕120周年を記念した回顧展です。宮脇が愛した日常の風景や食材、道具を題材にした作品は、彼女の繊細な感性と独特のユーモアが光ります。本展では、彼女が得意とした「貼り絵キルト」の技法を中心に、初期から晩年までの多様な作品を展示。キルト芸術の枠を越えて新たな表現領域を開拓した宮脇の全貌を知ることができます。また、宮脇の技術を再現した実演やワークショップも併催され、彼女の創作哲学と人間味あふれる表現に触れる機会を提供します。プロのアーティストにも、新たなインスピレーションとなる展示内容です。
* 宮脇綾子 *
経歴と作品の特徴:
1905年生まれ、京都出身のキルトアーティスト。日本の伝統的な素材やデザインを基に、西洋のパッチワーク技術を融合させた「貼り絵キルト」の第一人者です。作品の特徴は、食品や日用品を主題にしたリアリティと温かさ。代表作には「なすび」「ごはん」「傘」があり、日本の日常的な美の価値を発見させてくれる内容が多く見られます。
アクセス
名前: 東京ステーションギャラリー
住所: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1
電話番号: 03-3212-2485
最寄駅: JR「東京駅」丸の内北口より直結
* 合わせて立ち寄りたいおでかけスポット *
青葉のラーメン、本当に美しく、美味しそうです…
= 今週のおでかけ展覧会:西日本編 =
福岡アジア美術館
福岡アジア美術館は、1999年に福岡市博多区に設立されました。アジアの近現代美術に特化した世界唯一の美術館で、アジア地域の多様な芸術文化の保存と普及を目的としています。年間を通して約5000点の作品コレクションを公開するとともに、アーティスト・イン・レジデンス事業などの交流プログラムを展開し、国際的な芸術ネットワークの形成を支援しています。福岡の文化とアジアのアートをつなぐ拠点として、高く評価されています。
福岡アジア美術館開館25周年記念「ベストコレクションⅡ ―しなやかな抵抗」
期間: 2024年9月14日(土)〜2025年4月8日(火)
解説:
福岡アジア美術館が所蔵する名作を一挙に公開する特別展です。本展は「しなやかな抵抗」をテーマに、近現代アジアのアートにおける革新と伝統の調和を探求します。展示には、社会的メッセージ性や現代の課題を描く作品も含まれており、アジア地域の多様性と芸術的表現の奥深さが浮き彫りに。コレクションの中から特に注目すべき作品として、アフガニスタン出身のアーティストが手がけた政治的風刺画や、現代アーティストによるデジタルメディアを使用した作品が出展されています。展覧会を通じて、視覚表現を超えたアジア美術の革新と可能性を探ることができ、プロのクリエイターに新たな視座を提供します。
* アフガニスタン近現代美術作家 *
経歴と作品の特徴:
アフガニスタンの近現代作家たちは、伝統と現代技術を融合させる中で、政治的、社会的問題を巧みに表現する作風を持ちます。その多くは難民や紛争を経験しながら、自由とアイデンティティをテーマに作品を制作。中でもアズィズ・エルハーニーの作品は、明快なコンポジションと鮮烈な色使いが特徴で、アフガニスタン紛争下の人々の生活をユニークな視点で描きます。代表作品に「破壊された家々」があります。
アクセス
名前: 福岡アジア美術館
住所: 福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7・8階
電話番号: 092-263-1100
最寄駅: 福岡市地下鉄「中洲川端駅」直結
* 合わせて立ち寄りたいおでかけスポット *
とにかく安い焼き鳥屋さんで、びっくりしすぎました!仕事終わりに寄って帰りたいような、そんなお店です…
= 今週のおでかけ展覧会:ギャラリー・海外編 =
テート・モダン (Tate Modern)
テート・モダンは、2000年にロンドンのバンクサイド発電所を改装して開館しました。テート・ブリテン、テート・リバプール、テート・セントアイヴスと並ぶテート美術館の一部であり、世界中のモダン・コンテンポラリーアートを展示する場として広く知られています。特に「タービン・ホール」や「地下タンク」が特色で、大規模インスタレーションやパフォーマンスのためのユニークな空間を提供しています。
Materials and Objects
期間:常設展示中(無料)
解説:この展示では、1960年代以降のアーティストたちが、伝統的な画材に縛られることなく新たな素材や方法に挑戦した作品を紹介しています。彫刻からインスタレーションまで、各作品は素材の持つ特性を探求し、現代美術における「もの」の役割を考察させます。使われる素材は、日常品、再生材料、さらには工業的な素材まで多岐にわたり、それぞれのアプローチの中で生まれる独自の美学を体感することができます。
※入場は予約不要、無料です。
* シルド・メイレレス (Cildo Meireles) *
経歴:ブラジル出身のアーティストで、社会問題を鋭く捉えたコンセプチュアルアートを代表する存在。1948年生まれの彼は、感覚的な体験を観客に与えることを意図したインスタレーションで知られています。
特徴と代表作品:「バベル(Babel)」は、異なる年代や文化のラジオを積み上げたタワーで、人間のコミュニケーションとその限界に挑む作品です。他にも彼の作品は、政治的メッセージを込めたものが多く、観る者に問いかけを促します。
アクセス
名前:テート・モダン (Tate Modern)
住所:Bankside, London SE1 9TG
電話番号:+44 (0)20 7887 8888
最寄駅:地下鉄ジュビリーライン「サウスワーク (Southwark) 駅」から徒歩約10分
* 合わせて立ち寄りたいおでかけスポット *
僕が想像していたイギリスグルメ(フィッシュ&チップス)を大幅に超えていて、びっくりしました!コーンリブ、美味しそう!
= あとがき =
noteをご覧いただきありがとうございます。
![](https://assets.st-note.com/img/1737322080-wqk3EKlyRpOrVxAnm9NMZUG7.png?width=1200)
会社員の傍ら、上海で塗り絵本作家になりました、KENTA AOKIと申します。日本・中国を拠点に、個展をしたり、アジアやアフリカの子供たちと塗り絵イベントを行ったり、塗り絵本を出版したり、そういった作家活動を行っております。
作家活動を進める中で、美大卒でもない、若輩者の私は、“ アート ”に関して日々色々なことを学び、そのうえでアート作品を創るようにしております。というのも、“ 美大卒でもない ”というのが結構コンプレックスなんです。
ただ、そんなことを続けていく中で分かってきたのは、
「 アートを学ぶ方法って色々あって、美大の知識は勉強したらつけられるかも!? 」
「 アートって実は科学的かつ論理的で、むしろ理系向きかも!? 」
「 アートを届けるには、ビジネスの知識も必要なんだな 」
でした。
学べば学ぶほど、アーティストだけが“ アート ”を学ぶ・理解するのは非常にもったいないなと思ったのと同時に、もっともっと“ アート思考 ”を応用すると、おもしろいものやサービスが生まれるんじゃないかと思いました。
日々本を読み、実戦しながら、学んでいる僕がこれらを伝えていくことで、よりリアリティを持って、学びが共有できたら嬉しく思います。僕と同じ境遇にある方々に届き、共感頂けたら更に嬉しいです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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![KENTA AOKI @ 会社員 × 塗り絵作家 × ビール愛好家](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/113660200/profile_f894904516c5fa62cd0c04b0635082eb.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)